代理人記録
2017年の春から夏にかけての一時期、毎週の如く加古川鶴林寺へ行っていたのだが、2018年は猛暑だった事や別の理由もあって極端に行く機会が減った。とは言え相変わらず偶に行く事もあるしその周辺も散策するので、偶に毎度お馴染みの『濃厚豚骨ラーメン 弦流』を利用する事が多かったのだが、そのお店は国道2号線加古川消防署近くに移転してしまった。が、その後もお店の前を通る事が多く店舗跡地がどうなったかチェックしていたら、電柱の電飾看板?にその直ぐ近くにあった居酒屋さんみたいなお店が”石焼き穴子のひつまぶし”を販売していると宣伝していたので気になっていたのだが、この日ふとその事を思い出したので食べに行ってみた。
こちらが今回行って来た『千古の味 酒仙 とんぼ』と言うお店で、場所は先にも書いたように鶴林寺北交差点の直ぐ近くで、以前あった『濃厚豚骨ラーメン 弦流』の2軒北隣り辺りにある。それにしてもこの店名を見ると頭の中で思わず長渕剛の唄を口ずさんでしまうのは何故だろう・・・。
それはさて置き、こちらがお店の前と店内に置いてあった”石焼き穴子のひつまぶし膳”のメニューで、最初に店前で見た時は”穴子まぶし丼”にお造りや茶碗蒸し等が付いたセットしか無いのかと思っていたら、店内のメニューを見ると単品での注文もOK!!と書いてあったので、どちらを食べようかと思案した結果、魚がそれ程好きじゃ無い私にはお造りは不要かな?と考え単品で食べてみる事に決定!!!
ちなみにお店入口のボードにはこのような女子や年配のご婦人方が喜びそうな”旬彩弁当”と言うメニューもあって、こちらも若干気になったのだが、これまた誰がどう見てもお造りがメイン?っぽいような雰囲気なので、きっと私が食べる事は無いような気もする・・・。
で、間も無くして運ばれて来たのがこちらの”石焼き穴子のひつまぶし”で、”石焼きビビンバ”で使うような熱々の石鍋に入った”穴子まぶし丼”の他に”薬味・出汁あん”が付いてお値段は税込価格1188円也。税別で400円程プラスすると、お造りや茶碗蒸しやデザート等が付いて来ると考えると、そちらの方がお得だったかも知れない・・・。てか、実際に食べても若干ボリュームが足り無かったような・・・。
それはさて置き、こちらが”石焼き穴子のひつまぶし”単品のメイン料理である”穴子まぶし丼”で、パッと見た感じは偶に他のお店で食べる”穴子丼”っぽい雰囲気だが、当然の如く?熱々の石鍋に入っていて鍋が熱いうちに良く掻き混ぜてから食べてくれ?との事。ちなみに商品案内に寄ると”穴子飯を白ネギとごま油で香ばしく石焼き丼で焼きました。そのまま食べても、出し汁あんをかけて食べても・・・”との事だ。
で、”石焼きビビンバ”と同じように添付のスプーンで掻き混ぜた後の”石焼き穴子のひつまぶし”はこんな感じで、熱々の石鍋の割りには思った程のおこげは出来なかったが、偶に他のお店で食べる”鰻のひつまぶし”や”牛まぶし”等とは全く異なる見た目で、これはこれで何と無くウマそうな・・・。
それは兎も角として、最初に説明があった食べ方に従って先ずは”石焼き穴子のひつまぶし”をそのままお茶碗によそって食べてみると、ご飯自体が炊き込み風になっていて、それに穴子の風味や玉子のまろやかさが加わって、それが今まで食べた事の無いような食感と味わいで中々ウマい!
続いては、これまた”鰻のひつまぶし”や”牛まぶし”等と同じく”石焼き穴子のひつまぶし”に薬味を加えて食べるとあられの食感やネギの風味も加わってこれまたウマい!ただ何時もの事ながら薬味を追加しただけでは、それ以上の味の変化も無いのでこの食べ方はあっても無くてもエエような気もするが・・・。
そして最後は玉子が入ったとろとろの”出汁あん”を”穴子まぶし丼”にかけて食べたのがこちらの”石焼き穴子のひつまぶし”で、”出汁あん”の量がたっぷりあったので何と無く雑炊っぽくなったような気もするが、良くある”出汁茶漬け”とはまた違った今まで食べた事の無い食感の”石焼き穴子のひつまぶし”で、これはこれで中々ウマかった!
ちなみにこちらは”石焼き穴子のひつまぶし”に付いていた香物で、その内容は千枚漬けで大きなインパクトは無い物の普通に美味しかった!
てな事で、鶴林寺北交差点の直ぐ近くにある『千古の味 酒仙 とんぼ』で今回は”石焼き穴子のひつまぶし”を食べてみたのだが、”出汁あん”をかけて食べると言う一風変わった食べ方で、これはこれで中々ウマかった!そんな事もあってまた何時か、お造りや茶碗蒸しが付いた”石焼き穴子のひつまぶし膳”の方も食べに行ってみたいと思う・・・。