代理人記録
この日は土曜日ながら、早朝から某所へ呼び出されての打合せ。最初はそのまま帰ろうと思いつつ、何か天気がエエ日だったので、ちょっとドライブ気分になって、今年の初め頃に食べに行った”完全無添加天然塩ラーメン”のお店『小野塩元帥』まで行って来た。
こちらが2か月ぶりに行って来た”完全無添加天然塩ラーメン”のお店『小野塩元帥』。以前にも紹介したが、このお店は昨年の10月の末頃に、播州ラーメンのお店が犇めき合う小野に、突如?オープンした比較的新しい塩ラーメンの専門店だ。そんな事もあり、オススメは当然の如く”塩ラーメン”なのだが、『塩元帥』は元々、大阪で人気を博した醤油ラーメンのお店『総大醤』がプロデュースしたお店?って事もあり、メニューの中に”醤油ラーメン”があり、多分『総大醤』と同じ味?と言う期待もあって、前回訪問時からこの”醤油ラーメン”もぜひ食べてみたいと思っていたのだった。
で、この日のお店到着は正午前だったのだが、流石に土曜日のランチタイム直前って事で既に店内は大賑わい!で、例に寄ってお店の前では待ち客リストに名を連ねた大勢の客が入店待ちをしている。ただ客の回転は早く、それに手際よくテーブル席やカウンター席へ振り分けて案内している事もあって、約10分程待っただけで入店出来た。ま、10分の待ち時間をどうとらえるかに寄って感じ方が違うかも知れないが”もんどの行列”にすっかりと馴染んでしまった私には10分の待ち時間ぐらい屁とも思わなくなってしまった・・・。
ちなみに上で書いた様に、この日は土曜日だったのだが、お店の前には”平日お昼のサービスセット”のメニュー看板が立ててあった。土曜日にお得なサービスセットの提供があるのは結構良心的?かも。で、前回訪問時は、その後の予定もあり”塩ラーメン”を単品で食べただけだったのだが、今回は特に予定も無いのでこのサービスセットの中からちょっとお得そうな”チャーマヨ丼”がセットになった”Cセット”とやらを食べてみる事に・・・。
てな事で、ラーメン注文後、これまた前回同様に早速”無料食べ放題のキムチ”を取って来たのだが、辛いキムチを先に食べてしまうと舌が馬鹿になってスープの味が判らん様になってしまうので、これまた前回と同様に、ラーメンが出て来るまで我慢の子状態・・・。ちなみにこのお店の”キムチ”は普通に美味しくて、白いご飯と一緒に食べても旨いんじゃあ無いかな?と言う気がする。
そうこうしていると、まず最初に運ばれて来たのが、こちらのCセットの”チャーマヨ丼”。Cセットはラーメン代+100円なので、差額計算するとこの”チャーマヨ丼”は100円と言う計算になる。またまた比べて恐縮するが、”らーめん八角のランチのちゃーしゅう丼定食なら680円”なので、流石にそこまで安くは無い物の、八角以外のラーメン屋さんと比べると比較的良心的なお値段だ。(ちなみに、この記事を書いていて思い出したが、以前、姫路市役所の裏にあるラーメン屋さんでこれと似た”チャーマヨめし”ってのを食べた事がある。値段と内容を考えると、『小野塩元帥』の方が断然お得なのだが、それはチェーン店と個人経営のお店の差かな?)
てな事で、”醤油ラーメン”は未だだけど折角なので”チャーマヨ丼”を食べてみると事に・・・。他のラーメン屋さんで良く見掛けるチャーシューがそのまま乗った”チャーシュー丼”では無く、この”チャーマヨ丼”に入っているチャーシューは細かく刻んだ物だ。きっとチャーシューを作った時のヘタの部分を再利用?した感じかな?その細切れチャーシューに特製のタレと、更にその上からたっぷりのマヨネーズがかかったミニ丼で、基本的に誰もが好きなマヨネーズと、甘目のタレの相乗効果で普通に美味しい丼になっている。これで100円だと思うと、また次回、このお店に来た時も思わず頼んでしまいそうな気がする。
てな事で”チャーマヨ丼”をちょびちょび食べていると漸く運ばれて来たのが、こちらの”醤油ラーメン”で、お値段は単品価格だと680円也。ここ最近、”もんどの加古川ブラック”、”もんどの蔵出し醤油ラーメン”、”姫路塩町での醤油中華そば”、あるいは”京都の老舗の中華そば”等の”醤油ラーメン”を立て続けに食べて来たが、それらの”醤油ラーメン”とはまた違う、あるいは定番の播州ラーメンともまた違う、それでいて何か懐かしい気もする”醤油ラーメン”に見える。
で、この”醤油ラーメン”が『総大醤』と同じラーメン?と仮定した上で『総大醤』の説明に寄ると”ベースには黒豚や伊勢赤鶏、羅臼昆布など、厳選した食材のみを使用。ここにカツオ節など5種類からとった和風だしを加え、風味豊かなスープを完成”。との事。
あるいは別のグルメサイトの情報では”黒豚や赤鶏などの動物系に、カツオ節など2種の魚介と野菜を加えたまろやかなスープで、多くのラーメン好きを魅了する醤油系の名店。湯浅醤油の再仕込みで作るタレがスープを際立てる醤油ラーメンは、ちょっと濃いめに見えるスープの色からは想像できない、食べたあとに口の中に広がるほのかな甘さが心地よい”ともある。何やら味に期待をさせる文言が並んでいる?
って事で、早速、この”醤油ラーメン”を食べてみると・・・、播州ラーメンほど甘くも無いし、豚系の出汁もやや控えめな感じだが、最近流行っている魚介風味もありつつ、スープの表面にはこれまた私の好きな脂分も浮いていて、全体的に”醤油ラーメン”としては、そこそこ美味しい。と言うか、最近食べた”醤油ラーメン”の中では一番かも・・・。”塩ラーメン”も中々美味しかったけど、”醤油ラーメン”も結構いけてる気がする。
そして”醤油ラーメン”の麺はこんな感じで、これは前回食べた”塩ラーメン”の麺と同じ様な気がする。この麺はお店入口すぐ横にある製麺コーナーで打った自家製麺・・・のはずだが、そう言えば実際の麺を打っている処は、未だお目にかかった事が無い様に思うのだけど・・・、気のせいかな?
で、もう一つ気になっていたのが、こちらのチャーシュー。前回、このお店に初めて来て”塩ラーメン”を食べた時は、結構大きなチャーシューと言う印象があったのだが、この日、あらためてチャーシューを見ると、それほど大きなチャーシューでは無かった。
それでもチャーシューは結構分厚くて食べ応え十分で、味的にも中々美味しい。最近のラーメン屋さんは薄切りチャーシューのお店が多いので、この様な”ぶ厚切り”のチャーシューを出すお店はある意味、貴重な気がする。ちょっと前に食べた”もんどのもんジロウに入っていた極太のチャーシュー”、あるいは10年程前に、遥々、兵庫県北部の但東町まで食べに行った『壱学』の極厚のチャーシューがまた食べてみたくなる!そんな気にさせる、中々食べ応えのあるチャーシューだったかな。