代理人記録
少し前に買ったグルメパスポートの本に加古川平津にある『播磨水産/加古川平津店』が載っていたので久々に行って”高砂御膳”を食べたのだが、その時に店内に置いてあったメニューを見ると、海鮮料理がメインのお店にも関わらず何時の間にやら”加古川名物かつめし”を始めたり、あるいは十数年前に和歌山白浜温泉へ行った時に食べた事がある”くつ海老”と似た様な”うちわ海老”を使ったその名も”うちわえび汁”等のメニューがあった。丁度、グルメパスポートには300円の割引パスも載っていたのと、ちょっと興味が沸いたので後日食べに行ってみた。
![播磨水産/加古川平津店 播磨水産/加古川平津店](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/1133.jpg?w=320&h=240)
こちらがまたまた行って来た『播磨水産/加古川平津店』で、前回訪問した時は休日だったので正午前から店内は大賑わいしていたのだが、流石にこの日は平日と言う事もあってか入店時は比較的空いていたのだが、その後続々とお客さんがやって来て正午前には満席になっていた様な・・・。以前あった『ステーキ けん』と比べると雲泥の差がある様な・・・。
![播磨水産加古川名物かつめし(牛肉)のメニュー 播磨水産加古川名物かつめし(牛肉)のメニュー](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/2129.jpg?w=320&h=240)
![播磨水産うちわえび汁のメニュー 播磨水産うちわえび汁のメニュー](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/3125.jpg?w=320&h=240)
それはさて置き、こちらが店内に置いてあった”加古川名物かつめし(牛肉)”のメニューと”うちわえび汁”のメニューで、先にも書いた様に”うちわえび”は、10数年前に行った和歌山白浜温泉旅行の際にホテルの近くにあった寿司屋さんで食べた”くつ海老”と同類?の海老で、メニューにも書いてある様に”伊勢エビ”よりも旨いと言われている貴重な海老なのだが、白浜温泉で食べた”くつ海老”は当時でも時価でしかも5~6人分が食べれる大きさだった事もあり多分1匹1~2万円程したはずなのだが、この”うちわえび汁”は何と500円だ!しかも、”かつめし”に付いている”みそ汁”をこの”うちわえび汁”に変更した場合は400円で食べれると言う事なので、折角なので食べてみる事に決定!!!
ちなみに数年前までこのお店の直ぐ近くの加古川米田にあった『えび名人』では何と伊勢海老が一匹380円だった・・・。と言っても今まで一度も目にした事の無いミニ伊勢エビだったのだが、ちょっと懐かしくなったのでその過去記事を見てみたら、その時そのお店で”ウチワエビの天ぷら”なる物を食べていた。どうやらその時は海老の殻が添えられて無かったので印象が薄く記憶に残って無かった様だ・・・。やっぱ”うちわえび”を食べる時は絶対に殻も添えて欲しいよなあ・・・。
![播磨水産かつめしとうちわえび汁 播磨水産かつめしとうちわえび汁](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/4124.jpg?w=400&h=300)
それはさて置き、間も無くして運ばれて来たのがこちらの”かつめし(牛肉)”と”うちわえび汁”で、それぞれの税込価格が1382円と432円なので合計金額は1814円なのだが、今回は”ぐるパス”利用で300円引きとなり税込価格1514円也。ご覧の通り”うちわえび汁”は結構大き目サイズのお椀に入っていてパッと見た感じいはボリューム満点のセットだ!
そしてこちらがこのお店の”加古川名物かつめし(牛肉)”で、写真ではその大きさが伝わり難いが中々のビッグサイズの”ビフカツ”が載った”かつめし”だ。で、そのお味であるが何と無く市販されている”かつめしのタレ”を使った様な味で老若男女誰もが食べ易い甘口系の味で普通に美味しいのだが、それ以上の物でも無い。この辺りは食べる前から大体想像が付いていたので特に驚くべき事では無いが、値段を考えると一回食べればそれで十分な味かも・・・。
そしてその”かつめし”の牛肉はこんな感じで、海鮮料理専門のお店にしては割と本格的なジューシーな肉で味もしっかりとしていて中々美味しかった。そう考えるとやっぱり”かつめしのタレ”の味がポイントだったかも・・・。
![播磨水産加古川名物かつめしのサラダ 播磨水産加古川名物かつめしのサラダ](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/e12.jpg?w=320&h=240)
ちなみにこちらは”かつめし”に付いていた”サラダ”で、ご覧の様にトンカツとかに添えられている様な千切りキャベツが主体のシンプルな内容で、これにあっさりしたドレッシングが掛かっていたが、味的にはどうって事の無い印象だったかな。
そしてこちらが”かつめし”に付いている”みそ汁”をプラス400円追加で変更した”うちわえび汁”で、メインの”うちわえび”は食べ易い様にブツ切りされているので、パッと見た感じは偶に食べる機会がある”かに汁”とか”伊勢海老の赤出汁”っぽく見えるが、その他に”アサリ”が3~4個入っていたりエノキ茸やワカメ等も入っていて結構具沢山だ。
そしてこちらが”うちわえび汁”の命とも言える”うちわえび”の身で、実際に食べれた?のはこのお腹部分の身しか無かったのだが、それ自体はそこそこの大きさがあり、プリプリとした食感で甘味と旨味があって確かにメチャウマい!何年か前にこの近くにあったお店で食べた”ウチワエビの天ぷら”は記憶に残って無いレベルの味だったが、今回食べた”うちわえび”は確かに美味しかった気がする・・・。
![播磨水産うちわえび汁 播磨水産うちわえび汁](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/a17.jpg?w=400&h=300)
ちなみに折角なので”うちわえび”の頭部分も食べてみようかと思い一応はチャレンジしてみたのだが、箸が入る様な太さは無く身をほぐり出す事は出来なかった・・・。てか実際に頭の中を見ても身が詰まっている様子は無かったが・・・。歯が丈夫だったら殻ごと噛み砕いて食べる事も・・・、する訳無いか・・・。
![播磨水産うちわえび汁 播磨水産うちわえび汁](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/b16.jpg?w=400&h=300)
最後に・・・、折角なので食べ終えた後の”うちわえび”の殻を取り出して全体像を復元してみた・・・。これを見た限りでは、大きさは全然違うが確かに10数年前に白浜温泉にある鮨屋で食べた”くつえび”と似ている様な・・・そうでも無い様な・・・。てか、ちょっと違う種類と言う可能性の方が大きいかも・・・。
![播磨水産うちわえび汁 播磨水産うちわえび汁](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2015/10/c15.jpg?w=400&h=300)
そしてその”うちわえび”の殻を裏返して見るとこんな感じで、何と無くカブトガニに似ている様な・・・、あるいはSF映画『エイリアン』に登場するフェイスハガーにも見えなくも無い・・・。
てな事で、少し前に買ったグルメパスポートの本に『播磨水産/加古川平津店』が載っていたので、それに釣られて”高砂御膳”を食べに行ったらメニューの中に”加古川名物かつめし”とか”うちわえび汁”があったのと、”ぐるパス”の本に300円の割引券も付いていたのでまたまた食べに行ったのだが、”かつめし”は兎も角として”うちわえび汁”は確かに中々美味しかった気がする・・・。が、そうなると久々に”くつえび”も食べてみたくなって来たのだが、この近辺で”くつえび”が食べれるお店って・・・、無いよなあ・・・。