代理人記録
時々書いている様に、ちょっとした事情で月に一回ぐらいの割合で明石大久保方面へ行く・・・。で、その度に何処かに食事に出掛けるのが恒例になっているのだが、大久保周辺にはこれと言って食べたくなる様なお店が余り無いので、大抵の場合は西明石キャッスルプラザホテルの中にあるステーキハウスとか日本料理のお店、あるいは偶に明石まで行って『しゃぶしゃぶと日本料理の木曽路』等に行く事が多いのだが、この日はこれまた最近時々行く様になったシーサイドホテル舞子ビラ神戸の中にあるフレンチのレストランにちょっと気になるランチメニューがあったので、久々にそちらに行ってみる事にした。
こちらが今回行って来た、シーサイドホテル舞子ビラ神戸の本館の14Fにある『ダイニング&バー キーウエスト』で、この日は平日の午前11時45分頃の訪問だったのだが、明石海峡大橋が見渡せる窓際の席は既にほとんどお客さんで埋まっている・・・。どうにか一番奥の窓際の席が空いていたので、そちらに案内されたのだが、淡路島方面の景色を楽しむと言うよりは明石方面の景色を楽しむ?と言う様な席だったかな。それにしても1Fのバイキングのレストランは何時も流行っているのだが、このレストランがこんなに流行っているとはちょっと意外だった・・・。
そしてこちらが少し前にこちら方面へ来た時にチラッと見た事があるこのレストランの”16周年創業感謝祭”の期間限定で、しかもランチ限定で提供される”16th アニバーサリーランチ”と言うメニューで、その中の料理に私の大好きな”フォアグラ”が入っていたので、ぜひ一度このランチを食べてみたいと思っていたのであった。
で、まず最初に運ばれて来たのがこちらのアミューズで、パッと見た感じは食前酒でちょっとしたお洒落なカクテルでも出て来たのかと思ったのだが、その内容は”南瓜ムースとパプリカのバヴァロア”との事。で、そのお味であるが赤い色が人参をイメージさせるのだが、それはパプリカの色らしく何と無く不思議な味わいはあるが普通に美味しい。
ちなみに料理名が”南瓜ムースとパプリカのバヴァロア”な割にカボチャの色をして無いなと思いながら食べ進めて行くと、底の方はこんな風で、確かに”南瓜かぼちゃ”の存在感を示すように黄色くなっていた・・・。それに加えこの”南瓜ムース”部分はちょっと甘かった?かな?
そしてその次に運ばれて来たのがコース料理のオードブルっぽい感じのこちらの”フォアグラと鴨のテリーヌ プティサラダ添え”で、実物を見るまでは”フォアグラ”と”鴨のテリーヌ”と言う様な、要はテリーヌの上に”フォアグラ”がトッピングされている様な一品を想像していたのだが、ご覧の通り”フォアグラ”と”鴨肉”の両方を一度潰して固めたた様で、残念ながら”フォアグラ”トッピングでは無い・・・。とは言えテリーヌの中に”フォアグラ”っぽい物が入っていたので、もしや・・・と思って食べてみたが、残念ながら中に入っている物も練り物状になっていた・・・。”フォアグラ”に関して言えば、この日の前後にファミレスの『ガスト』で食べた”フォアグラ”の方が存在感もあったし、そこそこ美味しかった気がする・・・。とは言えこの”フォアグラと鴨のテリーヌ”も中々美味しい一品ではあったが・・・。
そんなこんなしていると、間も無くして”16th アニバーサリーランチ”に付いているパンと、最近他のレストランに行ってもパンに良く付いて来るオリーブオイルが運ばれて来た。ご存じの様に?普段あまりパンを食べない私なので、特にどうって事の無いパンだったけど何か2種類の味が楽しめてこれまた普通に美味しかったかな・・・。
それはさて置き、先にも書いた様に我々の後からも続々とお客さんがやって来た事もあって厨房が覚束無くなってしまったのか、この後20分近くの間、次の料理が運ばれて来る事無く延々と手持ち無沙汰状態で待たされる事に・・・。おかげで待っている間にパンを2個とも食べてしまいそうになったのだが・・・。
で、先に書いた様に20分近く待たされて漸く運ばれて来たのが、何と無くスープ替り?あるいはメインの一品目の魚料理であるこちらの”海の幸のポワレ ビスク仕立て”で、海の幸の内容はと言うと”鯛、たいらぎがい、海老”の3種類の様だ。個人的には魚は苦手だが、”鯛”は普通に食べれるし、貝柱や海老の様な魚の形をして無い物は結構好き!と言う事もあり、どの魚介類も中々ウマい!更にビスク仕立てのスープもこれまたウマい!長い間待たされただけの甲斐は有った?かな?
そしてその次に運ばれて来たのが、この日食べたランチのメイン料理である”牛サーロインのグリル 温野菜添え”で、その名の通りお皿の真ん中には100g位?のサイズの”牛サーロイン”のお肉が載っていて、その脇にはお皿の向こう側にポテト、手前側にはエリンギっぽいキノコの他にズッキーニと茄子と人参が添えられている。で、”牛サーロイン”のお肉にはたっぷりのソースがかかっていて、その他にもグリーンのペースト状の物も加わり全体的に何かの絵?を表している様で・・・、そうでも無い様な・・・。
そしてこちらがメインの”牛サーロインのグリル”で、ご覧の様にお肉の上にはたっぷりのステーキソースがかかっているので、肉自体の表面がちょっと見辛いが、如何にもグリルしましたと言う焼目が付いていて中々ウマそう!早速、お肉をカットして食べてみるとそこそこ柔らかくてステーキソースを絡めて食べると中々ウマい!雰囲気的には肉本来の味を楽しむと言うよりも、ステーキソースの味の方が前面に出ている様な感じだが、最近はパン屋さんのステーキとか、結着崩れのバラバラステーキ等を食べていた事もあって久々に美味しいステーキだったかな。
ちなみに”牛サーロインのグリル”の焼き加減はこんな感じで、ミディアムレアっぽく中々エエ感じ・・・。好みの問題だろうけと、個人的には前回訪問時に食べた”牛フィレ肉ステーキ”よりもこの日の”牛サーロインのグリル”の方が美味しかった気がする・・・。
そんなこんなでメイン料理の”牛サーロインのグリル”を食べ終えて一服していると、間も無くして食後のドリンクであるコーヒーが運ばれて来た。私はコーヒーを飲むと眠れなくなる体質なので、普段はコーヒーよりも紅茶を選ぶ事が多いのだが、この日は未だ昼間だし何と無くコーヒーの方が無難な気がしたのでこちらを選んだのだが、まあ普通に美味しいコーヒーだったかな。
そしてコーヒーの後に続いて運ばれて来たのが食後の”デザート”で、手前の丸っこい物はマロン風味のアイスクリームで、向こう側は”洋梨のタルト”?だったか何かそんな感じのスイーツで、上に円弧型で刺さっているのはチョコレートの様な物(しかも銀箔付?)。どちらも思った程の甘さは無く、甘い物はそれ程好きでは無い私にも中々美味しいデザートだった。
てな事で、毎月一回位の恒例行事?でまたまた明石大久保方面へ行ったので、この日はシーサイドホテル舞子ビラ神戸の中にあるフレンチのレストランに行って”16th アニバーサリーランチ”とやらを食べたのだが、一番期待した”フォアグラ”はテリーヌだったのでガッカリしたけど全体的にはどの料理も美味しくて丁度良いボリュームだった。この内容でホテルの舞子倶楽部会員になると2673円で食べれると言うので思わず会員にも加入したし、またこのホテルにランチかディナーでも食べに行こうっと!