義史のB型ワールド

2012年6月20日

久々の大阪で京都のラーメン屋さんの”つけめん”食べた!麺は会場限定の特別の麺だ!でもその割に普通な気が・・・。

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 9:48 午後
 
代理人記録
 
今でも年に何回か仕事で呼ばれる事がある、大阪の某所からちょっとした打ち合せに参加して欲しいと言う依頼が来た。内容的に私が出向くまでの事は無さそうな気がしたのだが、無下に断る事も出来ない事情?もあり、取り敢えず行く事にした。で、久々の大阪だし、その向かう先の近くには、以前紹介した”大阪ラーメン覇王決定戦”で優勝したラーメン店『カドヤ食堂』があるので、そのお店に行って前回食べた”カドヤ中華そば”とは違う種類のラーメンでも食べてみようかな?と思ったりもしたのだが、あのTV放映後、平日の昼間でも長蛇の行列が出来る様になってしまったので、並んで食べていると訪問時間に遅れてしまう可能性も出て来るので、今回はパス。
 
そんな事もあり、梅田界隈にあるラーメン屋さんかカレー屋さんにでも行こうかな?と思案していたら、偶々電車の車内に貼ってあった阪神百貨店のポスターが目に入った。それに寄ると阪神百貨店梅田店では期間限定でTV番組の催し物の”放送1000回記念 よ~いドン!まつり 阪神”と言うのが開催されていて、その会場で何故か京都のお店のラーメンかつけめんが食べれるとの事。そう言えば、丁度一年前に大阪に来た時も、同じく阪神百貨店で開催されていた”沖縄物産展の会場でソーキ入りの沖縄そば”を食べた事を思い出した事もあり、この日も阪神百貨店の催し会場に寄ってそのラーメンを食べてみる事にした
 
放送1000回記念 よ~いドン!まつり 阪神
ちなみにこちらがこの日、阪神百貨店梅田店で開催されていた”放送1000回記念 よ~いドン!まつり 阪神”のチラシの一部で、これを読むと、前半は”京都龍旗信の鶏塩ラーメン”、後半は”京都千丸しゃかりきのつけめん”が出店するとの事。この日はイベント後半だったので、会場で食べれるのは”京都千丸しゃかりきのつけめん”の方だ。ちなみに『龍旗信』と言えば、今年の初め頃に”三木グルメサーカス”へ行った時の記事でも紹介した事がある、大阪岸和田界隈で超有名な塩ラーメンの専門店なのだが、本店のご自慢のムール貝を使ったスープは京都店では出来ないのか、メニューは”鶏塩ラーメン”だったらしい・・・。ま、それはそれで、ちょっと食べてみたかった様な気もするのだが・・・。
 
阪神百貨店よ~いメン!茶屋
そしてこちらが阪神百貨店梅田店の6Fの一角でやっていた”阪神百貨店よ~いメン!”の特設茶屋で、雰囲気的には丁度一年前に、同じくこの阪神百貨店で沖縄物産展に来て”炙りとろとろ軟骨ソーキそば”を食べた時の特設茶屋と作りは全く同じ様だ。で、この日のメニューが、あまり年配客に馴染みが無い”つけ麺”って事で、空いてるかな?と思っていたのだが、流石にTV番組の効果からなのか、行列が出来ていて、結局の処、約10分程待たされて漸く順番が廻って来た。廻りには普段、私が行くラーメン屋さんではあまりお目にする事の無い、年配のおじさんやおばさん客で一杯だった事は言うまでも無い・・・。
 
京都千丸しゃかりきつけめんポスター京都千丸しゃかりきつけめんポスター

で、はっきり言って、私は京都に3年程住んではいたが、この『京都千丸しゃかりき』なるお店の事は全然知らなかった(多分、私が京都に住んでた頃は、こんなラーメン屋さんは無かった気がする・・・)のだが、待ってる間の行列の横に貼ってあったポスターを見ると、今回の”つけめん”は”麺は麺屋棣鄂の創業80年記念オリジナル、出汁は鶏 x 豚骨 x 煮干を使った醤油味”との事。何かこれだけでは特徴がイマイチ良く判らんのだけど・・・。
 
カリスマ麺屋「麺屋棣鄂」会場限定コラボポスター
そしてこちらは会場内に貼ってあった、”カリスマ麺屋「麺屋棣鄂」会場限定コラボ”と書かれたポスターで、これを読むと『麺屋棣鄂』とは京都初の中華麺製麺所だそうで、そこのカリスマ麺職人の方が今回の為に用意した”こだわりの麺小麦の味を生かした特別の麺「ていがく80(ハチマル)」”を使った”つけ麺”なんだとか。ちなみにカリスマ麺職人と言えば以前、管理人さん邸に集まった時に、お取り寄せして食べた東京の超人気店六厘舎のつけ麺”の麺は”製麺所・浅草開化楼の負死鳥カラス”と言う兄ちゃんが打った”六厘舎専用の傾奇御麺”と言う麺だったっけ・・・。ちなみに私が良く食べに行っていた”もんどのつけ麺播磨”の麺は”東京カネジン製麺”の麺だったかな?最近は、ラーメン屋さんの屋号だけで無く、製麺所の名前まで憶えておかんとあかん様になって来たのが、ちょっと辛い・・・。
 
京都千丸しゃかりきつけめん
で、特注麺と言う事で、湯掻くのに時間が掛かる・・・、と言う事で、7~8分程待たされて漸く運ばれて来たのがこちらの『京都千丸しゃかりき』の”つけめん”で、お値段は800円也(価格表は801円となっていたが、釣銭の問題もあってか800円との事だった)。パッと見た感じは、割とオーソドックスな”つけ麺”ながら、”つけ汁(出汁)”もたっぷり中々美味しそう
 
京都千丸しゃかりきつけめん
そしてこちらが”こだわりの麺小麦の味を生かした特別の麺「ていがく80(ハチマル)」”で、パッと見た感じ、結構なボリュームがある。で、”つけ麺”と言う事で、もっと極太な麺とか、あるいは平打ち麺みたいな物が出て来る物と期待していたのだが、イベント前半に提供された”京都龍旗信の鶏塩ラーメン”と共通の麺の為か、太さは至って普通だ。ちょっと前に明石伊川谷で食べた”麺処 わの平打ち太麺”や、先に書いたお取り寄せで食べた”六厘舎のつけ麺の麺”、あるいは、今はもう食べる事が出来ない?”もんどのつけ麺播磨の手もみ平打ち麺”や”加古川大盛軒の極太麺”等の個性的な麺を食べて来た事もあり、何かちょっと個性が薄い様に見える。
 
京都千丸しゃかりきつけめん
てな事で、早速その”ていがく80”と言う麺から食べてみると・・・、確かにつるつるシコシコしてて普通に美味しいのだけど、元々それ程、麺にこだわりを持って無い私なので、特にそれ以上の感動は無く、至って普通に・・・、麺!と言う印象。この麺であれば”つけ麺”で食べるより、普通のラーメン・・・、と言うかイベント前半の”京都龍旗信の鶏塩ラーメン”を食べたかったかも・・・。
 
京都千丸しゃかりきつけめん
そしてこちらが”つけめんのつけ汁(出汁)”で、お店に寄ってはこれの半分ぐらいの量しか出て来ないお店もあるが、こちらはそんな事は無く、麺に合わせてボリューム満点だ。で、そのお味であるが、一口目は魚介風味がどーんとやって来るお味で、中々インパクトはあるのだが、全体的にはちょっと酸味が強い。雰囲気的には”もんどのつけ麺播磨”の”つけ汁”に似た感じ。私の好きな濃厚豚骨魚介系のつけ汁のお店では、例えば『麺や六三六』や『加古川大盛軒』、それに先にも書いたお取り寄せで食べた『六厘舎』等は魚粉の影響もあるのか、ちょっと甘目な場合が多く、個人的にもどちらかと言うと、甘目のつけ汁の方が好きかも知れない。
 
京都千丸しゃかりきつけめん
ちなみに”つけ汁”の中には、この様に一口大?にカットされたチャーシューがたっぷりと入っていて、食べ応えも十分で、味的にも中々美味しいチャーシューだ。これまた普通のラーメンで、丸々1枚物のチャーシューで食べたい様な気がするチャーシューだったかな。
 
で、本来であればこの後、”つけ麺”を食べた時のお楽しみで”スープ割り”を頼みたい気分だったのだが、催し物の会場と言う事もあってか、あるいは最初からたっぷりと入っていた事もあってか、”スープ割り”は無かった。ま、”スープ割り”にして美味しい場合とそうで無い場合があるので、あっても無くても別に構わないのだが、やや酸味があると言う事で”もんどのつけ麺播磨”同様に”スープ割り”はお店でもやって無いのかも知れない・・・。
 
京都龍旗信生麺販売コーナー
最後に・・・、今回”しゃかりきのつけめん”を食べた特設茶屋の隣では『京都龍旗信』の生麺販売コーナーが開設されていた。これまた先にも書いた様に、今年の初めに三木で開催されていたグルメサーカスの会場でも、同じ様に”龍旗信の生麺”を販売していたのだが、やっぱ『龍旗信』って本店へ行って”ムール貝を使ったスープの塩ラーメン”を食べないと意味が無いので、今回も買わずにチラッと見ただけで会場を後にしたのであった。
 
てな事で、久々に大阪に行ったら、偶々”よ~いドン!まつり 阪神”と言う催し物をやっていたので、その会場で”京都しゃかりきのつけめん”を食べてみたのだが、”カリスマ麺屋”と大きく謳われていた割には、個人的にはそれ程大きな感動は受けなかったなあ・・・。ま、麺に関しても東加古川にある『新在家ラーメンもんど』で、”極太麺”から”手もみ平打ち麺”等の様々な種類の麺を味わって来た事もあり、ちょっとやそっとの麺では驚かなく?なってしまった・・・、ってのもあるのだけど・・・。こうやって久々に”つけ麺”を食べると、”もんどのつけ麺播磨”がちょっと恋しくなって来た様な・・・。でももし、”もんどの限定ラーメン”が復活するのであれば、やっぱ”もんジロウ”を食べてみたい気持ちの方が強いかも・・・。

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