代理人記録
神戸まで”二郎系のドカ盛りラーメン”を食べに行ったその日の夜、急遽、叔父&叔母夫婦と食事に出掛ける事となった。で、毎年この時期には兄がくれるロシア産の蟹で、蟹三昧をするのが恒例となっているのだが、今シーズンは諸事情で蟹は無かった・・・。って事で、久々に明姫幹線沿いにある『和平』に行って蟹を食べよう!と言う事になり、お店に行ってみたのだが、流石に正月明け間も無いって事で、予約が一杯でカウンター席しか空いて無いとの事。
蟹を食べるのにカウンター席では食べ辛い?って事で、却下。諦めて他のお店に行く事となった。で、蟹がダメならフグにしようと、姫路にあるフグ料理専門店に電話してみたのだが、こちらも予約で一杯との事。こうなったら、もう何でもエエ!と言う事になり、お正月っぽくは無いが、久々にお好み焼屋さんに行く事になった。
![喃風/二見店 喃風/二見店](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/01/c7f63b6626a5.jpg?w=320&h=240)
こちらが今回行って来た、お好み焼き・どろ焼き・たこ焼き専門店『喃風/二見店』で、場所的には『喃風/東加古川店』の方が近い場所にいたのだが、個人的に店内の雰囲気が『東加古川店』より『二見店』の方が好きな事もあり、わざわざこちらのお店に来たのであった。で、お店入店時は午後6時半頃と言う事もあり、未だ空席があったので、難なく入店出来たのだが、その後直ぐに店内満席となり、後からやって来たお客さんは、空席待ちとなり待たされていた様だ。やっぱ正月シーズンって何処のお店も賑わっている様だ。
それは兎も角として、何時もの様に、私の好みの鉄板焼きを適当に何品かを注文!!!
まず最初に運ばれて来たのは、個人的にも大好きな”豚ぺい焼”で、お値段は御手軽な390円也。数年前に『喃風/東加古川店』に行った時に”豚ぺい焼”を頼んだら、何とお客さん自らが焼くスタイルで避難轟轟だった事があるのだが、『二見店』の”豚ぺい焼”はそんな事も無く、普通に焼かれた状態で運ばれて来た。ま、内容的には物凄くオーソドックスな”豚ぺい焼”で、雰囲気的には可も無く不可も無く・・・、って感じだったかな。
続いて運ばれて来たのは、最近、あちこちのお店で食べている”姫路ちゃんぽん焼”で、お値段は760円也。メニューの説明を読むと、そばは”天然地下水使用のオリジナルこだわりモチモチ麺!”との事。とは言え、うどんとの食感の違いを考えてか、私の大好きな極太な麺では無く、細麺タイプのそばだ。味的には、時々『喃風』の各店舗で食べている”焼きそば”と同じ様な味で、普通に美味しかった。あちこちのお好み焼屋さんで”焼きそば”を食べているが、個人的には”喃風の焼きそば”が一番好きかも(おっと、”某支店の焼きそば”はイマイチだった事があったっけ?)。
その次に運ばれて来たのは、甥っ子が大好きな鶏肉を使った”鶏もも塩焼”で、お値段は520円也。10数年前の、未だ『鶴橋風月』が今ほど多くの支店を構えて無い頃に、大阪梅田曽根崎通りの入口近くにあった『鶴橋風月』のお店で甥っ子と一緒に行った時に食べた”鶏もも塩焼”は、物凄くジューシーで美味しかったのだが、今回食べた、この”鶏もも塩焼”は、あまりジューシーさの無いカサカサ?な感じの鶏肉で、ちょっとイマイチだった?かな?
そして『喃風』と言えば決して外す事が出来ないのが”姫路名物のどろ焼”と、こちらの”鉄板たこ焼”で、お値段は590円也。この”鉄板たこ焼”は”どろ焼”とは異なり野菜は入っておらず、玉子が多めの生地にぷりぷりのタコが入った、お店的に言うと”丸くないオムレツ状の鉄板たこ焼”だ。『喃風』に来た時は、この”鉄板たこ焼”か”どろ焼”を食べないと、意味が無い?価値が無い?と言っても過言では無い人気名物メニューなのだ。
![喃風二見店鉄板たこ焼取り皿 喃風二見店鉄板たこ焼取り皿](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/01/1210.jpg?w=320&h=240)
てな事で、早速”鉄板たこ焼”をスプーンですくって、添付の特製和風出汁に浸けて食べてみると・・・、ウマ~!ご覧の通り、この写真だけを見ていると”明石焼き”を食べている様に見えなくも無いのだが、実際に食べた印象も限りなく”明石焼き”を食べている感覚に近い。が、元々のサイズが大き目の生地で焼いているので、中に入っているタコも、一つずつが大きくて食べ応えもあって、タコ好きには溜まらん!大阪に行くと、タコがはみ出た明石焼きのお店が何軒かあるのだが、そんなお店の明石焼きを食べている様な感じ?とも言える・・・。
そして、やっぱお好み焼屋さんに来て、ノーマル?な、お好み焼を食べないとあかんのとちゃう?って事で、途中で追加注文したのが、こちらの豚とろ使用したと言う”極み豚玉”で、お値段は690円也。上に乗っているのは”ふわふわ半熟卵”で、何が極み?なのかと言うと”何ともいえない食感の生地に、ふわふわの卵がたっぷりの究極のお好み焼”だから?らしい・・・。お好み焼の卵のトッピングと言えば半熟の目玉焼きが定番とも言えるのだが、この”ふわふわ半熟卵”は、これはこれで中々美味しかったかも。”豚玉”自体は割と普通の?と言うか、”喃風流のちょっと、生地が柔らか目のお好み焼”だったけど・・・。
で、個人的には昼間に”ドカ盛りのラーメン”を食べたせいで、此処までの料理で既にお腹は満腹に近かったのだが、甥っ子達は未だ食べれる・・・、って事で、最後の〆のご飯として頼んだのが、こちらの”モチモチの豚肉やプリプリの海老が入った塩味ベース”の”鉄板塩焼めし”で、お値段は590円也。お好み焼屋の〆のご飯物と言えば”そばめし”が定番?とも言えるのだが、何かソース物ばかりが続いたので、最後はちょっとあっさり味のご飯にしたかったのだった。で、お店の説明に寄ると”玉ネギの甘味が心地よいアッサリ風味が人気の秘密”の”鉄板塩焼めし”との事なのだが、味がどうのこうのと言う前に何かちょっと雑な感じの炒め具合。この頃は店内超満員で一番大賑わいしていた時間帯なので、焼き場も右往左往?と言うのか、フル回転してた事もあり、若干手抜き気味?と言う印象はしないでも無いが、まあ、味的にはそれなりだったので、取り敢えず、良しとして置こう・・・。
そんなこんなで、取り敢えず色んな種類の粉もん&鉄板焼きを食べたて、個人的には十分満足だったのだが、叔父や甥っ子が、デザートに冷たい物が食べたい!と言うので、叔父と叔母と甥っ子の3人はアイスクリーム?を食べる事となった。こちらは甥っ子が食べた”大学芋とバニラアイス”で、お好み焼屋さんで出て来るデザートと考えると、見た目は結構お洒落だ。大学芋が懐かしかったので、1個だけ摘まんで食べたけど、味は大体想像した通りの味だった・・・。
てな事で、この日は今年初の蟹が食べれる!と思ったのも束の間の夢と消え、あまりお正月料理らしく無いお好み焼三昧になってしまったのだが、それにしても未だ三が日が明けたばかり?って事もあってか、お店はファミリー客で大繁盛していた。そう言えば私は、あちこちにある『喃風』の各店舗に良く行っているのだが、基本的にランチタイムが多く、昼間の賑わいしか知らなかったのだが、夜もそれなりに流行っている?と言うか、お好み焼屋さんなので、やはり夜がメインって事なのかな?とは言え、”姫路名物どろ焼”としてTVにも時々紹介されてはいる物の、知名度はあまり上がって無い様な気はするが・・・。個人的には姫路や加古川近辺に美味しい明石焼きのお店が無い!って事もあり”喃風の鉄板たこ焼”は結構好きなんだけどなあ・・・。未だ食べた事無い方は、ぜひ一度お試しあれ!!!