義史のB型ワールド

2008年12月19日

東京二日目のランチはマッドクラブ。これまたチリソースがめちゃ旨~!

Filed under: グルメ — 代理人 @ 9:40 午後
 
代理人記録
 
今回、東京へ行くにあたって、何か東京でしか食べれ無い?美味しい物を・・・、って事で事前に調べて予約まで入れたのがシンガポール料理のお店で、名物はマッドクラブ。何やら人気のお店でネットから予約を入れたのだが、日曜日って事でディナータイムは空いて無いしランチタイムの正午からしか予約出来なかった。てな事で、東京タワーから慌ててタクシーに乗ったのだが、場所は覚えているものの、名前何て覚えて無い。タクシーの運ちゃんもイマイチ知らないらしいが、東京パシフィックホテルの敷地内に、何かお洒落なお店が出来てるで・・・、って事で、多分そこ!と言うことになり、向かう事に。
 
 
こちらが今回行った東京パシフィックホテル前にあるシンガポールシーフードのお店「シンガポール・シーフード・リパブリック」。看板にあるように、メインはマッドクラブの料理だ。
 
 
 
お店の中に入ると正面にショーケースがあり、そこには生きたマッドクラブが並べられている。予約している事を告げると、席に案内してくれるのだが、まずはこちらでマッドクラブの説明があり大きさに寄って値段が違うとか、今日は新鮮なお魚が入ってますとか、料理の説明をしてくれる。魚には一切興味の無い私は、マッドクラブと車海老だけが、気になったので、すっかり頭の中はこの二品は絶対食べるぞ!と既に心に決めたのだった。
 
 
店内はこんな感じで既に大賑わい。最初、お店に入った時は手前の一見客用の部屋に案内されそうになったのだが、予約している事を告げると、奥の部屋(上の写真の右側)に案内された。奥の部屋も大きくは二つに分けられていて店の右側奥(上の写真の左側)は団体さんが宴会・・・、と言うかパーティみたいな感じで使っていた。我々が席に着いた後からも続々とお客さんがやって来て、流石に人気のお店と言う事が良く判る
 
 

 
で、いよいよ料理を注文。ランチメニューとして、マッドクラブ・カレーとか、チキンライス、それにナシゴレン等興味をそそるメニューが並んでいるのだが、折角来たお店だし、きっと二度目は無い?って事で、やはり名物のマッドクラブの料理を食べる事に。入口で二人で食べるにはMかLサイズ・・・、と言う事で、今回はLサイズを注文。サイズはこの上にも何種類もありKINGサイズとかYOKOZUNAサイズなど、超巨大なサイズまである。値段もそれなりに巨大だが・・・。ただ時間的に混んでいるので、マッドクラブの調理に約30分かかるとの事。と言う事でマッドクラブ以外にまずは手軽な料理を数点オーダー・・・。
 
アラカルトメニューの中から何か美味しそうに見えた海老料理「アーモンドブラウン」ってのを注文。名前だけ聞くと、とても海老料理だと想像つかないのだけど、みなさんはご存知だった?
 
 
こちらが一番最初に運ばれて来た海老料理「アーモンドブラウン」。頭は取ってあるが、殻が付いたまま炒めた海老と言うような料理。沢山のニンニクチップ・・・、と言う風に見えたが、どうやらアーモンドを薄くスライスしたものらしい。味的には、まあこんなもんかな?と言うような味。海老自体の旨みは薄い。とりあえずマッドクラブまでのジャブって感じかな・・・。
 
 
続いてはメニュー名を見てなんじゃらほい?って思ったのが「サティー」。お店の方に聞くと・・・、焼鳥らしい・・・。鶏好きの甥っ子も居る事だし・・・、って事でこちらも注文。
 
 
こちらが実際に運ばれて来た「サティー」。確かに焼鳥だ・・・。お肉はやや固め、歯応えたっぷり。この焼鳥には「オリジナルピーナッツソースとパイナップルソース」ってのが付いていて、好みでこれを付けて食べるとの事。パイナップルソースはそのまんま、パイナップル味で、まあどうって事の無い味。が、オリジナルピーナッツソースは、カレー風味の味付けで、こちらは中々旨い。付け合せのキュウリとかもこのソースを漬けて食べると中々旨い。鶏肉自体はどうって事無かったけど、ソースのおかげで美味しい料理と言う印象が残った。
 
 
順番的にはマッドクラブの料理より後に運ばれて来たのがこちらの「車海老/ニンニク蒸」。お店の入口のショーケースの処に新鮮な魚貝類コーナーにあった時から気になっていた海老ちゃんだ。一尾980円と言う安さ?も手伝い、とりあえず一尾だけ食べようと言う事で注文したのだった。普通に蒸して出て来るだけかと思ったら、真ん中には、色々な香辛料が詰まったような詰め物が入っている。特製タレもかかって居て、この車海老が実に旨い。普通に素材の旨さもあるのだが、やはりこのタレの味も大きい。前菜料理の中ではやはりこの車海老が一番旨かった。本日お薦めの食材って事もあるし、大分産って事もあるのかな?やはり食材も日本産がエエっちゅう事かも。
 
 
そしていよいよ待ちに待ったマッドクラブ料理が運ばれて来た。マッドクラブの料理の種類にはブラックペッパーとかカレーとかあって、どれを選ぶか悩んだのだが、一番オーソドックスっぽい、チリ・クラブを注文。上の写真では判り難いが、結構デカい。
 
 
チリ・クラブのアップ!どーん!!!マッドクラブは丸ごと料理された後、食べ易いようにある程度の大きさに解体されている。それでもまだ食べ難い場合は、用意されたハサミを使ってもうちょっと食べ易いように砕いて食べるとの事。それにしても溶き卵が入ったチリソースがたっぷりとマッドクラブにかかっているし、お皿の上にも溢れている。このチリソースが、実に旨い。マッドクラブとか無くても、このソースだけでも十分食べれる。嫌あ、思わずご飯が欲しくなるような旨さだ。(ご飯もメニューにあったのだが、お薦めと言う事で、揚げパンと蒸しパンを頼んだのだった)。
 
 
チリ・クラブの最大の魅力はやはり巨大な蟹のハサミの部分(上の一番左の写真)。まずは一番最初にこちらをいただく。マッドクラブ自体は割りとあっさり味で特に癖とか臭みとかも全く無い。そこそこ美味しい。しかし何と言っても上に書いた通り、チリソースが美味しい。それほど辛味は無いのだが、兎に角ソースが旨いのだ。もしかするとマッドクラブの蟹味噌がチリソースの中に溶け込んでいるのかも?もう、マッドクラブ無しでもエエから、このチリソースとご飯orパンだけで食べてみたい気にすらなって来る旨さだった。
 
 

こちらはお店の人がお薦めと言う揚げパンと、個人的にはソースが滲み込みそうな気がしたので頼んだ蒸しパン。注文する時「大丈夫ですか?」と聞かれたのだが、最初何の事か判らなかったのだけど、二人でこれだけのパンは多過ぎるのじゃ無いの?と言うような意味だったみたい。でも何度も書くが、チリソースが美味しかったので、パンで皿を舐め回すぐらい付けまくって食べたので、この程度のパンは全然問題は無かった。
で、我々の思いとは裏腹にお店のおねえちゃんがお薦めした揚げパンの方が、パン自体に味もあってこれとチリソースの味が融合したような旨さとなり、揚げパンの方が美味しかった。蒸しパンは思った程、ソースを吸ってくれなかった・・・、と言うような感じかな。ちなみにパン以外にもご飯もあったので、もし次回、チャンスがあったならチリソースとご飯で食べてみたいような気がする。兎に角、絶賛のチリソースだった。(あれ?マッドクラブがメインじゃ無かったっけ???)
 
 
こちらは食べ尽くした後の残骸。あまりにも美味しかったので、チリソースを始め、全く持って残した料理は無いのだった。
 
てな事で、このお店は東京へ行く前に予約していたのだが、期待通り、とっても美味しい料理だった。確かに一品で頼んだ海老や焼鳥は、そこそこの味だったけど、チリクラブは最近食べた料理の中では一番美味しい?と思える料理だったかも。(前日のフォアグラ丼も旨かったけど・・・)
 
ちなみに例に寄ってこのお店でも生ビールは一杯1000円だったかな・・・。前日に続いて豪華なランチとなったのだが、費用的には前日よりも安上がりだったのはちょっと意外?だったかも。

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