義史のB型ワールド

2011年6月16日

数年ぶりに行った天満のラーメン屋さん!大阪で魚介と動物系のWスープのラーメンはこのお店から始まった?言えるかも・・・。

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 10:16 午後
 
代理人記録
 
今から10年ぐらい前は、関西には未だ動物系と魚介系のお出汁を使ったWスープのラーメンはほとんど無かった。その先駆けとも言えるのが、大阪の天満にあった『洛二神』と言うお店で、関西でWスープのラーメンを広めたお店と言っても過言では無いはず・・・。そしてそんな『洛二神』が誕生した頃、何故か私はラーメン屋さんには縁が深い?って事もあり、偶々連日の様に大阪天満界隈に行っていた事もあり、既に大阪のラーメンマニアの間では話題になりつつあったので、その『洛二神』に時々食べに行っていたのだった。
 
が、このお店の人気が高まると同時に夜だけの営業(今はまた昼間の営業も再開した様だが)となった事や、大阪天満に行く機会も減った事もあり、ここ数年の間『洛二神』には遠ざかっていたのだった。ま、今年の初め、長渕剛のコンサートを観に行った後、実はこのお店に行ってみようか?と言う話もあったのだが、場所的な問題と、休日かも知れないって事で無難に『神座/鶴見店』に行ったのだった。
 
が、しかし!少し前にも書いたが、ここ最近またまた連日?の如く、大阪天満界隈に行く事になった事もあり、その帰り道に久々に『洛二神』でラーメンを食べて帰る事にした。
 
洛二神
こちらが数年ぶり?か、十年ぶりぐらい?に行った大阪天満近くにある中華そばのお店洛二神』で、場所は天五の中崎通商店街を入って直ぐの処にある、カウンター7席程度の物凄く小さなお店だ。この時は午後8時前と言う事もあってか、流石に行列は出来て無かったが、それでも私が行った時はほぼ店内は満席だったのだが、偶々、先客がお店を出た後だったので入れ替わりでどうにか席に着く事が出来た。この狭さ?は、まさにラーメン好きで無い限り、ちょっと近づきがたい?と言うのか、ゆっくり食事を楽しむと言う様な空間では無い事だけは確かだ。
 
洛二神のメニュー
で、こちらが中華そば『洛二神』のメニューで、流石の私もブログを始める遥か昔に来て以来の訪問って事もあり、当時のメニューと同じかどうかは全く持って判断出来ないのだが、少なくとも”つけ麺”系はその当時は無かった様な気がする・・・。で、お店のお兄ちゃんにオススメを聞くと?当たり前の様に”和風中華そば”を押して来たので、これまた無難に”和風中華そば”をオーダー!!!
 
洛二神の拘り
ちなみに目の前のカウンター内の壁の真正面にはこの様な”洛二神の拘り”を書いた張り紙がしてあった。ま、こう云った類のお店の薀蓄は、何処のお店にも飾ってあるので単純に鵜呑みには出来ないが、何と無くそんなラーメンだったなあ・・・、と感慨深げに読みつつラーメンの出来上がりを待っていたのだった・・・。
 
洛二神の和風中華そば
そんなこんなしつつ待っていると、間も無くして運ばれて来たのがこちらの”和風中華そば”で、お値段は700円也。パッと見た第一印象は、何か量が少なそうに見えるかも知れないが、このお店のラーメン鉢はちょっと個性的な形をしていて、何か歪んでいる?と言うのか、真ん中が深くなった感じで、取り敢えずは普通のラーメン屋さん並の量はある。
 
で、某グルメ情報誌の商品説明に寄ると”豚のゲンコツや廃鶏などをベースにしたスープと、鰹粉や鯖節と昆布などをベースにしたスープが、絶妙に溶け合い、やわらかい口当たりで飽きの来ない味に仕上がっている。ネギなど定番の具以外にキクラゲや干しえびが旨みのポイント”との事。この紹介記事はちょっと古いのか、具の内容にキクラゲと書いてあるが、この日、実際に食べた物にはキクラゲでは無く筍の千切り?が入っていた。
 
洛二神の和風中華そば
てな事で早速”和風中華そば”の麺から食べてみると、麺はこんな感じの超極細麺で、その雰囲気的は何と無くであるが素麺みたいで、如何にも和風の麺?みたいな感じ。とは言え、この麺も中々美味しかった
 
洛二神の和風中華そば
そして注目すべきはちょっと火で炙った感じの小海老が入ったスープで、魚介風味満載の、まさにうどんか和蕎麦を食べてるかの様な優しいお味。今はメニューから消えてしまった”もんどのあっさり和風醤油麺”、あるいは”満天のラーメン”のスープに若干似た感じでWスープと言いつつ、豚系や鶏系のダシは控え目で中々美味しいスープだった。特にお酒を飲んだ後に食べるの格別に旨いんじゃ無いかな?
 
洛二神の和風中華そば
ちなみに最初にパっと見た時は、その存在には気付きにくかったのだが、一応チャーシューも入っていたが、こちらはどうって事の無い至って普通のチャーシューだった・・・。
 
てな事で、10年ぶりぐらいに天満?と言うのか天五にある大阪で動物系と魚介系のWスープのはしりとも言えるラーメン屋さん洛二神』に行って来たのだが、当時より洗練されて来たのか確かに美味しいラーメンであった。ま、この手のあっさり系のスープを好むか、最近巷に溢れている超こってり系のラーメンを好むかで評価が分かれるとは思うが、個人的にはラーメン大好き!って事でどちら系統でも美味しいラーメンは大好きだし、美味しく無いラーメンは嫌い!って事だけははっきりしている・・・。
 
 
おまけ・・・。
 
天満界隈も数年前に比べるとラーメン屋さんの数が数倍になっている様な気がする。その中の一軒でちょっと私の目を引いたのは・・・。
 
290円の船場ラーメン
こちらの看板に寄るとラーメン一杯が290円と言う『船場ラーメン』とか言うお店。この場所にも以前は違う名前のラーメン屋さんが有った様な気がするのだが、それはさて置き、ラーメン一杯290円と言えば『幸楽苑』とか、以前、三宮で食べた『ニーハオラーメン』?等の格安ラーメン屋さんが頭に浮かんでしまうのだが、根っからのラーメン好きって事で、この290円のラーメンとやらが、どんな物なのかちょっと興味があるので、また天満界隈に行った時に食べてみようと思うのであった。

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