代理人記録
月に一回は映画を観に行く事があるイオンシネマ加古川・・・と言うかイオン加古川近くにあったイタリアンのお店『麦収舎』が今年だったかに閉店し店舗跡地が更地になっていたのだが、遂最近その跡地に炭火ステーキと手ごねハンバーグのお店『ワンカルGRILL』がオープンした。以前にイオン加古川のレストラン街にあった『焼肉としゃぶしゃぶの但馬屋』が閉店して以来、映画を観に行った時に食事をするお店で困っていた事もあり、様子見も兼ねて早速食べに行ってみた。
こちらが今回行って来たイオン加古川近くに遂最近オープンした炭火ステーキと手ごねハンバーグのお店『ワンカルGRILL/加古川店』で、お店の名前を見ると想像が付く様に加古川米田にわるオーダーバイキング形式の焼肉店『ワンカルビ』とか、あるいはこのお店の西隣にあるこれまたオーダーバイキング形式のしゃぶしゃぶ店『きんのぶた』と同じ会社がやっている系列店の様だ。で、個人的には量より質を好む歳になったので、食べ放題のお店にはそれ程に関心は無いのだが、このお店はステーキ&ハンバーグと言う事で所謂最近何故か増えつつあるステーキチェーンの様なお店で、当然の如くお得なランチタイムも営業している。
で、お店が誕生して間もない間はきっとお店も混んでいるだろうと思い、少し早目に行ったら意外と道が空いていて丁度お店が開店する午前11時ぐらいに到着・・・。すると既に何台もの車が駐車場に停まっていて私が駐車場に車を入れている間にどんどんとお客さんが店内に吸いこまれて行く・・・。例に寄って人の事は言えないが、みなさん新しいお店が好きなのね・・・。
で、店内にはまだまだ半分以上の空席があったのだが、何やら入店したお客さん1組ずつに店内の様子とそのシステム?を案内している様で入口で名前を書いて待っていると、間も無くして順番が廻って来たのでスタッフの方に付いて店内へ入って行くと先ず最初にこの様な調理前のステーキ用のお肉を見ながら、それぞれのお肉の特徴を教えてくれた。と言いつつ私はこの様な写真を撮っていたので、ほとんど頭に入って来なかったが・・・。
続いて案内されたのは、お肉のショーケース横にあったこちらの炭火焼コーナーで、ご覧の様に此処でオーダーの通ったステーキを1枚ずつ丁寧に焼いているらしい・・・。確かにお客さんの見える処で焼いているので安心感はある様な気はするが、目の前にサラダバーがあるので、大半のお客さんは焼いている姿を見ずに背を向けている・・・とも言えるのだが・・・。
そしてこちらがお店の中央にあった全て国産野菜を使ったと言うサラダ、フルーツ、デザートが並んだサラダバーで、私が偶に食べに行く『ステーキけん』とか、あるいは以前行っていた『ステーキガスト』の様にステーキを頼めば無料で付いているのかと思いきや、何とサラダバーは別途380円との事。最初にこの様に見せつけられるからなのか、大半のお客さんがサラダバーも注文していた様だが、例に寄って食べ放題は元が取れないし、そもそもステーキ自体も安く無いのでセットで頼むとメチャ高いランチになりそうな気がしたので、今回は見送った。また安いランチを食べに来た時にでも頼んでみようと思う・・・。
それはさて置きこちらが『ワンカルGRILL/加古川店』のメニューで、このお店がオープンする前に公式サイトでメニューをチェックした事があったのだが、オープン直前になって加古川店用にメニューが別途記載される様になり、何が違うのかとチェックすると既存店にある”丼”とか”ビーフシチュー”等のメニューが無い様だ。更に何時か食べる事になるだろうと思っていた”トンテキ”も、加古川店では”ポークステーキ”になっている・・・。ま、呼び名が違うだけで中身は同じなのかも知れないが、”トンテキ”好きな私にはちょっと寂しい・・・。
それはさて置き、最初は以前にこのお店の前を通った時に看板に書いてあった”牛かつ”を食べてみようと思っていたのだが、先にも書いた様に入店時に、ステーキ用の生肉や炭火焼の鉄板等を見せられた後で、全然案内の無かった”牛かつ”を今更食べる気にもならない・・・。そんな事もあって迷った時はメニューの先頭に載っている物を・・・の教えの如く”炭火焼 ミスジステーキ”を食べる事に決定!!!
ちなみにこのお店にもプラス150円でセットメニューのごはんから変更出来る”特製ガーリックライス”も用意されていたので、一瞬食べてみようかと悩んだのだが、少し前に『ステーキ 宮』で食べた”ガーリックライス”の印象がイマイチだったのと、このお店の白ごはんは”近江米こしひかり”を使っていると書かれていたので、何と無く白ごはんの方がエエ様な気がしたので今回は変更せずだ。
で、先ず最初に運ばれて来たのはランチには無料で付いているこちらのスープで、具を見るとワカメが入っていたがメニューに寄ると確か”チキンスープ”と書いてあった様な・・・。で、そのお味はと言うと何と無く甘辛い濃い目のスープだが、当然の如く熱々なので普通に美味しかった。ちなみにこのスープがお替り出来るのかはメニューには一言も書いて無かったし、気の弱い私なので確認もしなかった・・・。そう言った点では少し前に食べに行った『ステーキ 宮』の飲み放題でしかも4種類もあったスープバーの方が楽しかった気がする・・・。
それはさて置き、間も無くして運ばれて来たのがこちらの”炭火焼 ミスジステーキ”のサイズ150gで、ランチタイムはセットメニューのお替り自由のごはんと、先に出て来たスープが付いて1260円也。ご覧の様に付け合せの野菜がポテトのみと、ちょっとボリュームが少な目だったので、思わず途中で白ごはんをお替りしたのだが、”近江米こしひかり”と言う以前に炊き立てで超熱々のごはんだったのでメチャウマかった!ちなみにステーキソースは5種類の中から選べたので、メニューにオススメと書いてあった”にんにく醤油ソース”をチョイスした。
そしてこちらがメインの”炭火焼 ミスジステーキ”で、そう言えば焼き加減は聞いてくれなかったなあ・・・と思っていたら運ばれて来た時の説明に寄ると私好みのミディアムレアで、後は添付のペレットで好きな様な焼き加減にして食べて頂戴との事。で、パッと見た感じは中々ウマそうなお肉なのだが、裏側を見ると真ん中辺りは窪んで居て”ミスジ”の名の如く、ちょっとした筋があった。とは言えお肉自体は柔らかく、添付の”にんにく醤油ソース”を浸けて食べるとメチャウマい!若干”にんにく醤油ソース”が焼肉のタレの様なちょっと濃い目の味だったので、浸け過ぎると肉の味が消えてしまいそうであったが、中々美味しい”ミスジステーキ”だった。
ちなみに”ミスジステーキ”のお肉はこんな感じで、先にも書いた様に真ん中に有った筋みたいな箇所を境に半分は薄く半分は厚い1枚で2つの味わいがあるかの様なお肉だった。それにしても”みすじ”を言えばメニューにも書いてあった通り、1頭の牛から少ししか取れない希少部位との事であるが、ステーキ屋さんに限らず焼肉屋さんでも結構置いていて、私も以前に『炭火焼肉 ごえ門』とか『肉の館 羅生門』でも食べたし、更にもっと以前には大阪北新地にある鉄板焼のお店で”ミスジの刺身”も食べた事がある・・・。本当に希少部位なのかなあ・・・と思ってしまうのだが・・・。
てな事で、イオン加古川店の直ぐ近くに私が好きそうな炭火ステーキと手ごねハンバーグのお店が誕生したので早速食べに行ってみたのだが、若干値段は高そうな気はするがこの日食べた”炭火焼 ミスジステーキ”は中々ウマかった!他にも沢山のメニューがあるし、何より最初食べ様と思っていた”牛かつ”もぜひ食べてみたいので、きっとこれからも何度も食べに行ってしまいそうな気がする・・・。でも当分の間は何時行っても一杯かな・・・。