義史のB型ワールド

2014年2月19日

以前、B-1グランプリで食べた高知須崎名物の”鍋焼きラーメン”専門店が姫路に出来たと耳にしたので食べに行ってみた。そこそこ旨いがB-1グランプリの会場で食べた時の方が美味しかった様な・・・。

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 9:48 午後
 
代理人記録
 
若かりし頃、原付バイクで四国を一周した事があり、その時に高知県須崎市にも行ったのだが、当時は”鍋焼きラーメン”と言う物を耳にした事は無かった。が、昨今のご当地ラーメンブームの影響もあって、高知須崎のご当地ラーメンである”鍋焼きラーメン”も有名になって来て、私も”B-1グランプリ in 姫路”の前哨戦の”近畿・中国・四国 B-1グランプリ in 姫路”と言うイベントに行って食べたら、これが中々ウマかった!それ以来、また何時か”鍋焼きラーメン”を食べ様と思っていたら、昨年末頃に姫路の隣の太子町に”高知須崎名物の鍋焼きラーメンの専門店”が誕生したと耳にしたので食べに行ってみた。
 
鍋焼きラーメン山本/太子店鍋焼きラーメン山本/太子店
こちらが今回行って来た高知須崎ご当地ラーメンのお店『鍋焼きラーメン山本/太子店』で、お店がある場所は姫路バイパスを太子町で降りてそのまま真っ直ぐに西へ進み、以前食べに行った事がある『ラー麺ずんどう屋/太子店』の前も通り過ぎ、そのもうちょっと先にある”東保”と言う交差点を南下したパチンコターザンの直ぐ近くにある。何年か前、ちょっとした用事でこの近くに月に一回程来ていた事があるのだが、その時は夜ばかりだったので、今となってはそこが何処であったか全く記憶が無い・・・。(そう言えば太子町にある『二代目光正』と言うラーメン屋さんにも来た事があるが、それはもうちょっと姫路よりだった・・・)。
 
鍋焼きラーメン山本/太子店鍋焼きラーメン山本/太子店
で、早速店内に入って行くと、思ったよりは店内は広く、カウンター席の他にテーブル席も沢山あって、しかもお店到着時は未だ午前11時半頃だったのだが、既に先客が4組ぐらい居た。で、カウンター席に座ると当たり前の如く?”鍋焼きラーメン”の土鍋を置く為の木の板が置いてあった・・・。
 
鍋焼きラーメン山本/太子店のメニュー
そしてこちらが『鍋焼きラーメン山本/太子店』のメニューで、”鍋焼きラーメン専門店”と言う割には定食やチャーハンやカレーチャーハン等の多くのメニューが並んでいる。しかも”鍋焼きラーメン”のメニューだけでも”鍋焼き味噌ラーメン”とか”鍋焼き野菜ラーメン”、”鍋焼き豚骨ラーメン”、”鍋焼き地獄ラーメン”と種類が豊富・・・。
 
須崎名物「鍋焼きラーメン」の7つの定義鍋焼きラーメン山本/太子店のメニュー
とは言え”須崎名物鍋焼きラーメン」の7つの定義”をみると、真っ先に”スープは親鳥の鶏がらの醤油ベースであること”と書かれてあるので、”味噌”とか”豚骨”とか”地獄”は却下!他にも具がちょっと豪華な”鍋焼きラーメン(上)”ってのもあったが、素直に普通の”鍋焼きラーメン”を食べる事に決定!!!
 
鍋焼きラーメン山本/太子店お昼のお得なセット
で、毎度の事ながらラーメン単品で十分と思いつつ、メニューの中にこの様な”お昼のお得なセット”なる物があり、決してお得な価格とは思えなかったのだが、何と無く鶏尽くし?で”唐揚げ”も食べたくなったので、Aセットを併せて注文する事にした。
 
鍋焼きラーメン山本/鍋焼きラーメンの説明鍋焼きラーメン山本/鍋焼きラーメンの食べ方
ちなみに”鍋焼きラーメン”が出来るまでには約10分ほど掛かるらしく、その間ちょっと暇だったのであれこれと店内の張り紙を見ていると、この上の右側の”鍋焼きラーメンの食べ方”みたいな物があった。以前に”近畿・中国・四国 B-1グランプリ in 姫路”の会場で食べた時は何も考えずに普通に食べたのだが、要は生卵をどうやって食べるかが、ポイントの様だ・・・。
 
鍋焼きラーメン山本/鍋焼きラーメンのゆるキャラ
それともう一つ、先ほど紹介したメニューの片隅に、この様な”鍋焼きラーメンのゆるキャラ”が書いてあったのだが、後で知った話に寄るとこの”ゆるキャラは漫画家・やなせたかしがデザイン”した”なべラーマン”と”カワウソのカウちゃん”との事。何故”やなせたかし”がデザインする事になったのか、何処かに書いてあった様な気もするが忘れた・・・。興味のある方は”なべラーマン”で検索して頂戴・・・。
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメンAセット
それはさて置き、約10分近く待ってまず最初に運ばれて来たのが、こちらの”お昼のお得なセット”のAセットで、”鶏の唐揚げ”に中ライス、それに小皿の一品が付いて300円也。これにちょっとした味噌汁かスープがあれば”鍋焼きラーメン”は無くても十分にランチになりそうな気がする・・・。
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメンAセットの唐揚げ
そしてこちらがAセットの”唐揚げ”で、大小若干大きさの異なる3個の”鶏の唐揚げ”で、当然の如く揚げたて熱々で、添付の胡椒を浸けて食べると中々ウマいキャベツ用にマヨネーズが添えられていたので、”唐揚げ”にマヨネーズを浸けて食べるとこれまたウマい!白いご飯との相性も良く、先にも書いた様にこれに後”味噌汁”があれば”鍋焼きラーメン”は無くても十分だった?かも・・・。
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメンAセット鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメンAセット
ちなみにAセットには、他にもこの様な小皿に入った”蓮根とゴボウのきんぴら”とライスが入った丼ぶり鉢の蓋の上には”たくあん”が付いていた。この”たくあん”が蓋の上に載っているので、蓋を取った後の置き場に困ったので、思いとしては”たくあん”も小皿に入れて出して欲しかったかも・・・。
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメン鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメン
で、一足先に”唐揚げ”をつついていると、漸く”鍋焼きラーメン”が運ばれて来た。ご覧の通り”鍋焼きラーメン”は蓋付で、蓋を開けると土鍋の熱で暫くの間はグツグツと煮えた状態が続いていた・・・。ちなみに”鍋焼きラーメン”とAセットの合計金額は982円也。単品だけで良かったかも・・・
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメン
そしてこちらがその”鍋焼きラーメン”で、具は鶏肉、ネギ、生卵、ちくわ、それにちょっと黄色い麺と、基本的には以前の”近畿・中国・四国 B-1グランプリ in 姫路”の会場で食べた”鍋焼きラーメン”と見た目は同じだ。これが”鍋焼きラーメン”のオーソドックスなスタイル・・・、と言うのか基本的らしい。てな事で、まずはスープから飲んでみると・・・、ちょっと醤油辛い・・・。以前”B-1グランプリの会場”で食べた”鍋焼きラーメン”は、もう少し甘目な感じで中々美味しいと思ったのだが、このお店のスープは私にはちょっと醤油辛い感じだ。
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメン
で、こちらは”鍋焼きラーメン”の麺で、ご覧の通り真っ黄色と言っても良いぐらいの色をした麺だが、こちらは中々美味しい・・・。以前にスーパーで売っていた”生麺タイプの鍋焼きラーメン”を買って作って食べたら、麺がイマイチ(スープも?)だった事があったのだが、流石に本物?の麺って事もあってか、中々美味しい麺だった。
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメン
そしてこちらは”鍋焼きラーメン”の一番の具である”親鳥の鶏肉”で、以前に岡山で食べた”笠岡ラーメン”の”親鳥を使ったチャーシュー”とは少し事なる、鶏肉そのまんま?な感じで、結構歯応えはあるものの、口の中で噛みしめて食べるとジワジワと味が出て来て中々ウマい!食べ易さの点から言うと、柔らかい雛鳥の方がエエかも知れないが、”鍋焼きラーメン”にはこの程度の弾力がある鶏肉の方が煮込まれて旨味が出るのかも知れない・・・。
 
鍋焼きラーメン山本鍋焼きラーメン
ちなみに上で紹介した”鍋焼きラーメンの食べ方”のキーポイントとなる生卵は、結局スープの中で潰して食べる事に・・・。そうする事に寄って、最初ちょっと醤油辛かったのだが味がマイルドになって辛さが抑えられ中々美味しくなって来た様な・・・。
 
てな事で、以前にB-1グランプリの会場で食べた”高知須崎名物の鍋焼きラーメン”の専門店が、太子町に出来たと耳にしたので遥々と食べに行ったのだが、私の印象ではB-1グランプリで食べた程の美味しさを感じ無かった・・・。ま、初訪問時は期待と先入観が入り混じって余計な感情が入って正確な判断が出来ない事が多いので、もう一回食べに行ってみようと思っているのだけど・・・。
 
最後に・・・、折角太子町まで行ったからと思い、帰りにイオン姫路大津SCに寄ったらレストラン街にあったラーメン屋味千拉麺/姫路大津店』は跡形も無く消えていた・・・。世界規模で進出している『味千拉麺』だが、姫路には根付かなかった様だ・・・。味の好みって中々難しいもんなんだねえ・・・。

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