代理人記録
少し前に甥っ子を連れて”フカヒレの姿煮”を食べに行ったばかりだったのだが、甥っ子は未だ長期休暇中と言う事でもう一度何処かにランチを食べに行こうと言う話になった。で、この日は甥っ子嫁も時間が空いていたので甥っ子夫婦共々食事に連れて行く事になった。で、向かう先は以前から時々話をしているJR姫路駅前にある銀行跡の建物を利用したレストラン・・・。中々実現しない某婦人会のお食事会であるが、甥っ子夫婦にもそのレストランの事を何度か話をしていたので、ぜひ一度行ってみたいと言う事で早速行ってみる事になったのであった。
こちらがまたまた行って来た『アルモニーアッシュ』で、お店があるのは姫路山陽百貨店の通りを挟んで北側の真横にあるので、駅からお城方面へ向かう時には必ず目にする建物なのだが、この建物がレストラン・・・と言うのか結婚式場である事を知っている人は少ない様な気がする・・・。
ちなみにこちらは『アルモニーアッシュ』の1Fの様子で、入口入って直ぐ正面はこんな感じのカフェコーナーになっていて、結婚式がある日は来賓客や招待客等の待合コーナー化しているが、そうで無い時は普通にちょっとお洒落な喫茶店?として利用する事が出来る。私は甘い物はそれ程に好きでは無いので、それ以上深く観察する事はしなかったのだが、入口近くには美味しそうなケーキ類が入ったショーケースが置いてあった様な・・・。
そしてこちらが3Fにある『アルモニーアッシュ』のレストランのフロアで、前回来た時は端っこの席で、しかも隅っこにあるピアノを正面にして座られていた?事もあって、店内の様子を良く見る事は出来なかったのだが、ご覧の通り中々お洒落で豪華な雰囲気のレストランだ。ま、正に結婚式の披露宴の場をイメージして貰うと雰囲気は判るかな。ちなみにこの日は正午過ぎの訪問だったのだが、既に店内には数組のお客さんが食事をしていたし、我々の後からも時たまであるがお客さんが入って来た。意外と?知っている人は知っている人気のレストランの様だ。
そしてこちらがレストランの最大の特徴であり、食事をしながら見る事が出来るガラス張りの中のキッチンの様子で、今回我々がこキッチンの目の前のテーブル席に案内された事もあり、料理が運ばれて来る合間や食事中にも時々ジロジロ見ていたのだが、偶にシェフの目線が合う事があり、その度に会釈で挨拶したり苦笑いしたり・・・。この様子を見ながら食事を楽しむ!と言うのが、このお店に来た時の最大の特徴だと言う気がする・・・。
それはさて置きこのレストランには1700円ぐらいからのお手軽?なランチコースもあるのだが、どうせ滅多に来る事は無いし・・・って事で前回と同様に季節限定のメニューを食べる事に・・・。で、こちらが3月4月の限定プランメニューで、その内容はと言うと、今回は姫路城オープンを記念して”兵庫県産の食材を味わうプロモーションコース”らしい・・・。が、メイン料理を見ると、プラス800円で”アルモニー契約牧場から仕入れた「国産牛のステーキ」”に変更が出来るらしく、甥っ子がそれを見るなり”肉がエエ!”と言うので、甥っ子はその”国産牛のステーキ”を、私と甥っ子嫁はそのままの”百日鶏腿肉”を使ったメイン料理を食べる事にした。その他、昨年の12月頃に来た時には、このコースにはスープは付いて無かったのだが、この日のメニューを見ると300円でスープが追加出来ると書いてあったので、これまた折角だしスープが無いのも寂しいかな?と思いスープも追加してみた。
で、先ず最初に運ばれて来たのがこちらの”兵庫県産の食材を味わうプロモーションコース”の”前菜”で、メニューの説明に寄ると”兵庫県で獲れたホタルイカと海の幸のサラダ仕立て 温泉卵とアンチョビ風味のドレッシング”との事。ご覧の様に普段目にするサラダとも前菜料理とも全く異なる、見た目にもお洒落な一品だ。が、使われている野菜類が何と無く草っぽい感じの物が多く、実際に食べても草を食べている様な感じだったけど・・・。
そしてこちらは”ホタルイカと海の幸のサラダ仕立て”の中に入っていた魚介類で、メインは文字通り”ホタルイカ”の他に”サーモン”とか”マグロ”の刺身?カルパッチョ卯?等も入っている。ちなみに”ホタルイカ”と言えば今話題の北陸石川県とか富山県の日本海の名物で、私も20年位前に月に1回位の割合で金沢へ行っていた頃に、時々食べた事があるのだが、その”ホタルイカ”が兵庫県で獲れる(日本海側?)のは意外だが、流石に”サーモン”や”マグロ”は兵庫県産では無いだろう・・・。
ちなみに”ホタルイカと海の幸のサラダ仕立て”にはこの様な”温泉玉子”もトッピングされていたのだが、草っぽいサラダやカルパッチョに”半熟の玉子”が合っているのかどうかちょっと微妙(でも以前に『くら寿司』で食べた”特製玉子だれで食べる 海鮮丼”は似た様なもんか?)だったし、それ以前に”半熟トロトロの黄身”が流れ出して少し食べ難くかった様な・・・。スプーンでもあったらもうちょっと食べ易かったかも知れない・・・。
そんなこんなで前菜のサラダを食べ終えてひと息ついているとコースのパンが運ばれて来た。1つは定番のフランスパンで、もう一つは何かクルミかゴマ?みたいな物が入った柔らかいパンだ。ちなみにパンはお替り自由だったが、私は最初に運ばれて来たこの2個だけで十分だったかな。
そしてその次に運ばれて来たのがこちらの別途追加注文した”本日のスープ”で、お値段はプラス300円也。で、その内容はと言うと、この日は”コーンポタージュ”との事だが、このスープは他のメニューにあったカジュアルランチとかレディースランチと共通の事もあってか、兵庫県産の食材とは全く関係の無い割とオーソドックスな内容のスープだ。とは言え、最近は加古川プラザホテルのランチのスープばかり飲んでいる事もあってか、同じ”コーンポタージュ”でも中々美味しいスープであった。
で、スープを食べ終えて一服していると間も無くして運ばれて来たのがこちらの魚料理で、その内容はと言うと”兵庫県の海で獲れた白身魚のポワレと淡路産 菜の花のフリット クレソンのクーリと軽いバターソース”との事。何やら長ったらしい料理名なのと、実際に食べた時は料理名を聞いた様な気もするがはっきり覚えて無いのだが、”クレソンのクーリ”がどれを指しているのかイマイチ良く判らない・・・。てか、雰囲気的には”菜の花のフリット”も飾りでは無く一つの料理として数えられている様だ・・・。
そしてこちらが”菜の花のフリット”の下にあった”兵庫県の海で獲れた白身魚のポワレ”で、魚の種類は何と無くであるが前回食べに来た時に食べた魚料理と同じく”スズキ”の様だ・・・。魚嫌いの私ではあるが、白身魚は普通に食べれるし実際に食べても何と無く”鯛”に似た味わいで美味しく食べたけど、それでも”鯛”には無い癖が少しあった様な気がしないでも無い・・・。
そして魚料理の後は、いよいよこの日のメイン料理とも言える肉料理で、先ず最初に運ばれて来たのは、甥っ子が選んだこちらの”アルモニー契約牧場から仕入れた「国産牛のステーキ」シェフお勧めのソース”とやらで、お値段は”兵庫県産の食材を味わうプロモーションコース”代2700円に、別途プラス800円也・・・。パッと見た感じは100g前後のステーキだが、私好みのミディアムレアに近い焼き加減で色艶も中々美しい!で、一足先に食べた甥っ子が絶賛する程、美味しい・・・らしい・・・。
そしてこちらが私が選択した・・・と言うよりか”兵庫県産の食材を味わうプロモーションコース”の本来のメイン料理である鶏料理でその内容はと言うと”兵庫県産 百日鶏腿肉の「ガランティーヌ」 スモークチーズの香り”との事。で、個人的には”ガランティーヌ”と言う料理は今回初めて食べた気がするが、Wikipedhiaの説明に寄ると”主に鶏肉や魚肉等の骨を除いて詰め物をしたものを低温で茹でてアスピックで覆い、冷たくして提供するフランス料理”なんだとか。メニューの中に”百日鶏”と書いてあったのを見た時は、もっとシンプルな鶏肉の一枚物の料理が出て来るのだと思っていたのだが、全然イメージとは違っていた・・・。
それはさて置き、早速この”百日鶏腿肉のガランティーヌ”とやらを食べてみると、何やら刻んだ野菜が入ったパティ状の物を鶏肉で巻いた様な感じの料理で、少し甘目のソースに絡めて食べると普通に美味しい・・・。が、普段余り口にした事の無い料理だった点や頭の中では一枚ものの鶏肉の照焼みたいなイメージがあった事もあって、少し複雑な味とも言えなくも無い。雰囲気的には一度食べれば十分かな・・・と言う料理かも・・・。
ちなみに私が選んだ”百日鶏腿肉のガランティーヌ”と、甥っ子が選んだ”国産牛のステーキ”を一切れ交換して食べて見たのだが、確かに国産牛と言う事もあってか、肉自体がとっても柔らかくてメチャウマいのだが甥っ子が絶賛する程でも無い様な・・・と言うか、個人的には見てくれとボリュームはイマイチだったが、少し前に『ロイヤルホスト』で食べた”アンガス サーロインステーキ”の方が肉の味がしっかりとしていて美味しかった様な気がする・・・。
で、各人それぞれが選んだメイン料理を食べ終えると、この日食べた”プロモーションコース”に付いている食後のデザートが運ばれて来た。メニューの説明に寄ると”桜風味のパンケーキ 豆の煮込み”との事なのだが、実際に食べた時は手元にメニューが無かったので上に載っているのは磨り潰したポテトかな?と思って食べたのだが、それが”豆の煮込み”だった様だ。でも実際に食べてもポテトみたいな味に感じたけど・・・。
そしてこちらが”桜風味のパンケーキ”の断面の様子で、外から見ても桜色と言うのかピンク色をしていたが、パンケーキ自体も桜色していた。で、これにトッピングの”豆の煮込み”や”アイスクリーム”を浸けて食べると中々ウマい!個人的にはパンケーキはモシャモシャした感じがして滅多に好んで食べる事は無いのだが、中々美味しいパンケーキだったかな。でも見た目以上にボリュームがあって、途中から若干食べ飽きて来たけど・・・。
そして最後は食後のドリンクも付いていて、コーヒーかムレスナティーとかが選べたのだが、普段なら何やら怪しげなムレスナティーを選択する処ではあるが、名前がちょっと怪しげだったのと少し前に”フォアグラのパイ包み焼きを食べたレストランで飲んだハーブティー”が、ちょっとせいが無かった気がしたので、今回も無難にホットコーヒーを飲んだのだった。内容的には極々普通のコーヒーだったけど、お店の雰囲気とかの事もあって中々美味しいコーヒーだった気もする・・・。
てな事で、この日は甥っ子夫婦と一緒にまたまた姫路駅前にある元銀行の建物を利用したレストランに行って来たのだが、料理自体は普段余り口にした事の無い創作料理っぽい感じの物が多かった気はするが、前回訪問時はじっくりと見る事が出来なかった店内は期待通り?中々お洒落で雰囲気も抜群だった。また今度機会があれば、お手軽料金のカジュアルコースのランチを食べに行ってみようと思うのであった!