代理人記録
十数年前にJR加古川駅近くに牛骨を使ったスープのラーメン屋さんがあった(その後、神戸東灘に移転後、今はもうお店は無いらしい・・・)。あるいは今や加古川の伝説のラーメン屋さんとなった『いさちゃん』の近くにも一時期”牛骨ラーメン”を掲げたお店があった(ちょっと飯屋っぽい雰囲気だったので、結局一度も入る事無く、お店も短期間で無くなった)。
最近では、当ブログで何度か紹介した島田紳助絡みのラーメン屋『まこと屋』でも”牛醤ラーメン”と言う牛骨スープを使ったラーメンがメニューにあり、私も何度か食べたのだが、現在は『加古川店』も『姫路別所店』も(もしかすると『姫路城下らーめん宿場町店』も?)閉店してしまった。更に今年の初め頃に三宮に立ち寄った時に、昨年末頃にオープンしたサンチカ麺ロードで神戸牛の牛骨を使った、その名も神戸牛ラーメンと言うのを食べて来た事もあったっけ・・・。
そんな意外と身近にある”牛骨ラーメン”であるが、最近は鳥取のご当地ラーメンとして、俄かに話題になっている。で、その”鳥取牛骨ラーメン”が、何故か名古屋の会社である『寿がきや』からカップ麺として販売されていたので買ってみた。
こちらが今回買って食べた毎度お馴染みの『寿がきや』から発売されている『全国麺めぐり』シリーズの一つである鳥取県中部地区で50年以上愛され続ける”鳥取牛骨ラーメン”のカップ麺で、値段はこの手の高級カップラーメン?並の200円ちょっと。流石に製造販売が『寿がきや』と言う事もあってか、私が良く買って食べる”十勝新津製麺製のカップ麺のシリーズ”よりはちょっとだけお値段は安い。
そしてこちらは”鳥取牛骨ラーメン”のカップの蓋に書いてあったこのカップ麺の特徴で、別途、『寿がきや』の公式サイトの説明に寄ると”香ばしくコクがありながらもスッキリした後味が特徴の牛骨だしのスープで、仕上げに黒胡椒をひと技きかせてみました。牛独特の甘味と香ばしさ、昭和を感じるシンプルで懐かしい具材のラーメン”との事。
それは兎も角として、早速”鳥取牛骨ラーメン”のカップを開けて中身を取り出すとこんな感じ。かやくの袋が二つ程付いているが、その中身はと言えば、商品説明には”豚肉、メンマ、もやし、カマボコ、ネギ”と書いてある。”牛骨ラーメン”の癖に牛肉では無く豚肉やんけえ!!!その辺りが『寿がきや』ならではなのか、あるいは実際に鳥取の現地で食べてもそうなのか定かでは無いが、今年の初めに”サンチカ麺ロードで食べた神戸牛ラーメン”の方が、遥かに魅力的だ(ま、カップ麺と実際のお店のラーメンとを比べるな!と言う声も聞こえてきそうだが・・・)。
そしてこちらが完成した”鳥取牛骨ラーメン”のカップ麺でパッと見た感じは結構美味しそう。再び商品説明に寄ると”ペッパーで後味の切れよくまとめた牛骨だしのしょうゆ味”との事。早速そのスープを飲んでみると、本当に牛骨スープなのかどうかは良く判らんが、あっさりした醤油味で、普通に美味しいスープだ。こってり好きには物足りない味かも知れないが、個人的には結構好きな味かも。
ちなみに麺はこんな感じの麺で、これまた商品説明を読むと”しっかりとしたコシと粘りのある滑らかな口当たりのノンフライ中太縮れめん”との事。とは言え、こちらは普通に良くあるカップ麺のノンフライタイプの麺と同じ?と言う気もしたが、スープが美味しかった事もあり、麺もそこそこ美味しい様な気がしたかな。
てな事で、今回は最近ちょっと話題になりつつある”鳥取牛骨ラーメン”のカップ麺を食べたのだが、中々美味しかった。鳥取と言えば、その手前?にある兵庫県の湯村温泉でも今年の6月頃から新しいご当地ラーメンとして”但馬牛を使ったテールスープラーメン”とやらが発売開始されたらしいので、そちらもちょっと気になる。って事で、この夏か冬には、兵庫県湯村&鳥取方面へラーメン行脚に出掛けないと行けないかな?でも冬に行ったら、やっぱり蟹を食べに行ってしまうだろうなあ・・・。