代理人記録
そして大晦日の最大のイベントである”長渕剛Countdown Live”の日がやって来た。先行販売でも、一般販売でも入手出来なかった”Countdown Live”のチケットだが、甥っ子の祭り仲間・・・、と言うのか、私の町内の人から情報を貰い、急遽、当日券が入手出来る事となり、目出度く”Countdown Live”に参戦出来る事となったのであった。
で、Countdownって事で、開演は午後10時の予定。まずは昨日使い切ってしまった”勇次”用のクラッカーを買いに東加古川のドンキに寄ってクラッカーを購入!そのまま一路、”神戸ワールド記念ホール”へと向かう。
午後7時45分頃、”神戸ワールド記念ホール”会場前に到着!この日は寒気到来って事で、滅茶苦茶寒い。そんな中、当日券を求めて並ぶファンの長蛇の列が出来ている。我々も一応は当日券組みなので、状況が判らないまま列に加わる事に。しかし深夜にまたぐライブを前に、こんな事で体力を消耗するのは、あまりにもあほらし過ぎる!第一、電話予約してる我々が、列に並ぶ必要があるのか?そんな素朴な疑問をスタッフに確認すると電話予約した客は、それ専用の列が出来るので、この当日券を求めて並ぶ列には加わらなくても良いと言う話。
ある意味当然の事?って事で、列から離れたのだが逆に言うと、買えるか買えないか判らないのに、この糞寒い中、チケットを求めて並んでいるファンが大勢居るって事だ。ちょこっと電話をすれば並ばずにチケットが買えたのにねえ・・・。やっぱ情報網って大切よねえ・・・。ちなみに当日券の電話予約の情報をくれたのは、甥っ子の祭り繋がりの人・・・、って事で、実際は私の住む町内の人なのだ。これもまた不思議な話なんだけど・・・。
当日券販売待ちの列からは離れた物の、今度は居る場所が無い。最初はホール入口付近に腰掛けていたのだが、滅茶糞寒い!これから深夜をまたぐライブがあるっちゅうのに、こんな所で体力を消耗している場合や無い!って事で昨日も行った”オフィシャルグッズ販売特別会場”の”神戸国際展示場3号館”へ行って暖を撮る事に。
まずは昨日は撮らなかったグッズ売場中央の大段幕を背景に記念写真を一枚。グッズは既に昨日買ったので、とりあえずこの中で座って休んでいたら、同じように外が寒いからと、流れて来た客がこの会場内のあちこちで座りだして、さながら、震災の後の避難所のような光景だった。
で、このまま会場時間まで待とうと思っていたのだが、来る前に買った”勇次”用のクラッカーをまたまた車の中に置き忘れている事に気付き、再び車に戻り、今度は車の中でゲームをして時間を潰す・・・。
そしてチケット販売時間が近づいて来たので再び神戸ワールド記念ホールへと向かう。当日券のチケット売場の段取りが悪く、またスタッフの言う事も人に寄って違ったりとすったもんだあった物の、無事、当日券をGET!電話予約だったので最初から座席が決まっていた。そうと最初から知っていたらもっとゆっくりとチケット売場に来たのにね・・・。
で、手にしたチケットを見ると、昨日の”DVD Shooting Special Live”とはちょうど反対側の席。しかも列番号は10列と、これまた昨日と同じで前から二列目。流石に当日販売のサイドステージの見切れ席って事で、ステージ中央はやや鉄塔が邪魔になるが、どうにか隙間から長渕本人は見えそうだ。
それよりも何よりも、サイドのせり出しステージが、何とほぼ目の前。距離的に1~2mしか離れて無い。長渕と私の両方が身を乗り出して手を延ばせば握手出来そうな距離だ。昨日のサイドステージでもかなり近いと思ったけど、この位置はまさに第三種接近遭遇とも言えるような至近距離だ!まさか二日続けて、それも反対側で間近に剛と接する事になるとは夢のような出来事だ。そんな事で、席に着くなり行き成りのハイテンションで、隣に居たカップルとも意気投合!長渕話に花を咲かせていたら、そのカップルさん達、席が間違っていたとかで、ちょっと離れた場所に移動して行ってしまった・・・、可哀想・・・。
そしていよいよ開演時間の午後10時が近づくと、我々よりも更にサイド、と言うかステージからは斜め後方のファンからウェーブが起こる。途中で切れてしまうので、何度も何度もウェーブが繰り返された。まさに9月の大阪城ホールアリーナツアーファイナルの日の再現の様で、ホール内の客のボルテージも一気にマックス状態。外は極寒のようだったけど、コンサートが始まった後、最終的に熱気のせいで私もTシャツ一枚の姿になったのだった・・・。
そんな会場内の熱気に包まれ、長渕剛史上初のカウントダウンライブの幕が上がった・・・。
●12月31日(木) 「Countdown Live」
神戸ワールド記念ホール
開演22:15
01. SAMURAI
02. 青春
03. とんぼ
04. 情熱
05. 卒業
06. Blue Jeans
07. 君のそばに
08. かましたれ!(弾き語り)
09. 激愛(弾き語り)
10. 俺らの旅はハイウェイ(弾き語り)
11. わがまま・友情 Dream&Money(弾き語り)
12. てのひら(弾き語り)
13. 西新宿の親父の唄
14. 勇次
15. 蝉 -semi-
~途中、カットアウトして4秒前からカウントダウン~
~SHA-LA-LA歌おうとするも桜島に変更~
16. 桜島/SAKURAJIMA
17. 明日に向かって
18. 泣いてチンピラ
19. 女よ、GOMEN(歌中で衣装チェンジ)
20. YAMATO(カラオケ)
本編終了24:36
~新極真会・新保智選手登場:氷4段割り~
~アンコール 1 ~
21. Jungle Gym
22. JEEP(弾き語り)
23. 逆流(弾き語り)
24. DON’T CRY MY LOVE
25. クレイジーボーイ
26. SUPER STAR
~アンコール 2 ~
27. Myself
~長男・航くん登場・(ラップ)披露~
~アンコール 3 ~
28. SHA-LA-LA
29. STAY DREAM
~アンコール 4 ~
30. HOLD YOUR LAST CHANCE(弾き語り+コーラス三名)
31. 僕のギターにはいつもヘビーゲージ(弾き語り)
~アンコール 5 ~
32. 愛してるのに(ピアノ弾き語り)
終演26:04
”Countdown Live”って事でこの夏のアリーナツアー”FRIENDS”とは違う曲リストを期待したのだが、やはり、ある意味予想通りアリーナツアー”FRIENDS”の再現とも言える内容で、前日の”DVD Shooting Specal Live”と同じ。しかし前日のような音響機材の不具合もほとんど無く、剛も前日とは打って変わって終始上機嫌。オープニングからの”SAMURAI”、”青春”、”とんぼ”に続いて4曲目”情熱”の時、キターーーーーーー!!!、剛、キターーーーーーーー!!!!遂に剛がまさに目の前、お互いが手を延ばせば届く距離までやって来たあ!!!!!前日のライブ以上の接近遭遇だあ!!!!近くのファンが、タオルを投げると長渕がそのタオルを受け取り、またこちらへ投げ返してくれていた。それほど目と鼻の先に剛が居るのだ!!!”Countdown Live”来て良かった!!!!!
この後、前日と打って変わったかのような上機嫌な剛、そしてボルテージ最高潮のファンの熱気の中、粛々とラブが続く!そして待ちに待った”勇次”が始まった!!!するとまたもやキタッーーーーー!!!サイドステージ、キタッーーー!!!!この時は一番からのサビからやって来て、そのままサイドステージの柵に足を掛けたまんま唄い続ける!間奏の拳の突き上げ大合唱もサイドステージのままだ!そのまま唄は二番に突入!!!”勇次”のイントロが始まった時からスタンバイしていたクラッカーを片手に、その一瞬の時を待つ!!!そして唄も佳境に入り・・・、”撃鉄が落とされ~♪”、クラッカー!!!発射!!!!、何と剛の背中目掛けてのクラッカー発射だぁ!!!!クラッカーの中から飛び出た紙吹雪が剛の背中で舞い踊る!!!彼是20数年、”勇次”でクラッカーを鳴らし続けて来たが、剛目掛けてクラッカーを発射した事なんて、きっと二度と有得ない事だと思う・・・。剛、最高!!!!!!
その後、剛は再び、センターステージへ戻る・・・。そしてこれまた”蝉-semi-”の大合唱!!!唄が二番のサビになった時、甥っ子が私の方へ話掛けて来た!何?っと聞くと、サイドステージに用意されていたモニタの画面に新年を告げる数字のカウントダウンが始まっている。その数字を見ると後30秒ほどで新年を迎えてしまう!!!おいおい、剛、唄歌ってる場合ちゃうぞ!!!このまま、新年の瞬間を祝う事無く、ライブをやってしまうのか!!!それじゃあ、カウントダウンライブの意味無いじゃん!!!と思いつつも”蝉が鳴く!ちくしょうとぉ!!!”の大合唱は止まらない。このまま新年始まってまうぞ!と思った瞬間!!!
剛が合図をして唄も演奏もストップ!、行き成りのカウントダウンの秒読み開始、しかも4から・・・”4、3、2、1”、ドドーンっ!!!ステージサイドや前方から祝砲のクラッカーが打ち上がる!!!おおっーーーー!!!行き成りのカウントダウンと秒読みだったので”勇次”の際に温存していた残りのクラッカーの準備が間に合わず、私だけ、ちょっと遅れてクラッカー発射!!!
”行くぞっー!!!このまま行くぞっーーーー!!!、新年一発目SHA-LA-LAっ!!!”と唄い出したのだが、イマイチ客のノリが悪い!まあ”SHA-LA-LA”で乗れってのも・・・、と言うファンの気持ちを剛も感じたのか、すぐさまバックに支持を出して演奏ストップ!次に始まったイントロは来ました!出ました!”桜島/SAKURAJIMA”!!!!”SHA-LA-LA”で乗れなかった客も一気に最高潮!!!ホール割れんばかりの大合唱!そして観客全員で手を振る!!!このまま一気に行くぞ!って事で続いての曲は”明日に向かって”、”泣いてチンピラ”と続き、最後に静かにライトアップされた中で”YAMATO”を歌い上げ、ライブ本編終了!!!
上でも書いたように、この時点で私も汗びっしょり。ホールの外は年末の寒波到来で極寒のような寒さだったのが、嘘のように熱気むんむん!!!流石の”Countdown Live”って感じでここまでの2時間はあっと言う間だった。
そしてアンコールの手拍子の中、センターのせり出しステージにはどう見ても空手の演舞で観る氷割り用の氷柱が用意されている。誰が割るの?まさか剛?と言うざわめきの中、再び剛登場!
”俺の本当のマブダチを紹介します!”・・・、ん?まさか清原が出て来る?と言う期待とは裏腹に紹介されたのは”新極真会の新保智”・・・、って誰やねん???で、彼の氷柱4段割り・・・、これが一番下の氷が割れずそのまま退場。何となく気が抜けた状態のまま、アンコールの唄がはじまる。
この後、剛は何度かステージから去って行く仕草をしながらも、延々とアンコールの演奏が続く。そして、前日同様、またまたご子息の”長渕航”の登場!前日登場のタイミングで出て来なかったから、この日は登場しない物と思っていたのに、またまた現れたのだった・・・。まあ、折角なので、一緒に盛り上がってあげたけど、やっぱ場にふさわしく無い存在だったような気がする・・・。
そしてその後、新年一発目の曲として一旦は唄い始めたけど、直ぐに演奏を止めた”SHA-LA-LA”、そして前日は何故か演奏しなかった”STAY DREAM”の熱唱でアンコールも終了・・・、そのまま剛はステージから降りて行く・・・。
が、しかし、我々の居るサイドステージ側は剛が楽屋へ戻る側。その為、ステージから降りた剛の様子が全て丸見えなのだが、今回はアンコール終了後も楽屋へ戻る様子は無く、ステージを降りたところでスタッフと何やら打ち合わせ。流石に記念の”Countdown Live”って事で、このまま終わるような事は無く、ギター一本を片手に再び剛登場!!!普通のアーティストは、バックのバンドが用意していない曲を歌う事は有得ないのだが、その点、剛はギターさえあればバックバンド無しでも唄える貴重なアーティスト。てな事で、ここから先は完全にアドリブのアンコールのようだ。そしてギター一本で”僕のギターにはいつもヘビーゲージ”を唄い終えた後、またまたステージを去りつつも戻って来て、最後はピアノの弾き語りで、滅茶懐かしい”愛してるのに”を熱唱して、遂に”Countdown Live”の幕が閉じたのであった・・・。
神戸ワールド記念ホールの外へ出て来ると日付は変わり2010年1月1日、午前2時を廻っていた・・・。この日、我が人生の中で最高の新年の始まりを迎えたのであった・・・・・・。