代理人記録
またまた・・・、と言うか、今年第1回目の駅弁のお話・・・。新年早々にも各スーパーで駅弁大会をやっていた様な気がするが、その時期は他に用事が一杯あったので買いに出掛ける事は無かったので、1月下旬頃の駅弁大会が、私に取っては今年初めての駅弁大会となる。
で、こちらが1月の下旬頃にスーパートーホーで行われていた駅弁大会の売り場の様子で、以前はこの特設コーナーの正面も裏側もぎっしりと駅弁が置いてあった時もあったのだが、最近は駅弁人気も下降気味なのか、こちらの正面側にしか売って無かった?(はず・・・)。
そしてこちらが今回の”駅弁大会”で売られていた駅弁の一部のチラシで、これを見ると、駅弁の定番とも言える、蟹やイクラやウニ等を使った駅弁の他に、個人的にちょっと興味をそそる”十和田黒牛すき焼きぽん酢弁当”、”平清盛たこしゃぶちらし”、”鹿児島黒毛和牛牛めし”、”あったかあなごと牛釜めし”等の、今回の駅弁大会で初登場?っぽい感じの駅弁が数多く並んでいる。
そんな中、私が手に取ったのは、こちらの”平清盛たこしゃぶちらし”と言う商品で、ご覧になれば直ぐに想像が着く様に、今年のNHK大河ドラマである『平清盛』に便乗した?ご当地駅弁だ。で、その駅弁の内容はと言うと”清盛入道をテーマに、「たこしゃぶ」や飯蛸、煮穴子など瀬戸内名物で源平合戦を再現したちらし寿司です。神戸・清盛ゆかりの地散策図が印刷されており、神戸観光にもぴったりのお弁当”との事。
てな事で、早速買って帰ったのが、こちらの”平清盛たこしゃぶちらし”で、この駅弁は神戸駅で売られている駅弁って事で、当然の如く、製造販売は兵庫県が誇る駅弁屋の老舗『淡路屋』の商品だ。神戸生まれの『お弁当の淡路屋』と言えば、私が幼き頃から父に連れられて姫路のデパート&百貨店で開催されていた、駅弁大会で一番多く食べた駅弁の会社で、中でも『淡路屋』の代表駅弁と言える”肉めし”は、両手では数え切れないぐらいに食べた事がある、メチャ馴染深い駅弁の一つでもある。その他にも、何年か前に東京出張の際に、駅弁を買うだけの為に、わざわざ新神戸駅で途中下車して新神戸駅限定販売だった”神戸ワイン弁当”を買って食べた程・・・。ま、駅弁の話をし出すと切が無いので、今回はこれだけにするとして・・・。
で、”平清盛たこしゃぶちらし”のパッケージの裏面を見ると、この様な”神戸・清盛ゆかりの地散策図”が載っている。私はただ今放送中のNHK大河ドラマ『平清盛』は全く見た事が無いのだが、数年前に放送されていたタッキー主演のNHK大河ドラマ『義経』(あるいはちょうどその時期にCSで放送されていた中村吉右衛門主演の『武蔵坊弁慶』も併せて見ていた)ので、何と無くであるが、この地域でどんな出来事があったのか判る・・・、様な、判らん様な・・・、そんな感じ。
それは兎も角として、パッケージを開けて中身を取り出すと、”平清盛たこしゃぶちらし”は紙製のお釜風の容器に入っていて、更にその蓋を取ると”たこしゃぶちらし”の上に”香味わさびドレッシング”が添えてある。どうやら、メインの”たこしゃぶ”はこの”香味わさびドレッシング”を食べるらしい。
で、上に乗っていた”香味わさびドレッシング”をどけて”平清盛たこしゃぶちらし”をあらためてじっくりと観察すると、”たこしゃぶ、いいだこ旨煮、穴子煮、刀豆の花、椎茸煮、蓮根、いんげん、錦糸卵、人参、しょうが”等、結構色んな種類の具が盛り付けられている。それぞれの具が意味してあるのは・・・、詳しくは、上の写真の右側の解説を読んで頂戴!
そしてこちらがメインの”たこしゃぶ”で、流石に駅弁の具の”たこしゃぶ”って事でプリプリな蛸?と言う程では無いが、そこそこ柔らかくて普通に美味しい。が、”香味わさびドレッシング”の味はちょっと濃い目で、浸け過ぎると蛸の旨味が消えてしまう様な感じ。”香味わさびドレッシング”は控え目の量にした方が良いかも。その他の”いいだこ旨煮、穴子煮、椎茸煮”も中々美味しくて全体的には結構美味しい駅弁だったかな。
てな事で、今回は久々に新作駅弁の”平清盛たこしゃぶちらし”と言うのを食べたのだが、内容的には割とイメージ通りの素朴な感じの駅弁ではあったが、意外と結構美味しかったかも。とは言え、この駅弁もNHKの大河ドラマ放映が終わると消えてしまう運命にあるのかも知れない。って事で、興味のある方は早目に買って食べて置いた方が良いかも知れない。ちなみに、この駅弁は神戸の淡路屋が売っている駅弁なので、明石辺り迄、出掛けると買えると思う・・・。