義史のB型ワールド

2010年12月2日

折角、広島に来た!って事で宮島で牡蠣を食べてみた!!!焼き牡蠣も牡蠣フライも滅茶ウマ!!!

Filed under: グルメ — 代理人 @ 9:42 午後
 
代理人記録
 
秋の宮島観光のもう一つのお楽しみと言えば、宮島の牡蠣を食べる事!!!広島に来る前に事前に美味しそうなお店を探していたので、地図を片手にそのお店に向かう・・・。実はそのお店に行くまでも無く、宮島のあちこちの通りで焼き牡蠣を売っているし、また、高砂市民の大好きな穴子も宮島名物って事で、美味しそうなお店が何軒もあってその度に誘惑に負けそうにもなったのだが、今回は来る前から、そのお店に行く事を固く決意?していたので、他のお店には目もくれずに一目散で、そのお店に向かったのだった。
 
宮島表参道通り
目指すお店は観光客でごった返す、宮島一番の土産物屋さんが並ぶ表参道通りの中にある。午後1時前と言う事もあって、人出もピークな時間帯なのか、物凄い人の数で、真っ直ぐに進むのが難しいなか、お店を探し長柄、人ごみを掻き分けて進む事数分、漸く私の目指すお店が見えて来た。
 
牡蠣屋
こちらが今回行った宮島唯一?の牡蠣料理専門店『牡蠣屋』。お店のサイトを見て想像していたは、もうちょっと和食料理屋さんみたいな店構えのお店かな?と思っていたのだが、パッと見た感じは割とハイカラな感じがするお店だ。それに間口も思っていたよりも狭い。が、このお店、奥に長くてテーブル席や座敷席、それに2階もあって、私が入った後からは団体さんが続々と2階へ上がって行っていた。
 
で、私がお店に着いた時は既に午後1時を回っているのだが、お店の前には1組のカップルが一組待ってる状態。約5分ほど待たされて前のカップルが奥の空いたテーブルに案内された後、お店入って直ぐの壁に向かったカウンター席ならば空いている・・・、って事で、私はそちらのカウンター席に案内される事となった。
 
牡蠣屋メニュー
ちなみに、お店の前にはこの様な巨大な”牡蠣屋のメニュー”を書いた看板が置いてあって、これを読んでるだけでも実際に牡蠣を食べるのが待ち遠しくなったのだが、この日の私のお目当ては事前に調べて来た”店内のメニュー表には無いお得な裏メニュー”と言われる”牡蠣屋定食”を食べる事!!!当然、このメニューには載って無いのだが、昨夜泊まったホテルの部屋で無料で配られていた観光雑誌(るるぶ別冊)のトップページに、このお店の事と、その裏メニューの事がデカデカと書いてあって、実際、カウンター席の横のねえちゃん達も、その裏メニューの”牡蠣屋定食”を食べていたのだった・・・。何と無く、商売上手な仕掛け?に乗せられてしまった様な気がしないでも無い・・・
 
牡蠣屋店先
で、お店の店先ではパフォーマンスも兼ねて、大量に焼き牡蠣を焼いている。お店の宣伝文句に寄ると”宮島で四十年、島内で最長の経験を誇る職人技”との事。更に”焼きがきは火力が決め手。水分が蒸発する前の絶妙な焼き加減だからこそジューシーな牡蠣を提供できる”とある。ま、店先で牡蠣を焼いているお店は他にもワンサカとあったので、特にこのお店だけが珍しいと言う訳では無かったのだけど・・・。
 
牡蠣屋牡蠣屋定食焼き牡蠣
それは兎も角として、お店が大賑わいしているので、料理が出て来るのに時間が掛かるかな?と思っていたら、意外と直ぐに運ばれて来たのが”牡蠣屋定食”の中の一品である”焼きがき”。お店の説明を読むと”宮島すぐ沖合、広島の’地御前’でつくられたの最高級の牡蠣を強火で一気に焼きあげた『牡蠣屋』の看板商品”との事。メニューには”焼きがき2個”となっていたのだが、お店の方の話では粒が小さいので3個あるが、これで2個分?らしい・・・。ありがたい様な、大きな粒の焼きがきが食べたかった様な複雑な気持ち・・・。
 
牡蠣屋牡蠣屋定食焼き牡蠣
で、この”焼きがき”は”何の味付けもしておらず海の塩味だけ、牡蠣本来の味をお楽しみいただけます”との事。上で紹介した様に注文がある無し関係無しに次々と焼いている様で、この3個の焼きがきの焼け具合が微妙に違う。未だ海水が残った様な感じのジューシーな焼きがきもあれば、しっかりと焼き上がった様な感じの焼きがきまで様々。何か気持ち的には火がしっかり通った方の焼きがきの方が美味しかった様な印象だった。
 
牡蠣屋牡蠣屋定食
そして未だ3個の焼きがきを食べ終えて無い間に運ばれて来たのが”牡蠣屋定食”のメインの御膳で、こちらが上でも紹介した様に”HPと一部の情報誌にしか告知していない牡蠣屋裏メニュー”で、先に出て来た”焼きがき”も含めてお値段は2000円也。ちょっと高い様な気もするが、観光地料金だし、何よりも少しずついろいろな牡蠣料理を楽しみたい方におすすめ”と書いてあった様に、”焼きがき”から”カキフライ”から”牡蠣めし”まで、まさに牡蠣三昧な内容なので納得のいくお値段とも言える!
 
牡蠣屋牡蠣屋定食酢牡蛎
てな事で、まず最初に手を付けたのはこちらの”牡蠣のオイル漬け”。お店の説明に寄ると”牡蠣をオイスターソースにからめながらカリカリに炒めます。その後グレープシードオイルにつけ込んだ牡蠣屋オリジナルの「牡蠣のオイル漬け」です。 濃厚で凝縮された牡蠣の旨味を楽しめます”との事。メニューの説明無しでは、牡蠣の佃煮?みたく一口で食べてしまいそうな一品だったけど、生ビールとの相性も良く、中々個性的なオイル漬けだった。
 
牡蠣屋牡蠣屋定食牡蠣フライ
続いて食べたのは”カキフライ”で、当たり前だが揚げ立ての熱々で牡蠣の粒もジューシー。これまたお店の説明を読むと”注文後に殻付き牡蠣を開け、下味も最小限に、時には下味もせずフライにしております。今までに味わったことのない牡蠣の深みを味わえる一品”との事。これを自家製タルタルソースかケチャップで食べるのだが、流石に目茶苦茶旨い!!!生ビールでも旨いが、白いご飯と食べても旨いんじゃあ無いかなぁ。”焼きがき”も旨かったが、個人的には”カキフライ”が一番だったかな。店内の一品メニューには、これよりさらに粒がデカイ”特選カキフライ”ってのもあって、そちらも食べてみたくなるぐらいだった。
 
牡蠣屋牡蠣屋定食牡蠣ご飯
そしてこちらは、これまた牡蠣料理の定番である”かきめし(小)”。メニューの説明を読むと”牡蠣の煮汁で炊いた炊き込みご飯です。店頭にある昔ながらの大土釜で少量づつ炊いた’かきめし’にしょう油で煮付けたプリプリの牡蠣が盛ってあります”との事。大繁盛店って事で、大量に炊いた”かきめし”を一人前ずつ器に入れたのだと思うが、そんな事もあり確かに旨い!煮付けた牡蠣も、焼きがきやカキフライとは、また一味違う味があって、こちらも中々の物。ご飯は少量ながら、色んな味を味わうと言う意味からして十分な量だった。
 

牡蠣屋牡蠣屋定食赤出汁

最期に紹介するのは”牡蠣屋定食”に付いていた”赤出し”で、こちらにも牡蠣の粒が入っていて、まさに牡蠣づくし、牡蠣三昧な定食だ。お値段は2000円と、ちょっと高目の価格設定ではあるが観光地で食べる昼飯としては、本物の宮島産の牡蠣を使った、しかも本格的な料理の定食だったので、ある意味良心的なお店では無いだろうか。
 
牡蠣屋
てな感じで”牡蠣屋定食”で牡蠣三昧をしてお店を出た時は、既に午後1時半を廻っていたが、相変わらずお店の前に入店待ちの行列が出来ていた・・・。このお店に来る客は偶然、このお店に入ったと言うよりも大半の客が、私同様に?このお店を目当てにして来ている様な気がする。個人的にもオススメ出来るお店だと思うし・・・。
 
てな事で、今回は宮島で牡蠣三昧をしたのだが、宮島には牡蠣の他にも名物に穴子があって、穴子めしを看板に揚げたお店も多く、ちょっと悩ましかった。穴子大好きな高砂市民なので、次回、宮島に行く事があれば、今度は穴子めしを食べてみようと思うのであった。でも次に宮島へ行く事なんて・・・、あるかなあ・・・。

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