代理人記録
北海道旭川と言えば昔からラーメンの街として有名だ。私もオートバイのソロツーリングで北海道を一周した時、あるいはマイカーの一人旅で北海道を一周した時も、わざわざ旭川に寄ってラーメンを食べに行った。その20数年前にオートバイでソロツーリングをした時に食べに行ったのが、『旭川らぅめん青葉』と言うお店。で、その時はYHで知り合った、同じくソロツーリングをしていた男子と女子の二人を巻き込んで旭川へとラーメンを食べに行ったのだが、最初にお目当てにしていたお店が定休日で入れ無かったので、致し方が無く、2軒目のお店の候補店として入ったお店が『旭川らぅめん青葉』なのだった。
が、一歩店内に入ると壁一面には有名人のサイン色紙がびっしりと貼った、超有名超人気店だった様で、やや狭い店内だった事もあり、3人でカウンター席に座ると、行き成り店主から”兄ちゃんらあ、どっから来たん?何見て内の店知ったん?”と話掛けられ、まさか一軒目の店が閉まって来たから、こっちへ来た・・・、とはよう言わずに、ラーメンが美味しいお店だと聞いたので、このお店に来ました・・・、とヨイショをしたのだが、そこからトークが弾み、結局、お店に入ってから約1時間ちょっと、店主と我々3人(ま、その大半、話をしていたのは私だが・・・)とで話をし、挙句に最後は店先に出て店主と一緒に記念写真を撮ったのだった。
我が人生で、ラーメン屋の店主と並んで記念写真を撮ったのは、後にも先にもこの『旭川らぅめん青葉』のみだ。ま、10年程前に、兵庫県のラーメンを紹介した某ラーメンサイトの掲示板の影響で、一時気大ブレークした但東町出石にあった『ラーメン壱学』でも、店主と記念写真が撮れそうな雰囲気はあったが、それより何より、店主に掴まって?2時間程、色々と話を聞かされ続けていたので、早くお店を抜け出したかった・・・、と言う方が強かったのだが・・・(でもあのお店、今となってはちょっと懐かしい・・・。兵庫県在住のラーメン好きは、こぞって但東町まで食べに行ったよなあ・・・。あのB型夫婦ですら食べに行ったぐらいだもんなあ・・・)。
話がそれたが『旭川らぅめん青葉』の話に戻ると、私がソロツーリングで北海道の旭川のお店で食べてから、約10年が経った頃、明石大久保にあるマイカル明石の一角に明石ラーメン波止場が誕生した。全国のご当地ラーメン屋4店と、地元のラーメン屋4店の合計8店舗のラーメン屋が出店した、当時全国的に流行っていたラーメンテーマパークだったのだが、その中の全国ご当地ラーメンの中の1店として、先に紹介した『旭川らぅめん青葉』も出店していたので、明石ラーメン波止場が誕生した初日に、ハシゴして2軒目のお店に選んで食べた程・・・(ちなみに記念すべき1軒目に選んだお店は、ずっと食べたかった『讃岐ラーメンはまんど』・・・)。流石に明石ラーメン波止場に出来た『旭川らぅめん青葉』には、私が北海道旭川で1時間ほど会話した店主の姿は無かったけど・・・(既にその頃は三代目にバトンタッチしていたみたいだが・・・)。
ちなみに、当ブログの記事の中で、偶に家でインスタント系のラーメンを作って食べた時に紹介している写真の中に写っているラーメン鉢も『旭川らぅめん青葉』製?のラーメン鉢だ。何年か前にコンビニでやっていた、全国の有名ラーメン店のラーメン鉢が当たると言うキャンペーンで貰った物だ。ま、他の有名ラーメンチェーン店のラーメン鉢に比べると、『旭川らぅめん青葉』はちょっとマイナーだったから、当りやすかった様な気はするが・・・。
話が長くなったが、そんな個人的にちょっと懐かしい『旭川らぅめん青葉』のカップ麺が売られていたので買ってみた。
こちらが今回買って食べた『旭川らぅめん青葉』のカップ麺で、当ブログではすっかりお馴染みの北海道十勝製麺(とかち麺工房)製のカップ麺だ。発売元のコンビニの商品説明に寄ると”旭川らぅめん青葉店主監修。とんこつ・鶏がら・鰹節・煮干・野菜などをじっくりと煮込んだ醤油ラーメン”との事。所謂動物系と魚介系のダシが合わさったWスープのラーメンだ。ちなみに実店舗のお店の売りはと言うと”豚骨、鶏ガラの他に利尻昆布、鰹節、煮干し、各種野菜を入れ、沸騰させずに弱火で煮出したスープ”で、当然の如く、私は旭川のお店で食べた時は”醤油ラーメン”を食べたのだった。
![旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ 旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/09/2123.jpg?w=320&h=240)
が、今回買った”旭川らぅめん青葉/醤油らぅめんカップ麺”はフルサイズのカップ麺では無く、所謂ミニサイズのカップ麺だ。実際の大きさを、お馴染みの”日清のどん兵衛”と比べてみたら良く判る・・・、と思ったのだが偶々ストックが無かったので、同じ大きさの”まねきのえきそば”のカップ麺と比べてみたのが、こんな感じ。若干、背は高いものの、カップ自体は小さいのでボリュームもそれに比較して少ない。とは言えお値段は198円だったけど・・・。
![旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ 旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/09/3121.jpg?w=320&h=240)
で、カップの中身を取り出してみると、とかち麺工房定番の氷結乾燥ノンフライ麺の他に、乾燥具材と液体スープが入っている。とかち麺工房製と言えば、フルサイズ版にはレトルトの袋に入った具が付いているのだが、今回買った様なミニサイズのカップ麺には、一般的な乾燥具材になっている。この辺りは少し残念かも・・・。
![旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ 旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/09/4122.jpg?w=320&h=240)
そして完成した”旭川らぅめん青葉/醤油らぅめんカップ麺”はこんな感じで、スープはWスープであるが、動物系スープは少し控え目な感じで、私が良く食べに行っていた”もんどの以前の看板メニューであった「もんどラーメン」の様なこってりしたWスープ”とは違い、”関西で動物系と魚介系のWスープを広めた、大阪天満にある「洛二神」のWスープ”に近い感じがするスープだ。私が本場旭川のお店で食べた時や、明石ラーメン波止場で食べた時のスープと同じか?と訊ねられると、すっかり記憶は無いのだが、カップ麺的には普通に美味しいスープだったかな。
![旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ 旭川らぅめん青葉醤油らぅめんカップ](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/09/5114.jpg?w=320&h=240)
ちなみに麺はこんな感じの麺で、”とかち麺工房”でお馴染みの氷結乾燥ノンフライ麺だが、すっかり食べ飽きた事もあり、可も無く不可も無く・・・、って感じの麺だったかな。
てな事で、個人的に色んな意味で、ちょっと懐かしい『旭川らぅめん青葉』のカップ麺を見掛けたので買って食べてみたのだが、味がどうのこうのと言うよりか、やはり旭川のお店で食べた頃の思い出が蘇って来て、感慨深い・・・。店主と一緒に撮った写真は多分未だ何処かに置いてあると思うので、探し出して見てみたい様な気もする・・・。