代理人記録
今から5~6年前に、姫路花田にあるスーパーオートバックスの駐車場の一角に、その前にあった『ラーメンしな虎』のお店跡に『新・和歌山ラーメンばり馬』と言うお店が誕生した。丁度その頃、私は時々、和歌山へ行っていたのでこれも何かのご縁?と言う事で、4~5回程度食べに行ったのだが、そのラーメン屋さんは2年程で潰れてしまった・・・。
が、その『新・和歌山ラーメンばり馬』が、2年程前に、姫路大塩の『びっくりラーメン』跡地に再び進出して来たかと思うと、更には姫路御国野にあった『中華そば幸楽苑』の跡地に『ばり馬』と同じ系列グループのお店『濃厚つけ麺 風雲丸』をオープンさせ、そして今年になってからは姫路駅前のプリエの一角に『熟成細麺 宝屋』の跡地に、これまた『最強濃厚ラーメン ばり馬』が誕生。
何か、最近姫路ではラーメン屋さんが潰れると、その跡地に『ばり馬』グループのお店が入ると言う構図が出来つつあるのだが、今度は姫路野里の二本松交差点の近くに、これまた以前あった『ラーメン関白』(一時期は風水と名乗ってた?)の跡地に、鶏白湯ラーメンの専門店を開いた!と耳にしたので、またまた食べに行ってみた。
てな事で、こちらが今回行って来た”究極の鶏白湯ラーメン”と謳う『とりの助/姫路野里店』で、お店がある場所は以前『ラーメン関白』があった跡地だが、お店自体は以前あったお店を潰して、真新しく建てた店舗の様だ。10年ぐらい前にはこのお店の目と鼻の先には『ラーメン大統領』があったり、更に少し北へ上がると『ずんどう屋/姫路北店』やその他のラーメン屋さんが犇めく、ちょっとしたラーメン激戦区とも言える。
で、『とりの助/姫路野里店』の入口正面にはこの様な”究極の鶏白湯ラーメン”のこだわり?と言うのかスープの説明書きがある。この内容を読む限り、さぞや物凄く美味しいラーメンが出て来るのかな?と言う思いを抱かせるのだが、そこは何と言っても『新・和歌山ラーメンばり馬』や『濃厚つけ麺 風雲丸』の姉妹店だからねえ・・・。自ずと想像が着いてしまう?気もしたのだが・・・。
そしてこちらは『とりの助/姫路野里店』の店内の厨房の様子で、お店の真ん中辺りには対面になったカウンター席が、あり、窓側とお店入って直ぐ右手には4~6人ぐらが座れるテーブル席があり、結構店内は広い。以前あった『ラーメン関白』は喫茶店を改装したかの様な店内だったので、印象的には漸くラーメン屋さんの様なお店になった・・・、と言う感じ・・・。それは兎も角、この日は未だ午前11半前と、ちょっと早目の時間帯の訪問だったのだが、テーブル席はほぼ全て埋まっていた。てか、店内の座席数に比べると、駐車場の数がちょっと少ない様な気もするのだが・・・。
それはさて置き、こちらが『鶏白湯ラーメンとりの助/姫路野里店』のラーメンメニューで大きく二つに分けると”濃厚鶏白湯”系と”炊き出し鶏ガラ”系の二種類のラーメンメニューがある様だ。で、気持ち的にはオーソドックスな味が楽しめる”炊き出し鶏ガラ”系のラーメンが食べてみたい気がしたのだが、表の看板にデカデカと”濃厚鶏そば”と書かれていたので、今回が初訪問と言う事もあって素直に”鶏そば”を食べてみる事にした。
ちなみにこちらはラーメン以外の”つけ麺”や”餃子”とか”唐揚げ”等のメニュー。”つけ麺”のつけ汁は、鶏ラーメンのお店と言う事で、”鶏白湯+魚介”のスープらしい。その内、一回ぐらいは食べてみたい気がする・・・。その他、『ばり馬』や『風雲丸』ではあまり見掛けた事が無い”チャーハン”もメニューにある。そう言えば・・・、『風雲丸』の”石焼チャーハン”を食べてみようと思いつつ・・・、未だ食べて無いなあ・・・。
で、他にも姉妹店同様に”ランチメニュー”もあって、これまた定番の”豚ご飯”(他所では”豚めし”とか”チャーめし”だったが)とか”餃子ランチ”とか”唐揚げランチ”等のお得なセットメニューが並んでいる。で、一瞬ランチにしようかな?とも思ったのだが、どうせその内に、ホットペッパーのクーポンで、”餃子無料券”とか”唐揚げ無料券”等が付いて来そうな気がするので、今回は見送る事にした。ま、上でも書いた様に、姉妹店の方では”ミニチャーハンランチ”は無いので、ちょっと気にはなったのだけど・・・。
ちなみに、上でも書いた様に、この日、私が食べたのはこちらのお店の看板メニューとも言える”濃厚鶏白湯スープ”の”鶏そば”で、メニューに書いてある説明書きを読むと”丸鶏・香味野菜をコトコト10時間炊き出し、深いコクと香りを引き出した、コラーゲンたっぷり濃厚鶏白湯スープ”との事。雰囲気的に今年の春頃に、神戸西区(雰囲気的には西明石だが・・・)に誕生した”鶏専門らー麺しぇからしか かしわ亭のラーメン”に似ている様な気もするが・・・。
で、この新しいお店『とりの助』は先にも紹介した様に『新・和歌山ラーメンばり馬』とか『濃厚つけ麺 風雲丸』と同じ様にこの様な”漬物屋台”があり、数種類のお漬物が食べ放題になっている。しかもその中には、姉妹店ではあまり見掛けた事が無い”キムチ”もある。とは言え流石に私の大好きな”ばり辛漬け”は無かった・・・。流石に”ばり辛漬け”は『ばり馬』だけの専売特許?って事なのかな。それは兎も角、キムチも白菜も白ご飯に合いそうな、中々美味しいお漬物であった。
間も無くして運ばれて来たのが、こちらの”鶏そば”で、この日はwebクーポン持参したので”半熟味玉”は無料でトッピングされているので、お値段は650円。ご覧の通り、白濁色した文字通りの白湯スープだ。昨年の夏頃に”山陽自動車道三木SAで食べた鶏白湯らーめん”は”白湯”と言いつつ、限り無く透明なスープだったのだが、やっぱ白湯スープはこうで無いとねえ・・・(とは言え先に紹介した”鶏専門らー麺しぇからしか かしわ亭のラーメン”に比べると、濁り具合とかこってり感は若干控え目?と言う気がしないでも無いが・・・)。
で、その感じのお味の方だが、確かに濃厚と言うだけあってトロミはあるのだが、何かそれ以上得に何かを感じられるスープでは無く、可も無く不可も無く・・・、と言う感じ。スープの種類は違うのだけど、やっぱ『ばり馬』とか『風雲丸』と似た様な味?と言う気がしないでも無い。この味であれば、あっさり系ではあるが、西明石にある”ななまるの鶏白湯らぁめん”の方が遥かに美味しい様な気がする・・・。
そしてこちらは”鶏そば”トッピングされていた”とりの助ご自慢の厚切り炙りチャーシュー”で、お店が言う程の格別さは無い物の、存在感十分の厚切りチャーシューで普通に旨い!。このチャーシューだけは、グループ店、と言うのか姉妹店の『ばり馬』や『風雲丸』を一歩リードしている様な気はする・・・。
で、先にも書いた様に、この日はwebクーポン券持参で”半熟味玉”が無料になったのだが、二つにカットされずに丸々1個の玉子のままトッピングされていた・・・。って事は、そのまま”半熟味玉”に被り付くと、口の中に半熟の黄身がドバーッと飛び出るタイプか・・・、と思って楽しみにしていたのだが、実際に食べてみると、中から半熟の黄身が出て来る事は無く、被りついた跡を見ると、ほぼ完全に黄身まで固まったかの様な半熟味玉であった。まだお店が出来て間も無い頃だから、”半熟味玉”作りに失敗?したのか、はたまたこれがノーマルなのか定かでは無いが、折角、丸々そのままで載せているのだから、もっと半熟にした方がエエと思うのだけど・・・。
で、何だかんだと言いつつ”鶏そば”を完食してレジで会計して帰ろうとすると、何か過去に何度も手にした事がある気がする、この様なクーポン券が手渡された・・・。このクーポン券って・・・、『ばり馬』や『風雲丸』で配っていた内容とほとんど同じだ・・・。が、『ばり馬』や『風雲丸』のクーポン券は有効期間が結構短かったのだが、今回の『とりの助』で貰ったクーポン券は9月末までと、結構期間がある・・・。って事は、もしかするとこの券を使いに・・・、あるいはメニューにあった”炊き出し鶏ガラ”系のラーメンを食べに、また来てしまうかも知れない・・・。
てな事で、またまた姫路に誕生した新しいラーメン屋さん『白湯ラーメン とりの助』に行って来たのだが、その帰り道、系列グループ店と言うのか姉妹店である『濃厚つけ麺風雲丸/姫路御国野店』の前を通ると、ランチタイムの真っ只中だと言うのに、店内の客の姿はおろか、駐車場にも車の姿は全く無い・・・。新店をオープンさせるのも良いけど、先に既存店を何とかした方が良いんじゃあ無いのかなあ・・・。いっその事『風雲丸』も『とりの助』にしてしまうとか・・・。年に一回、看板を挿げ替えて”風雲丸->とりの助->ばり馬”とローテーションして、その都度、客に新しいお店が出来たのかな?と思わせて、客を呼び込むとかした方が・・・、と、この時は思ったのだが、ホットペッパーの最新号を見ると、この『風雲丸』は『ばり馬』になってるっぽいのだが・・・。個人的には『とりの助』にした方が良かったんでは?と言う気がするのだが・・・。