義史のB型ワールド

2011年6月23日

姫路に出来た明石焼きのお店”ひめあん”とやらに行ってみた。雰囲気は良いのだが、後一歩何かが足りない?

Filed under: 麺類と粉もん — 代理人 @ 10:32 午後
 
代理人記録
 
例の如く、またまた姫路の街中を散策していると、何やら今まで見た事が無いお店を発見。その看板を見ると”本場明石焼き”と書いてある。姫路で”本場明石焼き”と言う看板も何かちょっと違和感が無いでも無いが、幼い頃からJR姫路駅の地下や山陽百貨店の地下にあったお店明石焼きを食べて育った私に取っては、何か懐かしい香りがする・・、って事でちょこっと食べてみる事にした。
 
明石焼きひめあん
こちらが今回行った明石焼きのお店『ひめあん』で場所は当ブログでは結構お馴染みの小溝筋と呉服町の交差する角っ子にある。何年も前にはこの場所にラーメン屋さんがあって来た様な記憶があるのだが、その頃は写真を取る様な時代では無かったので記録が残って無いから同じ場所かどうかは判らない・・・。
 
明石焼きひめあん写真入メニュー
で、明石焼きのお店『ひめあん』の表にはこの様なメニューを書いた立て看板が置いてある。それを見ると料理メニューは基本的には”明石焼き”と”たこめし”の2種類しか無い様で、後は”明石焼き”が”ねぎ入り”だったり”チーズ入り”だったりするのみで、その他にそれぞれの”明石焼き”と”たこめし”がセットになったメニューがあるだけ。何と言うのか結構潔い?メニュー内容だったりする。
 
明石焼きひめあん店内
てな事で早速入店!お店入って直ぐの処で”明石焼き”を焼いていたのだが、それを横目に奥へ進むとこの様なテーブル席が並んだそこそこ広めの部屋がある。この場所から”明石焼き”を焼いている姿が見えないのが、ちょっと寂しいがその分、お気楽に?写真を撮りながら食べる事が出来るのでそれはそれで有り難い事かも・・・。
 
明石焼きひめあんメニュー
ちなみにこちらは『明石焼き/ひめあん』の店内に置いてあったメニューなのだが、基本的には表に立ててあった看板に書いてある内容と同じ・・・、って当たり前か・・・。
 
明石焼きひめあんたこめしの食べ方
で、座った席の横の壁を見るとこの様な”ひめあん名物たこめしの美味しい食べ方”とやらが書いてある。それを読むとまず最初はそのまま食べ、次にお出汁をかけて食べ、最後に”明石焼き”を乗せて出汁をかけて食べるとの事。何と無く”鰻のひつまぶし”みたいな感じだが、”たこめし”にお出汁をかけて食べるのは、出汁茶漬け風で中々良いかも・・・(でも少し前に行った焼鳥屋の釜飯にお出汁かけて食べたらお出汁がメッチャ辛くて失敗した事もあったけど・・・)。
 
明石焼きひめあんたこめし
てな事で料理を注文後、暫く待っていると、まず最初に運ばれて来たのがこちらの”たこめし”。パッと見た感じでは色がちょっと薄めな感じで、具の蛸もあまり多くは無い様な感じ。実際に食べても薄味で、途中から”食べ方”に書いてあった様に、お出汁をかけて食べたりもしたのだが、お出汁が薄目な感じだったのであまり違いは感じ無かったかな。
 
明石焼きひめあんたこめしセット

で、先に運ばれて来た”たこめし”の写真を撮ったりしていると少し遅れて”明石焼き”が運ばれて来て、この日私が食べた”明石焼きとたこめしのセット”が揃った。お値段はセット価格680円なので、結構良心的な価格かも・・・。それにしても”明石焼きとたこめしのセット”と言えば・・・、何年か前に、三宮に行った時に、これまた似た様な明石焼き専門店で食べた事があったっけ・・・。あの時の”明石焼き”は最初からお出汁に浸かったちょっと風変わり?と言うのか”神戸スタイルの明石焼き”だったけど・・・。
 
明石焼きひめあん明石焼きに岩塩
てな事で早速”明石焼き”を食べ様とすると、”明石焼き”を運んで来てくれたスタッフのおねえちゃん曰く”岩塩で食べても美味しいんですぅ~”と言うので、お願いして”岩塩”を持って来てもらい、自分でガリガリして”明石焼き”の上にかけて食べてみた。確かにあっさりした感じでそこそこ美味しいのだが、やはりちょっと味的に物足りなさもあって”岩塩”で食べたのは1個だけにしたのだった。
 
明石焼きひめあん明石焼き明石焼きひめあん明石焼きのおだし

てな事で、残りの9個?は普通にお出汁に浸けて食べる事に・・・。だがこのお出汁がちょっと薄味。”明石焼き”自体もふわふわとろとろと言う感じでも無く、やや、たこ焼きに近いしっかりと焼けた感じで、全体的な印象としては可も無く不可も無くって感じかな?ま、今年の春に無くなってしまったJR姫路駅の地下で良く食べた明石焼き”よりはちょっとマシ?と言う気はしたけど・・・。
 
明石焼きひめあん明石焼きソースとおだし明石焼きひめあん明石焼きのソース
そんなこんなで”明石焼き”をおかずに?”たこめし”を食べたのだけど、やっぱり最後は”姫路流明石焼きの食べ方”に従ってソースをかけてから、更にお出汁に浸けて食べる事に・・・。幼き頃、姫路へ行って”明石焼き”を食べる時は必ずこのスタイルだったのよね。てか、最初に”明石焼き”が運ばれて来た時点で全部にソースを塗ってからお出汁に浸けて食べてたからなあ・・・。もしかするとソースを塗ってからお出汁に浸けて食べる様に、お出汁は薄味になっていたのかな?
 
てな事で、この日は姫路の街中で偶然みつけた明石焼き専門のお店で”明石焼き”を食べたのだが、”明石焼き”自体は本場明石で良くみかける小玉では無く大玉の”明石焼き”で雰囲気は良かったのだが、焼き具合とか味とかは何かちょっと物足りなさを感じる内容だったかな・・・。今や半分伝説となりつつあるサンモール高砂にあった『やつふさ』の”明石焼き”が懐かしい・・・。

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