代理人記録
一昨年の年末頃に、サンモール高砂の直ぐ近くに焼鳥屋『ゆ鳥/高砂店』が誕生してから、何故か山陽電車高砂駅前に次々と、飲食店が開業し始めた。まずは昨年の春頃に、高砂駅前の古くから続いていた本屋さんが閉店し、その後に居酒屋『くしや もつや ぶっちぎり』が誕生し、その直ぐ後には駅前のビルの2Fに『ダイナマイト』と言う居酒屋が出来(正確にはお店を移転して名前を変えた?様だが)、また年末ごろには私のお気に入りの欧風カレーのお店が出来たり、あるいはサンモールの駐車場の一角に、『海鮮炉端焼きのお店』が出来たりと、何かこの2年足らずの間に、山陽電車高砂駅前の様子が一気に変貌した(一変した)。
そしてこの春頃には、以前喫茶店だった処に、”鉄板伊酒屋”と言う、鉄板焼屋さんなのか、居酒屋さんなのか、良く判らんお店が誕生したので、前々から一度行ってみようと思いつつ、機会が無いまま過ぎてしまったのだが、先日の”長渕剛ライブシネマビューイング”を観に行った帰りに、甥っ子とお疲れさんの乾杯をする為に行ってみた。
![鉄板伊酒屋ゑべっさん 鉄板伊酒屋ゑべっさん](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/09/116.jpg?w=320&h=240)
こちらが今回行ったお店『鉄板伊酒屋ゑべっさん』で、上でも書いた様に、以前は古くからの喫茶店だったお店が、今年の春頃に完全に改装されて生まれ変わったお店だ。で、このお店が改装されている途中で”鉄板”の文字を見た時は”鉄板焼とお好み焼のお店”が出来るのかな?と思っていたのだが、お店が完成してみると何か普通に居酒屋さんっぽい感じがする・・・。ま、山電高砂駅前には中々美味しいお好み焼のお店『木曽路』があるから、お好み焼屋じゃ無くて良かったのかも知れないが・・・。
それは兎も角として、早速メニューを開いてみると、まず最初に出て来たのは”本日の焼き物・鉄板メニュー”と書かれたメニュー。”本日の・・・”と書いてあるが、手書きでは無く印刷してある・・・、って事は”本日”と言いつつ連日あるメニューじゃあ無いの?と疑ってしまうのだが・・・。それは兎も角として、メニューの中身を見ているとやたら”あぐー豚”が目に付く・・・。どうやらこのお店は”あぐー豚”がご自慢?の様だ。
”あぐー豚”と言えば・・・、昨年、大阪で食べた”沖縄名物ソーキそば”が”幻のアグー豚を使った出汁の沖縄そば”だったし、あるいは同じく昨年に、管理人さん夫婦と神戸へ飲みに行った際に入った沖縄料理のお店でも”あぐー黒豚の揚げ餃子”を食べたっけ・・・。ま、どちらにしても、”あぐー豚”は沖縄の豚って事で理解しておけば良いのかな?で、そんな事もありこの中から”あぐー豚のもも肉焼き”と”あぐー豚の塩焼きそば”の2品を注文する事に・・・。
そしてこちらがお店のメインのメニュー?とも言えそうな”逸品料理・焼き物”と書かれたメニューで、この中からは最初と追加を併せて”アグー豚のロールカツレツ”と”ぷりっとエビマヨ”と”若鶏のオーブン焼き”の3品を注文!!!それにしても”あぐー豚”なのか”アグー豚”なのか、どちらか一つに統一して欲しい気がする・・・。
ちなみにその他にもこの様な”おつまみ”や”サラダ”のメニューもあったのだが、内容的に、これと言ってぜひ食べてみたい気になる物が無かったので、この日は結局、こちらのメニューからは何も頼まなかった。それにしても、何か今一つ、”鉄板焼”!!!みたいな、あるいは”牛肉”を使った料理が無かったのが、ちょっと寂しい気がしたかな。
そしてこちらは、飲んだ後の〆のご飯ものメニューで、その中にはこれまた”アグー豚”を使った”アグー豚の高砂かつめし”とか”アグー豚の鉄板チャーハン”があり、他にも鯛では無いみたいだが”鮮魚おづけ茶漬け”等があり、ちょっと気になったのだが、”アグー豚”を使った物は、豚肉がアグー豚と言うだけで何と無く想像が付いてしまう料理だし、”鮮魚おづけ茶漬け”は鯛じゃ無かったら食べれ無い?かも知れない・・・、と言う思い、そして何より、この時は気分的に汁物が食べたかったので、最終的にこのメニューの中からは”アグー豚のとん汁そば”とやらを注文!!
で、このお店は居酒屋さん?と言う事で当然の如く、アルコールの種類も豊富。写真を撮り忘れたが、この他にも日本酒や地酒だけが乗ったメニューもあった。とは言え、この日はあまり冒険はせず、生ビールとハイボールを飲んだだけだったけど・・・。
![鉄板伊酒屋ゑべっさんつき出し 鉄板伊酒屋ゑべっさんつき出し](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/09/1.jpg?w=320&h=240)
それは兎も角として、席に着くとまず最初に運ばれて来たのが、問答無用で付いているこちらの”つき出し”で、その内容はと言うと、鶏肉、野菜、魚等を織り交ぜた南蛮煮?みたいな感じの物。味的には極々普通なのだが、個人的には魚は入れて欲しく無かった・・・と思う様な一品でもあった。
で、先に書いた様に、取り敢えず何品か頼んだ中で、まず最初に運ばれて来たのが、こちらの”アグー豚のロールカツレツ”で、お値段は税込価格630円也。”ロールカツレツ”が二等分されて6個あるので、3種類あるのかな?と思ったけど、実際は2種類でメニューに寄ると”梅しそ、しそチーズ”で、それらをミルフィーユ状の薄切りのアグー豚肉で巻いて揚げたカツの様だ。味的のも観た目で想像した通りの味?だった。
続いて運ばれて来たのは、こちらの”あぐー豚のもも肉焼き”で、お値段は税込価格714円也。熱々の鉄板皿の上で、モヤシや大根おろし等と一緒に焼いて、ぽん酢で味付けをした様な料理だ。こちらの肉は”あぐー豚のもも肉”らしいのだが、ちょっと噛み応えがしっかりとした感じで、味的には割と普通・・・。何か、料理名を見て想像したのとは、ちょっと違った気もしたけど・・・。
そしてその次に運ばれて来たのは”あぐー豚の塩焼きそば”で、お値段は税込価格714円也。”あぐー豚”を使った料理・・・、と言うよりは、ご覧の通りの極々普通な感じの”塩焼きそば”だ。確かに”ソース焼きそば”だと、ソースの味で”あぐー豚”の味が消えてしまいそう・・・、と言う気はするが、実際に食べてみると、これまた極々普通の”塩焼きそば”で、結局”あぐー豚”の味を噛みしめる?と言う様な事は無かった様な・・・。ま、この辺りからちょっと酔っ払っては来ていたので、味の感覚も変にはなって来てたかも知れないが・・・。
で、最初に頼んだ料理はこの3品だったのだが、流石にこれだけではちょっと物足りない・・・、と言う事で更に何品かと、〆のご飯物を追加オーダー・・・。
暫くして運ばれて来た追加料理の一品目は、こちらの”ぷりっとエビマヨ”で、お値段は税込価格504円也。ネーミング通り、海老のフリッターに特製のマヨネーズソースを掛けただけのシンプルな料理だが、海老は5~6匹はあってボリューム満点。エビの身もそれなりに大きくてプリッとして普通に美味しい。ソースもオーロラソース風で、ソースも中々旨かったかな。
そしてその次に運ばれて来たのが、グランドメニューの先頭に載っていた、お店のご自慢メニューである”若鶏のオーブン焼き”で、お値段は税込価格609円也。これまたネーミング通り、若鶏の肉をオーブンで焼いただけの、シンプルな料理なのだが、上からふり掛けられているブラックペッパーがちょっと多めで、その分、辛かった・・・。鶏肉自体も割と普通なお肉?と言う印象でもあった。
そしてこちらは、この日の〆で食べた”アグー豚のとん汁そば”で、お値段は税込価格714円也。我が甥っ子は和蕎麦は食べれ無いので、最初この料理を注文する時に麺を確認したら、麺は中華そばの麺・・・、と言う事だったのでラーメン感覚な気分で頼んで見たのだが、運ばれて来た物を見ても、あるいは実際に食べてみても、普通に”とん汁に入った、中華そば”だ。ま、元々”味噌ラーメン”の始まりは、”とん汁の中にラーメンの麺を入れて食べていた”のが始まり・・・、と言われている(今では都市伝説らしいが・・・)のだが、そんな”味噌ラーメン”の味とは、ほど遠い、普通に”とん汁に入ったそば”だったかな。
てな事で、遅まきながら今年の春頃に山電高砂駅前に誕生した”鉄板伊酒屋”のお店に行って来たのだが、個人的に”鉄板焼”を強くイメージしていた事もあり、何かちょっと思っていた様なお店では無く、割と普通の居酒屋さんに近い様なお店だった。個人的には牛肉を使った鉄板焼きとか、粉もん等のメニューも欲しかった・・・、と言う処かな・・・。