義史のB型ワールド

2008年12月31日

ホテル金波楼のかにフルコース!!!何時もと違う?蟹づくし・・・。

Filed under: グルメ — 代理人 @ 11:42 午後
 
代理人記録
 
日本海蟹三昧ツアーの道中記はまた後程紹介するとして、まずはこのブログの象徴でもある食べ物記で今年も締めくくるとしましょう。今回行ったのは、蟹道楽チェーンが運営するホテル金波楼」。その昔、管理人さん達と一緒に行った城崎一泊旅行とかキャンプの際に寄った事がある?日和山・城崎マリンワールドのところにあるホテルだ。 
 

いよいよ夕食の時間。日本海へ蟹を食べに来ると何時も思うのが、部屋食の場合、部屋に蟹の臭いが充満するし、浴衣や布団、果ては荷物にまで臭いが付く。って事で今回は部屋食では無く専用のダイニングで蟹三昧出来るコースを選択。こちらが今回のディナーの場所である岬のダイニング「餐」だ。 
 

入口には地酒が展示してあり、また、その奥には釜があって、ここで炊き上げた蟹飯が後で運ばれて来る・・・、のは後から知ったのだけど・・・。 
 

テーブルには前菜等の料理が既に用意されている。今回の宿泊プランは「かにフルコース」、って事で蟹料理Only。やや小ぶりな気もするが一人分ずつ、茹姿蟹がまるまる一匹付いている。また席に着くと間も無く、お造里の盛り合わせが運ばれて来た。 
 

まずは「食前酒・柚子酒」が注がれる・・・。その後は当然、生ビールで乾杯! 
 

まず最初に手を付けたのが、こちらの壱の前 蟹三菜(玉子豆腐、湯引帆立、胡瓜)。お品書きには胡瓜と書いてあったけど、どう見てもカブラのような・・・。まあ、この辺りは蟹を使っているとは言え、どおって事の無い料理だ。 
 

続いて弐の前 酒肴七種盛。もずくや蕗やら海老やら、そう言ったものが七種。蟹三昧には不要な物だったので、最初は手を付けず、蟹の合間にちょっとずつ食べて、とりあえず全部食べた。 
 

茹蟹や前菜は最初からテーブル席に用意されていたが、お造里の盛り合わせは席に着いてから運ばれて来た。鮮度が重要なので、調理場から直ぐに運んで来たのだろうけど、調理場でも既に調理されて置いていたのだろうから、意味があるのかどうか・・・。それはさておき、お造里の中身は、蟹、鯛、赤海老、赤梅貝、あしらい一式との事・・・。当然、心は蟹の足に向いている・・・。地場の蟹が出るとするならば、この蟹刺しぐらい?と思うのだけど、津居山漁港のタグは・・・、付いて無かった。まあ、蟹一匹に付いてタグ一つなので、足一本ずつに付いているわけでは無いのだけど・・・。 
 

お造里の中でも注目すべきは鮮な蟹って事もあってか、TVで良く観るように、スパッと蟹身が取れて中々旨そう・・・。思わず、TVリポーター風の写真を一枚撮ってもらった・・・。何もつけなくても蟹の甘味がじゅわーっと伝わって来て、期待通り、中々美味しかった。たかが、蟹刺し、されど蟹刺し・・・でんな。 
 

続いてカニ料理の定番?とも言える茹姿蟹。こちらにも漁港を示すタグは付いて無い・・・。まあ、茹蟹って事で、きっとロシア産なのだろう・・・。大きさ的にも、然程大きな蟹では無い 
 

まずは蟹の甲羅を外すと、真ん中辺りに蟹味噌が見える。中々エエ感じでんなあ。 
 

蟹を両手で持って、真っ二つにするとお腹の辺りには蟹味噌が一杯!!!これが実に美味い!!!嫌あ、やっぱ蟹は蟹味噌でんなあ・・・。ホンマに美味いで。ただこの蟹味噌をかにすきとかにちょこっと入れて食べてみたかったのだけど、鍋は小鍋だったのでそれは出来なかった。ちなみに爪や脚肉は、蟹スプーンと、家でも蟹を食べる時にやっているように、蟹ハサミが付いていて、豪快にハサミで切って解体しながら食べて行ったのだった。流石にまるまる一匹あると、中々の食べ応えがあった。 
 

茹姿がまだまだ食べ残っている時に、熱々で運ばれて来たのが、こちらの蟹かぶら蒸。あんかけ風で蟹うんぬんは兎も角、美味しい一品であった。 
 

続けて運ばれて来たのが、こちらも揚げたてで熱々の蟹天ぷら。3種類の塩付き。揚げたてって事もあってか中々美味しい天ぷらだ。蟹の味もしっかりしていた。 
 

そしていよいよメインの料理とも言える焼蟹の蟹が運ばれて来た。蟹刺し同様、エエ色艶している。写真は二人分なので、一人、蟹半身ある。食べ易いようにカニ料理定番の如く、包丁がはいっている。ちなみにこの蟹にも松葉蟹を示すタグは付いて無かったのだけど・・・ 
 

焼蟹は卓上のコンロの上で自分で焼いて食べるスタイルだ。お品書きにはかに法楽焼と書いてあったけど、普通に焼がにだよねえ。焼蟹の命は、当然の如く、焼き加減なのだが、自分で焼くのは好きなタイミングで食べれる半面、中々美味く焼けなかったり、食べるタイミングが難しかったり・・・。しかし長柄、蟹が新鮮っぽい事もあり、香ばしい焼具合とマッチして期待通り美味しかったやっぱ、蟹と言えば焼蟹ですねえ 
 

今回のコースは焼蟹がメイン?っぽかったので、鍋は一人鍋。それがこちらの蟹三味小鍋蟹すき・蟹つみれ・蟹しゃぶの三つの味が楽しめる鍋との事。蟹のつみれがメインの小鍋で出汁に食べる分だけ入れて火が通ったら食べるとの事。蟹の鍋と言えば、蟹すきや蟹ちりの方が絶対に美味しいに違い無いのだが、蟹道楽?ゆずりの美味しいお出汁で中々美味しいお鍋だった。蟹のつみれとかは、まあ、普通だったけど・・・。 
 

鍋が一人鍋って事で、雑炊が出来ない・・・、って事で、〆のご飯ものは蟹釜飯だ。この蟹釜飯は「岬のダイニング餐」の入口にあった大きな釜で炊かれた炊き立ての蟹釜飯だ。個人的にはちょっと薄味だし、付いている赤出汁が反対に濃い過ぎてバランスの悪い味付けだったけど、薬味で付いていた漬物?がこの上なく美味い。思わず御土産で買って帰りたいほどだったので、仲居のおねえちゃんに、何の漬もん?御土産用に売ってるの?と聞いても、冬場だけのアルバイトの二十歳にも満たないおねえちゃんだった事もあり、何にも応えられず、愛想笑いで誤魔化していた・・・?(聞いてきましょか?とは言われたのだけど、そこまでする事は無い?) 
 

まさに蟹三昧って事でお腹一杯。最後はデザート。お品書きには「みかんとりんごのジュレ バニラムース」と書いてあった。良く冷えていてあっさりと中々美味しかった。全般的にはどの料理もデザートも美味しかった。このレベルならぜひまた来てみたいと思うのであった。 
 
ちなみに今回は蟹料理って事で、最初だけ生ビールを飲んだけど、後は地酒一本。竹泉ってのと香住鶴を飲んだけど、竹泉の辛口ってのが料理にあって中々美味かった。 
 

この後、御土産屋さんに寄って、その後は恒例?のカラオケ・・・。今時、こう言ったクラブ風のお店でカラオケをするのが流行らないのか、ハタマタ一曲350円と言う、今時にしては高い料金が災いしたのか、店内は貸切状態。おかげで2時間たっぷり歌いまくりだった・・・。
 
てな事で、本来は一族大勢で行く予定だった日本海蟹三昧の旅であったが、病人多発?って事で、結局は甥っ子と二人だけの、何か東京の続きのような、日本海珍道中だった。詳しくはこの後、何日か掛けて徐々に紹介しましょう!

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