代理人記録
この日は朝一から大阪で打合せがあり、終わったのはランチタイムをとっくに過ぎた午後1時過ぎ。が、午後からの予定は特に無かったのでそのまま帰る事となった・・・。が、その前にランチを食べる事に。今、大阪で一番ホットな場所と言えば、以前”おいしいラーメン神座/ルクア大阪店”のあるJR大阪駅北側に出来たルクア大阪&大阪三越にあるレストラン街。この日も一応、行ってみたのだが、午後1時半をとっくに廻っていると言うのにほとんどのお店で行列が出来ている。並んでまでして食べるのも何だし・・・、と、早々に、このレストラン街とおさらば・・・。
となると今度は行くお店が思い浮かばない。こう言う時は梅地下のレストラン街で手っ取り早く・・・、と思って地下街を歩いていたらふと阪神百貨店の催し物のポスターが目に留まった。それを見るとこの日、開催していたのは”沖縄物産展”との事。沖縄と言えば、”沖縄そば”が食べれるやんけえ!!!って事で、阪神百貨店の沖縄物産展の会場に行ってみる事にした。
![沖縄そばダイニング川(せん)特設茶屋 沖縄そばダイニング川(せん)特設茶屋](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2011/06/e8bc67817d92.jpg?w=320&h=240)
こちらが『阪神のめんそーれ 沖縄味と技展2011』と題された物産展の一番奥のコーナーにある『沖縄そばダイニング川(せん)』の特設茶屋の様子で、時間は午後2時だと言うのに20人前後が並んでいる。一瞬、並んでまでして食うかどうか悩んだのだが、時間的にもこれ以上他のお店を探すのにも疲れたので、取り敢えず列に加わる事に・・・。
![沖縄そばダイニング川ポスター 沖縄そばダイニング川ポスター](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2011/06/dc3e10b41153.jpg?w=320&h=240)
ちなみに今回、物産展に出店していたお店は上でも書いた様に『沖縄そばダイニング川(せん)』と言うお店?との事。とは言え、お店は沖縄にしか無いみたいだから、私が実際にこのお店を訪れる事は無い様な気がするが・・・。
![沖縄そばダイニング川炙りとろとろ軟骨ソーキそば御膳メニュー 沖縄そばダイニング川炙りとろとろ軟骨ソーキそば御膳メニュー](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2011/06/6213ec000583.jpg?w=320&h=240)
で、この特設茶屋の行列に加わると直ぐに係員の人がやって来て、何やら説明をしてくれた話に寄ると、1日限定100食だけの”ソーキそば御膳”と言うのがあって、メインの”炙りとろとろ軟骨ソーキそば”の他に”沖縄風炊き込みごはん”とか”もずく酢”とかがセットになっているらしい。で、この”ソーキそば御膳”は人気メニューなので整理券を発行していて残り10人分ぐらいとの事。限定物に弱い私なので、またまた一瞬悩んだのだが、別に”沖縄風炊き込みごはん”にも興味が沸かなかったし、何より時間的に軽めの食事で良いかな?と思ったので普通の”ソーキそば”だけを食べる事にした。
それは兎も角としてこの日、私が食べようと思っているのが、こちらのメニューでその名は”炙りとろとろ軟骨ソーキそば”。定番の”沖縄そば”にソーキを乗せた物が”ソーキそば”なのだが、このメニューを見ると、どうやらこのお店の”ソーキ”は一度、火で炙って芳ばしさを付けてからトッピングするとの事・・・。先に火に炙ってからトッピングする・・・、と言えば、あの、今や姫路を代表するラーメン屋さんとなった『ずんどう屋』もお店が誕生した頃は、一枚ずつ、七輪(かんてき?)の上でチャーシューを炙ってからトッピングしていた物なのだが、お店が繁盛するに連れて、そう言った手間が面倒になったのか、今はもうやって無いのよね・・・。あの頃は愛情がこもってたのになあ・・・。
![沖縄そばダイニング川炙りとろとろ軟骨ソーキそばのおだし 沖縄そばダイニング川炙りとろとろ軟骨ソーキそばのおだし](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2011/06/22f33a5e9f5c.jpg?w=360&h=106)
と、話が脱線したが、再びこの”炙りとろとろ軟骨ソーキそば”は、これまたちょっと珍しく”ダシが3種類から選べる”との事。その昔、私が仕事絡みで5日間ほど沖縄に滞在していた時に、連日の様にあちこちのお店で”沖縄そば”と”ソーキそば”を食べたのだが、上で書いた様な”炙ったソーキ”も”出汁の種類が選べるお店”にも出くわした事は無かったけどなあ・・・。これも時代の流れなのかねえ・・・。
ちなみに上のメニューの写真ではちょっと読み辛いので、”ダイニング川の沖縄そば”の説明が書いた部分だけを別途ご紹介(写真を苦クリックすれば更に拡大で読む事が出来る)。”幻のアグー豚”を使っているらしく、この文言だけを読んでいると中々美味しそうなんだけど、果たしてそのお味は・・・。
で、そんなこんなしつつ並んで待っていると、約10分ほどで順番が廻って来て、案内された席に座って待っていると間も無くして運ばれて来たのが、こちらの”炙りとろとろ軟骨ソーキそば”で、お値段は735円也。私が選んだお出汁は定番の”かつお風味”。てな事で、早速、スープを飲んでみると・・・、ん?何か、滅茶味が薄いぞ・・・。関西風のあっさり薄味には慣れている(嫌、外食続きで濃口な舌になってるかも知れんが)つもりだが、何かそれ以上にダシが薄い・・・。個人的には全く持って物足りない味だ。このスープならば、GW期間中に管理人さん達と神戸へ行った時に最後の入った沖縄料理のお店で食べた”ソーキそば”、あるいは二見近くの明姫幹線沿いにある”沖縄食堂で食べたソーキそば”の方がよっぽど美味しい様な気がする。
ちなみに今回食べた”炙りとろとろ軟骨ソーキそば”の麺はこの様な”沖縄そば”定番の平打ち麺で、流石に麺は沖縄から直送した生麺なのか、中々美味しかった。お出汁さえもうちょっと旨かったらなあ・・・、と、余計に思ってしまう瞬間でもあった。
そしてこちらが今回食べた”炙りとろとろ軟骨ソーキそば”の最大の特徴?と言うのか売りである”炙りとろとろ軟骨ソーキ”。当たり前だが少し炙ってある、滅茶滅茶柔らかい軟骨付のソーキで、こちらも麺同様に中々旨い。この軟骨ソーキだけでお酒が飲めそう・・・、みたいな。
ちなみに軟骨の部分も柔らかでそのまま食べてしまう事が出来る。その昔、沖縄に行った時に食べた”ソーキそば”の中には骨付きのソーキが乗ったタイプもあり、その場合、食べ残した骨を取り出して置いておく為の小皿が付いている場合もあったのだが、軟骨タイプのソーキの場合は、そう言った小皿も無く、骨まで食べれて何と無くヘルシーな気分だったかな・・・。
![うちなあ丼食堂 うちなあ丼食堂](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2011/06/1117.jpg?w=320&h=240)
![うちなあ丼食堂 うちなあ丼食堂](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2011/06/2113.jpg?w=320&h=240)
てな事で、約10分程度ではあるが並んでまでして食べた”沖縄ソーキそば”を食べ終えてそのまま物産展会場の反対側に来ると、こちらには『うちなあ丼食堂』と言うお店が出店していて、こちらにはラフテー丼やらソーキ丼なる物があったのだが、このお店には行列は全く無く、何と無く空いていた・・・。ポスターに紹介の写真が載っているか載って無いかの差が出たのかな?また機会があれば、今度はこちらの丼を食べてみる事にしよう・・・。