代理人記録
ちょっとした用事でこの日は須磨まで行く事になった。で、用事自体は午前中で終わったので例に寄って?何処かでランチを食べてから帰る事にした。そこで地図で調べていたら直ぐ近くに5年位前に”ジャンボもも焼定食”を食べた『鳥光須磨本店』があったので、最初はそちらのお店に行ってみようかと思ったのだが、ふと脳裡に浮かんだのは最近は諸事情もあって食べる機会が減ったが、数年前まで毎年大晦日の日に手土産で貰って食べていた須磨寺の参道にある『志らはま寿司』の巻寿司の事・・・。彼是と10年以上に渡って毎年食べていたのと、一度はお店で食べてみたいと思っていた事もあり、これも何かのきっかけと思いそちらのお店に行ってみる事にした。
こちらが今回行って来た『志らはま寿司』で、お店がある場所は山電須磨寺駅を降りて須磨寺へ続く参道を入った直ぐの処にある。で、お店の紹介文に寄ると”昭和初期に創業し須磨寺へ続く門前商店街の中にある家族で営むおすし屋さんです。 古材を使った民芸調の店内でお席は30席。どこか懐かしい雰囲気の中でおすしをご賞味ください”との事。ちなみに上の写真の右手側は持ち帰り用の寿司の販売店になっていて、店内で食べる場合は左手の入口から入って行くのだが、このお店は結構人気店と言う事もあり午後1時近くでもお店の前やら入口を入って直ぐの処に3~4組程の待ち客が居たので、最終的に20分程待って漸く席に案内された。
そしてこちらが『志らはま寿司』のメニューで、当然の如く一番のお目当ては毎年大晦日の日に食べていたお店の看板商品でもある”花巻ずし”と言う太巻寿司だったのだが、どうせ滅多にお店に来て食べる事は無いと思い、ちょっと豪華な”すまの関守”と言うセットを食べようかと思って、よくよく内容を見ると私の苦手な”鯖寿司”が入っている様だったので、無難に”花まき”と”穴子箱ずし”と”胡瓜巻”と”赤だし”がセットになった”志らはま盛”を食べる事に決定!!!
ちなみに先に書いた様に最初に食べてみようかと思った”すまの関守”と、握り寿司がセットになった”すまの浦”は別途写真付のメニューが用意されていて、ご覧の様に”すまの関守”を見ると中々豪華だ。で、お店の商品案内に寄ると”名物「花巻きずし」と「焼穴子手押しずし」に鯖とうの花をかわいい木の葉に見立てた「柚の香」”がセットになっているらしい・・・。この”柚の香”が鯖寿司で無ければ食べてみたかったのだが・・・。ま、鯖でも焼きサバなら食べれ無い気もしたけど、今回は無難にパスしたのであった。
それはさて置き、この時は未だ店内が混雑していた事と、注文が通ってから寿司を巻く?のか料理を注文してから約10分少々待って漸く運ばれて来たのがこちらの”志らはま盛”で、別途後から運ばれて来た”赤だし”が付いてお値段は1000円也。先ずはこのお店の味を知るには丁度良いお値段のセットだ。
そしてこちらが”志らはま盛”で、このお店の看板商品である”花まき”を筆頭に”穴子箱ずし”と”胡瓜巻”がそれぞれ3貫ずつ盛られた、先に書いた様にこのお店の味を知るにはぴったりの内容だ!ちなみに私は先にも書いた様に”花まき”と”穴子箱ずし”は大晦日に貰って何度も食べているが、このお店の”胡瓜巻”を食べるのは今回が初めてだ!
それはさて置き、先ずはこのお店の看板商品である”花まき”から食べてみると、ご覧の様に厚焼き玉子の中に焼き穴子や海老、それに煮込んだ椎茸等の具が詰まった太巻き寿司で、久々に食べる事もあってかそんな懐かしさも加わってメチャクチャ旨い!最近は加古川や姫路でも”マイスター工房 八千代の巻寿司”の方が話題?に上がる?と言うのか人気があるのだが、個人的にはそれと比べても負けず劣らず?と言うのか、それ以上に美味しい巻寿司な気がする。
そしてこちらも数年ぶりに食べる”焼きあなご 手押しずし”で、こちらも昔長柄の味で中々美味しいのだが、流石に個人的に加古川にある『与多呂』の”穴子の上箱寿司”とか、あるいは明石にある『菊水鮓』の”あなごの棒ずし”等と比べると、インパクトに欠ける・・・と言うのか想像通りの味だったかな。ま、日頃から焼穴子を使った箱寿司や穴子丼を食べているし、ちょっと穴子に関しては舌が肥えてしまったのかも・・・。
それはさて置き、こちらが個人的にはこのお店で初めて食べる”胡瓜巻”なのだが、具を見ると胡瓜の他に穴子も入っているので、所謂”穴きゅう巻”のようで、こちらも特に大きな特徴は無い物の中々美味しい”穴きゅう巻”だったかな。
ちなみに”志らはま盛”の各お寿司を順番に食べていると、メインの”花まき”が一番端っ子の部分が入っていてご覧の様に割と太目にカットしてあったので、何と無くであるがちょっと得した気分になった。とは言え流石にこれだけの量ではちょっと食べたり無かったので、”花まき”は後2~3切れあっても十分食べれた様な気がする・・・。
そしてこちらが”志らはま盛”に付いていた・・・と言うのか店内で食べるお寿司のセットには必ず付いていると思われる”赤だし”で、パッと見た感じは、エノキや三つ葉等が浮いた良くある”赤だし”かと思って食べてみると、具の中に穴子も入っていて比較的あっさりした赤味噌味で中々ウマい!先に”花まき”を食べた時は、大晦日に貰って食べていた頃の様に手土産で買って食べても同じ味かな?と言う気がしたのだが、この”赤だし”が付いていると思うと絶対に店内で食べた方がエエかも!