代理人記録
年末が近づいた某日に法事があった。で、法事の後のお楽しみと言えば、今や高砂の隠れた名店と噂される様になった『生州割烹 輝髙』へ行って食事・・・、と言う事で二ヵ月ぐらい前に予約の電話を入れたのだが、何とその日は既に正月休み(実際は、正月用に販売する”おせち料理”を作るのに精いっぱいでお店は開けれないとかだった)。そうなると以前の様に焼肉屋さんか、伊保にある洋食屋さんか・・・、と思ったのだが、あまり遠い処へは行きたく無い・・・、と言う事で『生州割烹 輝髙』の直ぐ目と鼻の先にある『魚亭やつか』に行く事にした。
![魚亭やつか 魚亭やつか](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/1111.jpg?w=320&h=240)
こちらが今回、数年ぶりに行った『魚亭やつか』で、このお店は高砂町内に古くからある魚屋さんだったのだが、数年前にこの料理屋さんをオープンさせ、私も何度か法事で利用した事があり、以前にちょっと高いコースを頼んだら”牛肉のステーキ”も出たりと、中々豪華で好印象だったのだが、普通のコースだと当たり前の如く、刺身や天ぷら中心の和食だった事や、最近は先にも書いた様に『生州割烹 輝髙』へ行く事が増えたので、ここ数年は全く来て無かったのだった。とは言え、高砂では数少ない料亭?だし、忘年会シーズンって事もあってか、店内はほぼ満席だったみたいだが・・・。
![魚亭やつか 魚亭やつか](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/219.jpg?w=320&h=240)
それはさて置き、何時もの様な和食のコースはあまり好きでは無いので、この日は試しに”かにすき”と、それだけではちょっと寂しいかなと”焼蟹”も追加する事にした。で、2Fにある個室に案内されると、以前は畳の間にあぐらをかいて座っていたのだが、今はこの様に畳の間にテーブル席と言うスタイルになっていた。そう言えば2、3年前に福井に蟹を食べに行った時も、この様な和室にテーブルだったし、あるいは何年か前に、神戸にあるステーキ屋さんで”大人もうれしい お子様ランチ”とかを食べに行ったお店も、和室にテーブル席だったし・・・、最近行った高砂神社近くの某お店でもそうだったっけ・・・。
![魚亭やつか/かにすきの蟹味噌 魚亭やつか/かにすきの蟹味噌](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/3111.jpg?w=320&h=240)
で、早速席に着くと、目の前のテーブルの上には、この様な”蟹味噌”が置いてあった。当然、このまま食べてもメチャ旨かったのだが、途中で”かにすき”にこの”蟹味噌”を浸けて食べたら美味しいんじゃ無いの?と言う話になり、実際この後”かにすき”が出来た後に”蟹味噌”を浸けて食べたら、メチャウマかった!もしかすると、最初からそうやって食べる様に、用意されていたのかも知れない・・・。
そしてこちらが”かにすき”用の蟹で、このお皿だけで4人分。数年前まで年末になると我が兄がロシア産のズワイ蟹を買って持って来てくれていたのだが、その時の蟹の大きさと比べると、ちょっと小さ目の蟹だ。その代わり4人分ながら、蟹の甲羅の数を数えると5~6個以上はあったから、サイズが小さい分は数で補っていた?のかも知れない・・・。
で、折角なので蟹をアップで紹介すると、こんな感じで、流石に魚屋さん直営の料理屋さんと言う事もあり、新鮮さが漂う蟹だ。でも何処産の蟹なのかを示すタグは付いて無いから、日本海側のブランド蟹では無いんだろうなあ・・・。ま、美味しければそれで十分なんだけど・・・。
![魚亭やつか/かにすきの蟹の甲羅 魚亭やつか/かにすきの蟹の甲羅](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/c11.jpg?w=320&h=240)
![魚亭やつか/かにすきの蟹の甲羅 魚亭やつか/かにすきの蟹の甲羅](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/d11.jpg?w=320&h=240)
序でに”蟹の甲羅”を紹介するとこんな感じで、甲羅の裏に味噌みたいなのが残っていたので、少し味見をしてみたが、これはあんまり美味しく無かったので、鍋に入れると出汁が出るかも・・・、と”かにすき”の鍋の中に入れてみたのだが、果たして良かったのかどうかは定かでは無い・・・。
それはさて置き、早速出来上がった”かにすき”を食べてみると、お出汁を吸った割には蟹の味もしっかりとしていて中々ウマい!この日の半月ほど前には”城崎日和山の日本海へ行って蟹三昧”を食べたばかりで、何回蟹を食べたら気が済むねん!と言う気もするが、その時は”会席仕立ての小鍋の蟹すき”だったので、こうやって豪快に食べる”かにすき”は、また一味違った旨さだったかな。
で、”かにすき”を食べていると、もう一品のメイン料理である”焼蟹”が運ばれて来た。気持ち的には先にこの”焼蟹”を食べて、その間に”かにすき”が出来る・・・、と言う展開を期待していたのだが、何かラーメンと餃子の関係みたいに後先が反対になった様な・・・。それは兎も角として、こちらの”焼蟹”も中々ウマそう・・・。
てな事で、早速”焼蟹”を食べてみると、しっかりと火が通っていてややジューシーさに欠けるが、この”焼蟹”もメチャウマい!お出汁で手がアチチにならない分、食べ易いし蟹本来の味が楽しめる事もあって、個人的にはやっぱ”焼蟹”が一番好きかも知れない・・・。
![魚亭やつか/かにすきの後の雑炊 魚亭やつか/かにすきの後の雑炊](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/f1.jpg?w=320&h=240)
![魚亭やつか/かにすきの後の雑炊 魚亭やつか/かにすきの後の雑炊](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/e11.jpg?w=240&h=180)
で、”かにすき”の〆と言えばやっぱり”雑炊”!って事で、当然の如く”雑炊”セットを注文!途中、ちょっと煮詰まり過ぎになったので、お出汁を追加したら、ちょっと出汁多めになってしまった気もするが、取り敢えず”雑炊”も完成!!!
![魚亭やつか/かにすきの後の雑炊 魚亭やつか/かにすきの後の雑炊](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/g1.jpg?w=320&h=240)
![魚亭やつか/かにすきの後の雑炊 魚亭やつか/かにすきの後の雑炊](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/02/h11.jpg?w=240&h=180)
そしてこちらが実際に食べた”雑炊”で、お出汁の中に蟹の味が浸み出てこちらもメチャウマい!そのまま食べても十分に美味しいのだが、最初に出て居た”蟹味噌”を残していた人が居たので、その”蟹味噌”を貰って少し”雑炊”に入れたら味がメチャ濃厚に・・・、と言うよりもほとんど”蟹味噌”の味しかしなくなった。”かにすき”の蟹に”蟹味噌”を浸けて食べたらメチャ旨かったが、”雑炊”に入れるのは、ほんの少しにしておいた方が良いかも知れない・・・。