義史のB型ワールド

2008年12月10日

一年ぶりに稲美町にある洋食屋さんに行った。でもやっぱ高いだけで・・・。

Filed under: 焼肉、その他の肉料理 — 代理人 @ 8:21 午後
 
代理人記録
 
ちょうど一年くらい前の今頃、新聞の折込チラシに洋風おせち料理の予約受付の広告が入っていたので、買ってみたい気にもなったので、まずはお店の味見から・・・、って事で行ってみたのが稲美町にある洋食屋ポム・デ・テール」。その時はランチタイムで、日替りランチを目当てに来たオバタリアンを中心に大賑わいしていたのだが、個人的に興味があったのは「かつめし」だったので素直に「かつめし」を食べたのだった。でも味的には思ったほどの物では無くて結局、おせちの予約も辞めたのだった。
 
そんな洋食屋「ポム・デ・テール」なのだが、先日、岩岡にあるカレーショップに行く際にお店の前を通った事もあり、ふと思い出して今回は「かつめし」では無く普通の洋食メニュー?を食べに行く事に。そう言えばちょっと前のBANBAN-TVのグルメコロンブスにもこのお店が紹介されていたなあ・・・。
 
 

こちらが約1年ぶりに訪れた稲美町にある洋食屋「ポム・デ・テール」。田園の中にあるログ風の建物で、店内はどこと無くペンション風な感じでもある。だが、今回はディナータイムでの訪問って事もあり、店内は閑散としている。やっぱこのお店はランチタイムの日替りランチにあるようだ。女性客だけのサービスもあるようだし・・・。
 
 

お手軽な価格の日替りランチは当然の如く、ランチライムのみだが、ランチタイム&ディナータイムを通してのレギュラーメニューにもこのようなセットメニューがある。今回、私は、洋食屋の王道とも言える、ハンバーグと大海老フライがセットになった「Aプレート」ってのを注文する事に。でも値段が1890円ってのは、ちょっと勇気のいる値段だよねえ・・・
 
 
セットメニューの他にもこのような単品メニューや、定食メニュー等もあり、メニューの品数は豊富。他にも私に心をくすぐる「ステーキ丼」ってのもあったが、確かお値段が2980円。って事で、ちょっと注文する気になれない。お店の雰囲気は庶民的なのだけど、値段はちょっとした一流洋食屋さん並の価格かな?個人的にはもうちょっと価格を下げた方がエエような気がするのだけど・・・
 
 

で、まず最初に運ばれて来たのがこちらの「コーンポタージュ・スープ」。容器はお洒落だけど、味的には極々普通。
 
 

そしてこちらが今回食べた「Aプレート」の全景。気分的には先にスープが出るのでは無くて、ご飯がお茶碗なのだから、お味噌汁にして欲しかったような気がする。洋食屋って事で、スープにこだわったのかも知れないが・・・。もしかすると定食系のメニューなら味噌汁だったのかな?
 
 

こちらが「Aプレート」のメインの料理。ハンバーグに大海老フライ、そして脇にはクリームコロッケと、まさに洋食屋さんの王道のメニューの盛合せ的な内容になっている。ハンバーグにはデミグラスソース、大海老フライにはタルタルソース、そしてクリームコロッケにはケッチャップ風味のソースと、一皿でこのお店の色んな味のソースも楽しめる豪華な内容だ。
 
 

まずは最初にハンバーグから。中身の写真も撮ったのだが、店内の照明が全体的に薄暗くて(雰囲気を演出しているのだろうが・・・)、綺麗に撮れなかったので、今回は中身の写真は無し。で、ハンバーグの中までしっかりと火が通っていて、肉汁のジューシーさは全く無い。上にかかっているデミグラスソースはかなり濃厚な味。まさにこの味こそが、このお店の命とでも言わんとするような、濃厚さがあるのだけど、基本的には洋食屋定番のオーソドックスなデミグラスソースに近いかな?ソースよりやっぱり、ハンバーグにジューシーさが欲しかった・・・
 
 

続いては大海老フライとクリームコロッケ。他のセットメニューを見ていると海老フライはこの大海老フライと普通サイズの海老フライの2種類があるようだったが、どうせ食べるなら大海老やで!って事でこちらのセットを選んだのだった。個人的には大海老どころか、値段さえ許せば伊勢海老のフライでもエエのだけど・・・。で、この大海老フライ・・・、確かに大海老なんだけど、最近このサイズの大海老は天麩羅うどんの海老天でも出て来るお店があるので、然程、驚くような大海老でも無い。それに加え、味が薄いと言うのか、海老の旨味が無い。蟹やうなぎ、アナゴ等でも大きいサイズの物は味も大雑把で、小ぶりの方が何でも美味しい・・・、と偶に言う人が居るが、まさにそんな感じの大雑把な海老の味って感じかな。大ぶりの海老でも美味しい海老はしっかりと美味しい物なんだけど、やっぱり食材が違うのだろうなあ・・・。そう言えば、何時ぞや姫路で食べた「大海老の天丼」も味が薄くてイマイチだったよなあ。あの大海老の天麩羅を思い出す・・・。
 
で、クリームコロッケは・・・。普通だったかな。手作りだったかどうかも怪しいぐらい、普通のクリームコロッケだった。
 
 

最後にドリンクとデザートも登場。まあ、1890円もするので、当然と言えば当然なんだろうけど、今回飲んだ紅茶もティーパックの味、デザートはこれまた普通のシャーベットだったし、内容的にはあっても無くてもエエようなレベル。それ以前に値段を安くして欲しいような・・・。
 
てな事で久々に訪れた稲美町の洋食屋さんだったけど、印象はやはり昔長柄の伝統を守る?オーソドックスな洋食屋さんと言う感じ。こう書くと聞こえが良いけど、今一歩、今の時代に着いてこれて居ない、昔からの堅物のシェフがやっているお店・・・とも言える。何より、内容と値段は全然合って無いぞ。この内容なら、1280円レベルが妥当な線じゃ無いだろうか・・・。やっぱ一年前に感じた、味的にはイマイチ・・・、ってのが今回も同じだったので、当分の間、このお店に行く事は無いだろう・・・。日替りランチぐらいなら、行っても良いけど・・・。

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