代理人記録
新型コロナウィルス第5波の感染者数が9月になると急激に減って来た事もあって、兵庫県では”ふるさと応援!ひょうごを旅しようキャンペーン”ってが始まったので、淡路島にある『あわじ浜離宮』と言うホテルへ行く事になった!で、チェックインタイムの午後3時過ぎに無事到着した後、管内をチェックして廻ったり、部屋にある露天風呂に浸かったり、外に出て慶野松原を散策していると待望のディナータイムがやって来たので、いそいそと旬房「新淡 ARATAN」へ行く事に・・・。
こちらが今回の”夕食:季節の特選和懐石”の場であるエントランスホール真正面の奥にある旬房「新淡 ARATAN」で、公式案内によると”『淡路島の新しい食へ』との思いを込めて名前をつけた、旬房「新淡 ARATAN」”で”エントランスの先に広がる高く開放的なシーリング、海に沈み行く夕陽の緋色に染められた茜雲のような絨毯が印象に残るクラシカルなダイニング。目の前に広がる松原の木立や遠く波が寄せる浜辺の景色を眺めながら、沈む夕陽と共にお料理をお楽しみ頂きます”との事。ちなみに朝食も同じ場所だった。
ちなみに旬房「新淡 ARATAN」の大広間?の様子はこんな感じで、公式案内によると”テーブル席やカウンター席の他、半個室を設けたダイニングはあたたかみのあるファブリックの椅子が並びます。ラスの交わる音が響く高い天井には、ステンドグラスとノスタルジックなシャンデリアが。夕陽の光、そしてクラシカルな灯りが今宵の晩餐を演出します”との事。我々は半個室に案内されたので、残念ながら外の景色は見えなかったが、そもそも日が沈んだ後で外も暗くなっていたからどうでも良かったかな。
それはさて置き、こちらがテーブルの上に置いてあった”◆夕食:季節の特選和懐石”のおしながきで、コンセプトは”料理人は地元生産者の畑や漁場へ出掛け、旬を迎えた自然の恵みと出逢います。島の漁港に集まる地産の新鮮な魚介を基調に、島の大地で育った滋味溢れる淡路野菜や風味豊かな淡路牛をアンサンブル。四季折々に淡路島ならではの恵まれた食材を存分に活かした料理の数々は、味わうごとに色褪せることのない特別な想い出へと形をかえていきます”との事。当然の如く、料理内容はホテル予約時に選択するので、これ以外に3年とらふぐコースなんてのもあったが、個人的には伊勢海老&淡路牛がメインになったこちらの方が良かったのだった!
で、先ず最初に運ばれて来たのがこちらの”秋の恵みの前菜吹き寄せ”で、 ホテルを予約した時は”サクラマスの燻製・地蛸の柔らか煮・合鴨のロース煮ほか”と書いてあったが、先に紹介したおしながきには特に何も書いて無いので、多分食材の仕入れの関係で若干内容が変わったのかも知れない・・・。
それはさて置き、こちらが”秋の恵みの前菜吹き寄せ”のお皿の真ん中にあった料理と、お皿の一角にあった小鉢の中身はこんな感じで、料理の方は”地蛸の柔らか煮”をメインに野菜が何種類か盛られていて、小鉢の方は大根おろし入りの出汁の中に・・・、メインの具は忘れたが、椎茸等も入っていて、これを淡路島の地ビールを飲みつつ食べるとどちらも中々美味しかった!
そしてその次に運ばれて来たのがこちらの”焼茄子と淡路島えびす鯛の潮汁仕立て”で、その名の通りすまし汁の中に焼茄子と淡路島えびす鯛とかホウレン草等が入ったシンプルな料理だが、これまた出汁が美味しいので、これまた中々ウマかった!
そんなこんなで先に運ばれて来た前菜やらお椀を食べ終えて待っていると、間も無くして運ばれて来たのがディナーの定番の一つのも言えるこちらの”淡路島西浦の旬魚のお造り六種取合せ”で、ご覧の様に大皿に氷を敷き詰めその上にある金網の上にお造りが盛られている・・・。これを見て、此処2年間新型コロナウィルスの影響もあって全く食べに行って無い『京懐石 輝髙』(旧『生州割烹 輝髙』)の”向付”を思い出して、ちょっと懐かしくなったのだった・・・(コロナが落ち着いたらまた行こうっと!)。
ちなみに”淡路島西浦の旬魚のお造り六種取合せ”の内容はと言うと”淡路島えびす鯛・間八・戻り鰆・炙り蛸・海老・紋甲いか”で、”紋甲いか”は既に食べ終えた後に撮ったのでその姿が無いとの、”間八”(多分)は”炙り蛸”の影に隠れて見えないが、魚が苦手な私にも一切癖の無い身ばかりで、どれも中々美味しかった!
そんなこんなしていると、テーブル席の上に最初から用意されていた”天然伊勢海老と淡路島えびす鯛の和風ブイヤベース”の鍋のコンロに火を着けにスタッフさんがやって来たので、火が通り前の写真を撮ったのがこちらでその名の通り”天然伊勢海老”と”淡路島えびす鯛”が入ったシンプルな鍋だ。ところで”淡路島えびす鯛”を使った料理は三品目もあったので、旅行から帰って来てから”淡路島えびす鯛”の事をググってみたら南あわじ市の公式サイトによると”3つの海峡に囲まれた淡路島近海で獲れた天然マダイである。淡路島の熟練の漁師が水揚げしたマダイである。素材の良さを活かした料理法で提供される”との事。”えびす鯛”は加古川プラザホテルの1Fにあるレストランの”日替りランチ”で食べた事があったのだが、それは”淡路島えびす鯛”だったのかどうかは定かでは無い・・・。
それはさて置き、こちらが火が通って完成した?”天然伊勢海老と淡路島えびす鯛の和風ブイヤベース”で、ご覧の通り”伊勢海老”と言えばこの色艶!と言わんばかりの赤い色に煮上がっていてメチャウマそう!てかそもそも個人的に”伊勢海老”を食べるのは実に4年ぶり?位な事なのでメチャテンションが上がる!ま、強いて言うならばこう言った鍋では無く(”伊勢海老の土瓶蒸し”は別にして・・・)、そのまま焼いて食べるかお造りで食べるか天ぷらで食べたい気もするが・・・。
そしてこちらが”天然伊勢海老と淡路島えびす鯛の和風ブイヤベース”のメインの具である”伊勢海老”と、”伊勢海老”をお皿に取った後の鍋の中の様子で、この後”伊勢海老”の身を殻から外して食べてみると、プリプリとした食感に和風ブイヤベースの出汁の旨味が加わって中々ウマい!毎シーズン冬になると”日本海側まで松葉蟹を食べに行っている”が、”伊勢海老”も年に一回は食べたいと思った瞬間であった!
そんなこんなで久々に食べた”伊勢海老”の余韻に浸っていると、続いて運ばれて来たのがこちらの”旬魚の柚庵焼 ~鳴門金時の蜜煮を添えて~”で、旬魚は”淡路産ぼうぜ”との事。個人的に魚は余り得意としないので当然の如く?”淡路産ぼうぜ”と言う魚を見るのも食べるのも今回が初めてだ!とは言え、鱗の光方?を見ると食べる機会は無くても良かったのに・・・と言う思いもあったが・・・。
で、こちらが”淡路産ぼうぜ”を裏返した身の部分で、パッと見た感じは何と無くヌルっとした鰆の身のような・・・。で、一応焼き魚なので普通に食べれるのだが、焼きサバとかホッケ、あるいはサンマとも全く異なる味わいと食感で好みと言う点でも微妙・・・。とは言え、全て食べ切った自分を何と無くであるが褒めてあげたい・・・。
それはさて置き、”淡路産ぼうぜの柚庵焼”を食べ終えて待っていると満を持して運ばれて来たのが季節の特選和懐石コースのメイン料理であるこちらの”特選淡路牛の塩麹ロースト 彩り豊かな秋野菜添え 酢橘の和風ソース”で、ご覧の様にメチャ大きなお皿の真ん中に”淡路牛のステーキ”があって、その上にカボチャ、インゲン、エリンギ等の野菜がトッピングされていて、見た目も鮮やかだ!
そしてこちらが上に乗っていた野菜を横にどけた後の”特選淡路牛の塩麹ロースト”で、確か焼き加減が指定出来たと思うが御覧の通り見た目も美しいレアなお肉だ。で、先に紹介した写真等から判断すると雰囲気的に100gの量があるか無いかではあるが、これまでに結構沢山の料理を食べて来たので、最後に食べるにはこれぐらいが相応しい・・・。
で、早速この”特選淡路牛の塩麹ロースト”を食べようとした・・・、肉が増えた!!!それはさて置き、偶に食べに行っている『ステーキ宮』や『いきなり!ステーキ』等のタレやソースで食べるステーキとは違い、塩麹ローストと言う事もあってかタレ等は一切無いが、とても柔らかな肉の中に、しっかりとした肉の旨味があってこれがメチャウマい!肉を一切れ食べた後、思わず生ビールをもう一杯追加した程の美味しさだった!
そんなこんなで”特選淡路牛の塩麹ロースト”を堪能していると、間も無くして〆のご飯物である”御食事 御飯・赤出汁・自家製香の物三種”のセットが運ばれて来た。気持ち的にはもう少し生ビールを飲みたい気分だったのだが、肉と白いご飯の相性も良いので生ビールは諦め御飯を運んで来て貰ったのだった。で、この一見普通の白ご飯が”淡路米”を使っているからなのか、甘みの中に深い旨味があってこれまたメチャウマい!最近食べた白いご飯の中では断トツの美味しさだった!
そして全ての料理を食べ終えた後に運ばれて来たのがこちらの”パティシエ特製デザート”で、ゼリー状のスイーツ❓の上にアイスクリームがフルーツ等がトッピングされた、見た目も美しいデザートで、”伊勢海老”や”淡路牛”を食べた後のパンパンに膨れたお腹を癒してくれそうな優しい味のスイーツだった!