代理人記録
福島県に本店を置く『中華そば 幸楽苑』(今は『らーめん幸楽苑』と言うべきかも・・・)が姫路に進出して来たのは2005年の春頃で、その時は姫路市内のあちらこちらに一気に三店舗同時オープンさせたのだが、その半年後ぐらいに今度は加古川にも進出!しかも姫路にオープンした当初は一杯390円だった”中華そば”は最初は税抜価格390円だったのに対して、『加古川店』がオープンした時には何と税抜価格290円に値下げ・・・。その値段の安さと味と内容が受け、当時関西を中心に一世風靡していたラーメン1杯180円がウリの”びっくりラーメン”を廃業に追い込んだ最大の要因だとも言える・・・。が、流石にラーメン1杯290円では儲からないのか、あるいは経営戦略の失敗?で、その『加古川店』も遂に閉店!更にはステーキチェーンの『いきなりステーキ』のFC展開にも乗り出すなど、なりふり構わぬ展開に・・・。
そんな『幸楽苑』が”64周年創業祭”で”290円の中華そば”が”中華そばクラシック(Classic)”と言う商品名になって3年ぶりに復刻販売されると言うので、それに釣られて食べに行った後に”尾道らーめん”とか”青森発 煮干らーめん”とか”苫小牧発 味噌カレーらーめん”等の新商品が続々と登場したので毎週の如く食べに行ったのだが、今度は”幻のらーめん「㐂伝」の味を復活させ、数々のらーめん通をうならせた『㐂伝らーめん』”ってのが登場したので、それに釣られてまたまた食べに行ってみた。
こちらがまたまた行って来た『らーめん幸楽苑/ニッケパークタウン店』で、以前にもチラッと書いたが私が良く利用していた『加古川店』は木曜日限定で”金券半額返還フェア”をやっていたので、『らーめん幸楽苑』へ行くなら『加古川店』へ行く方がお得だと思っていたのだが、私と同じような思いの客が多かったのか、逆に?木曜日以外の日の客の入りに影響したようで残念ながら『加古川店』は閉店してしまったのだった・・・。ま、最大の要因は看板商品だった”290円の中華そば”を止めた事にあるとは思うのだが、確かにあの値段では儲けも少なかったろうから、どの道似たようなコースを辿ったのかも知れないが・・・。
そしてこちらが『らーめん幸楽苑』から期間限定で復活した”㐂伝(きでん)らーめん”のメニューで、公式案内に寄ると”幻のらーめん「㐂伝」の味を復活させ、数々のらーめん通をうならせた『㐂伝らーめん』”との事。個人的に『中華そば 幸楽苑』には2000年に姫路に進出来た時に初めて食べたので、当然の如く?”㐂伝らーめん”は食べた事が無いし、そもそもこの”㐂伝らーめん”の起源のお店があったとか言う福島県郡山と聞いても、私にはその昔に縁のあった某会社の工場があった奈良・郡山の事しか頭に浮かばない・・・(東北一周ツーリングで福島は通過したのだが、時間が無くて猪苗代湖の湖畔で休憩した記憶しか無いし・・・)。何れにしても最近登場した期間限定メニューの中では一番食べたいラーメンなので、迷う事無く”こってり㐂伝らーめん”の方を食べてみる事に決定!!!
で、こちらが実際に食べた”背脂入り こってり㐂伝らーめん”で、お値段は通常税込価格561円の処、”尾道らーめん”を食べた時に買った”らーめん定期券”(税込価格200円)利用で70円引きとなって税込価格491円也。パッと見た感じ背脂が沢山入っていて何と無く以前食べた”尾道らーめん”とか”青森発 煮干らーめん”にメチャ似ているような印象・・・。ちなみに商品案内に寄ると”大量の野菜と鶏ガラ、生肉を形がなくなるまで煮出したコッテリこくだし濃厚スープが特長のらーめん。一度食べたら忘れられなくなる深みのあるスープは、数々のらーめん通をうならせ「クセになるほど美味しい」を掲げる幸楽苑が満を持して復活させる逸品”との事。
それはさて置き、早速この”こってり㐂伝らーめん”を食べてみると確かに”尾道らーめん”とか”青森発 煮干らーめん こってり味”から魚介風味を抜いた感じの動物系濃厚スープで、私の大好きな背脂が沢山入っている事もあってか中々ウマい!個人的な好みから言うと、今の『らーめん幸楽苑』の看板商品である”新・極上中華そば”よりもこちらの方が好きな味かも・・・。
そしてこちらは”こってり㐂伝らーめん”にトッピングされていたチャーシューで、少し前に食べた”尾道らーめん”とか”青森発 煮干らーめん こってり味”と同じ・・・と言うのか今現在のお店の看板商品である”新・極上中華そば”や以前の看板商品であった”290円の中華そば”にトッピングされていた物と全く同じで可も無く不可も無く・・・。そう言えば格安ラーメンチェーン店の『スガキヤ』では一時期”でらチャーシュー”を言う割と本格的なタイプの物が登場した事があったが、『らーめん幸楽苑』でも一度その手の本格的なチャーシューを食べてみたい気がする・・・。
最後に・・・、”こってり㐂伝らーめん”の麺はこんな感じでこれまた今現在のお店の看板商品である”新・極上中華そば”で使われている麺と全く同じで可も無く不可も無く・・・。『らーめん幸楽苑』側から見ると自慢の麺なのかも知れないが、個人的に太麺が大好きなので一度で良いから太麺や平打ち麺を販売して欲しいような・・・。
てな事で、毎度お馴染みの『らーめん幸楽苑』で、”幻のらーめん「㐂伝」の味を復活させ、数々のらーめん通をうならせた『㐂伝らーめん』”が復活登場したので食べてみたのだが、以前食べた”尾道らーめん”とか”青森発 煮干らーめん こってり味”から魚介風味を抜いた感じでの濃厚こってりスープで、私の大好きな背脂も大量に入っていて中々美味しかった!そんな事もあって今度は背脂の入って無いシンプルな背脂無しの”㐂伝らーめん”を食べに行こう・・・と思いつつも、販売期間が短かったので流石の私も食べに行けなかった。また何時か復活販売された時に食べる事にしよう・・・(おまけ・・・、明日2月1日から”チョコレートらーめん”ってのが登場するらしい・・・。これまたちょっと怪しげなラーメンだ・・・)。