代理人記録
中島みゆきコンサートツアー2010神戸公演の初日を観に来た日、コンサートグッズのオリジナルピンズ神戸限定版を買い求める為に、早目に三宮に来たのでコンサートが始まる前に腹ごしらえ!って事で、ラーメンを食べに北野坂の方に行ってみた。この界隈には昔からラーメン屋が多く立ち並んでいて、一時期は『神戸らーめんたろう』が二軒もあるラーメン屋激戦地区でもあるのだが、行く度にお店が入れ替わっていて、暫く行かないとどんなラーメン屋さんが残っているのか判らない状態。
今回もあちらこちら迷いながらお店を選んでいると、何やら”博多ラーメン490円”と書かれた幟を発見!!!北野坂にあるラーメン屋でこのお値段は破格だし、コンサート前の腹ごしらえには持って来いのお値段だし、そもそもこのラーメン屋さんは今まで食べた事が無いお店なので、この日はこのお店に入る事に決定!!!
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こちらが今回入った『博多ラーメンげんこつ/三宮店』で、後からネット等を調べると本場九州にあるお店では無く、関西?と言うか神戸~大阪辺りを中心に20数店舗のお店を持つチェーン展開しているラーメン屋さんらしい。私が時々出掛けている、梅田や北新地にも支店があるらしい・・・、で思い出したのだが、そう言えば、北新地本通りの東の入口辺りに何か同じ名前のラーメン屋さんがあった様な気がして来た。ま、幾らラーメン好きの私と言えども、北新地界隈に行った時はラーメン屋には目もくれず、ちょっと上等なお店のランチに目が行ってしまうので、あまり印象に残って無かったのかも・・・。
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で、店内入店後、早速メニューを開くとメニューの中に『博多ラーメンげんこつ』の拘りが書かれてある。既にご存じの事とは思うが、”げんこつ”とは豚の骨の部位の事で、ラーメンの出汁を取るのに良く使われている部位だ。その骨の名前をそのまま店名に使っているらしい。果たしてそのお味は如何な物か、博多ラーメン歴30年の私がしっかりと味をチェックしてあげよう!!!
てな事で、ラーメン注文後、間も無くして運ばれて来たのがこちらの『博多ラーメンげんこつ』の看板メニューである”博多ラーメン”で、上で書いた様にお値段は何と一杯490円也!。お店の説明に寄ると”「げんこつ」特製のスープ・麺・自家製焼豚のシンプル且つベーシックなラーメン。博多ラーメン「げんこつ」の美味しさが、一番解る一品”との事。パッと見た感じはボリュームが無さそうにも見えたが、とりあえず、麺は一玉分あるみたいだし、焼き豚はサイズ的にはスガキヤのラーメンっぽいサイズながら、ちょこっと分厚い本格的な焼き豚が二枚入っているし、その他にモヤシもネギも入っていて値段の割に内容は十分ちゃんとしたラーメンの様だ。
麺は”博多ラーメン”の超極細麺にしてはちょっとだけ太い様な気がする麺だったけど、普通に可も無い不可も無い麺。スープは豚骨臭さの全く無い、今風のクリーミーなスープ。格別に旨い?と言うほどの事は無いが、癖が無いので普通に美味しい博多ラーメンだ。焼き豚は、小さいながら、ちょとだけ厚さがありこれが意外と美味しかった。最近は薄切りされたチャーシューに出会う事が多いので、単に余計に美味しく感じたのかも知れないが・・・。
てな事で、今回は490円と言う、三宮の中心街、北野坂にあるお店としては破格とも言えるお値段に釣られて食べてみたのだが、味的にはまずまずかな。三宮で博多ラーメンと言えば泣く子も黙る?立ち食いスタイルの本格的豚骨スープの『山笠ラーメン』があるのだが、立ち食い屋台スタイルに馴染めない方や、豚骨臭さに抵抗がある人には、こちらの博多ラーメンは結構オススメかもね。