義史のB型ワールド

2010年12月12日

前々から気になっていた高砂小松原にある創作和食のお店に行ってみた。でも一回行ったからもう・・・。

Filed under: グルメ — 代理人 @ 9:21 午後
 
代理人記録
 
この日は叔母のちょっとした用事があり、姉も伴っての外出。その序でにランチを食べに行こうと言う話になったので、とりあえず西に向かって進み始めた途中、ふと目に留まったのが、小松原東交差点直ぐそばにあるちょっと変わった感じの創作料理のお店。以前は中華料理のお店があった場所で、中華料理のお店が閉まった後、昨年の2009年にオープンしたお店で、風の噂で中々個性的なお店と言う話を耳にした事があり、前々からちょっと気になっていたお店なのであった。
  
 
こちらが今回行った、創作料理のお店『風わたり』。このお店は米田、高砂総合運動公園の近くにある”9年?来女性に愛され続けた眉月”の姉妹店として昨年オープンしたお店だ。最初、午前11時半丁度ぐらいにお店の前を通った時は駐車場は空っぽだったのだが、郵便局へ行って直ぐに戻って来た5分後にはもう2台の車が停まっていた程の、知る人ぞ知る、ちょっとした人気店でもある。
  

こちらが『風わたり』の店内で、お店の言葉を借りると”赤をイメージカラーにJAZZの流れるお洒落な空間”との事。高砂町内にあるお店にしては、割とハイカラな雰囲気のあるお店だ。席は4人掛けテーブルが二卓と、8人ぐらいが座れそうな座敷風の席、それと真ん中に相席スタイルの大きなテーブル席がある。4人掛けのテーブルはちょっとの差で先客に占領されてしまったので、我々は取り敢えず、真ん中の大きなテーブル席に向い合せで座る事となった。
 
で、席に着くと目の前に置いてあったのが、この手書きイラスト風のランチメニューで、お店の方の説明ではランチメニューはこの一種類しか無いとの事。噂で聞いていたので、驚く事も無く、こちらのランチを注文!ちなみにランチの内容は月替わりなので、同じ月に行くと同じ料理になるらしい。当然、このメニューは平成22年11月のメニューなので、12月はまた違う献立になっているはず。
 
ちなみに、もう一種類ランチメニュー?と言うのか、普通に文字で書かれた”風わたりの献立”表も置いてあった。当たり前だが、上で紹介したイラスト入りのメニュー内容と、献立の中身は全く一緒である。
 
で、このお店、夫婦?二人でやっているっぽい感じで、その為、料理に結構時間が掛かっている様で、先客二組があった事もあり、ちょっと待たされて漸く一品目の料理が運ばれて来た
 
まず最初に運ばれて来たのは献立表に寄ると”コーンのお粥”との事。スプーンで底から掬うと、お粥状態になったコーンの粒が一杯出て来た。確かにちょっと風変わりなお粥さんで、献立にコーンと書いてあるから、そうなんだ、と判るが知らずに食べるとコーンとは気が着かないかも
 

続いて運ばれて来たのは、一見すると稲荷寿司でも運ばれて来たのかな?と思ったが、こちらも献立表に寄ると”豆腐のあげ包み”との事。テーブルの向かい側に座った、叔母と姉には大きな赤いお皿に二個盛り付けてあり、私には別皿に一個だけ乗せて提供された。
 
で、あらためて”豆腐のあげ包み”を紹介すると、こんな感じ。あげに包まれているのは豆腐と言うよりも、おから風?で、ちょこっとだけ干し海老が乗っている。食べた感じは・・・、何と無く稲荷寿司・・・。ま、ちょっと変わった一品?って事で、普通に美味しかったかな?
 

その次に運ばれて来たのは蒸篭に入った飲茶風の物で、またまた献立表を読むと”豆腐とミンチのもち米蒸し”との事。これがまたメニュー名と見た目が何か合い難いと言うのか、豆腐とかミンチとか使ってそうに思えない様な一品。普通に蒸し物!って感じの味だったかな?
 
そして暫くして運ばれて来たのが、ランチのメインとも言えるお膳。献立表に載っていた11種類の料理のうち、その中の6種類の料理がこのお膳の中に入っている・・・。このお膳だけ見ると、メイン料理の無い、何と無く精進料理みたいな定食?に見えるのだが、メインの天ぷら盛り合わせはこの後に運ばれて来るのであった。
 
てな事で、まずはお膳の中のメイン料理?とも言えそうな”シャケのダイコン巻き梅肉添え”を食べて見る。ネーミング的には何と無くお洒落?な料理名だが、基本的には鮭の身を大根で包んであるだけ?みたいな。実際に食べてみても焼いた鮭の味だ。ではこの鮭が飛び切り旨い鮭か?と聞かれると・・・、普通・・・。スーパーで買って来て我が家で食べる鮭の味だ。これは味で食べると言うよりも大根で包んだと言う意外性?で食べる料理なのかも知れない・・・。
 
続いて箸を付けたのは”コロコロ玉子”。こちらも料理のネーミング的には何か美味しそうな玉子?なイメージをしていたのだけど、実際には茹で玉子をスクランブルした様な物。一個の玉子をカットして黄身と白身の部分をサンドウィッチ風に磨り潰した?感じに乗せた物?。そんな事もあって、味的には普通に茹で玉子だ。多分、お店的にもそう思って作った一品かな?
 
そしてこちらは御飯・・・、と言うのか”古代米”。パッと見た感じは赤飯?にも見えなくも無いのだが、あっさりとした御飯で、味的には見た目ほどのインパクトは無い。きっとヘルシー志向な方には喜ばれる御飯なんだろう・・・。
 
こちらは小鉢の”ひじき煮”。ひじき煮定番の大豆の他にも野菜を刻んだ様な物も添えられている。味的には普通に”ひじき煮”。ま、そこそこ美味しかったけど。
 
そして小鉢のもう一品は”豆味噌”。こちらは何か普通に豆を食べた?と言う様な印象しか残って無いが・・・。
 
お膳の最後の一品は汁物で”すまし汁”。特に激旨・・・、と言う事は無い、極々普通のお吸い物だったかな。
 
てな感じで写真を撮りながら、ちんたらとメインのお膳?を食べていると、ランチのメイン料理とも言える”天ぷらの4品盛合せ”が運ばれて来た。最初に運ばれて来た”豆腐のあげ包み”の時は叔母&姉の分と私の分は別々に盛られて運ばれて来たのだが、天ぷらの盛合せは邪魔臭い?からか、三人分が全部一緒に盛られている。見た目的にはそれなりに豪華だが・・・。
 
天ぷらの種類は4種類!って事で、一品ずつ小皿に取り分けたのが様子がこちら。ネタは定番の”海老”の他は、”じゃがいも?、小芋、インゲン”の3種類だったかな?。似た様な味がする芋の天ぷらが2種類あったのはちょっと残念。小芋は私の好みじゃ無いし。味的には、こちらも極々普通の天ぷらだったかな。
 
お店入店時は我々を含めて三組だけの客だったのだが、我々が料理を食べ終える頃は座敷席にも、大テーブルの席にも客が居て結構大賑わい。二人だけでお店をやってる事もあってか大忙しとなり、メイン料理を食べ終えても中々デザートが出て来ない。料理が済んでから10分以上経って漸く運ばれて来たのが、こちらの”デザートのわらび餅”。味的には普通に美味しい”わらび餅”。砂糖の量が少なくて甘さ控え目だったけど・・・。
 
てな事で、前々からちょっと気になっていた小松原東交差点近くにある創作料理のお店に行ってみたのだが、確かにメニューの内容は個性的でそこそこ楽しかったのだが、味的には至って普通。更に二人でやってると言う事もあって、料理が運ばれて来るのが結構、のんびりペース。最後のデザートなんか、直ぐに提供出来そうな気はするのだけどなあ・・・。そんな事や料理の内容も考えると、一回行ったから、もうエエかな?と言う様な思いを感じながらお店を後にしたのであった・・・。

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