義史のB型ワールド

2009年9月30日

懐石料理の東京田村って意外とお手頃価格だし、味もまずまずで楽しいとこやん!

Filed under: グルメ — 代理人 @ 11:04 午後
 
代理人記録
 
シルバーウィークの後半、東京在住の甥っ子が帰省して来た事と敬老の日のお祝いも兼ねて甥っ子家と叔母とで食事に出掛けた。叔母の希望は和食なのだが、この近辺で和食のお店?ってのが、ちょっと頭に浮かばない。以前なら西明石のキャッスルプラザホテルの地下にある和食のお店に行っていたのだが、今回はちょっと前に、加古川プラザホテルに寄った際に、すっかり存在を忘れていた『懐石料理/東京田村』を思い出したので、この日はこのお店に行く事になった。もしもこのお店が駄目?な場合は、無難に鮨の与多呂へ行こうと言う話にはなっていたのだが・・・。
 

こちらが加古川プラザホテルの4階にある懐石料理・東京田村/加古川店』。加古川プラザホテルと言えば、未だ我が父が存命の頃、1階のホテルロビーの奥にあったフレンチのお店に良く行っていたのだが、父が亡くなって数年後、フレンチのお店が無くなり、その代わり入口近くにあったカフェがイタリアンのお店に衣替え、私も何度か行ったけど、以前のフレンチのお店と比べて、ちょっとイマイチと言う印象を受けた事もあり、それ以降、ずいぶんと遠ざかっていたのだった。まあ、ここ最近では管理人さん一家とビアパーティでホテルの宴会場へ行った事がある程度かな?
 

懐石料理・東京田村/加古川店』のメニューはこんな感じで、当たり前だが和食を中心に沢山のコース料理が並んでいる。内容を見ていると”かつめし”なんかもあったりする。しかしどのメニューも”煮物”とか”揚物”とか書いてあって具体的な内容が良く判らない。そんな中、肉好きの私にはピッ足しな”牛網焼き膳 ~宴~”ってのを発見。私はこのコースを食べる事に決定!
 

まず最初に運ばれて来たのは”牛網焼き膳 ~宴~”の”先付”。手かご風の入れ物に小さなガラス鉢を置いた、ちょっとお洒落な”先付”。内容はと言うと、豆腐状の物の上にイチジクを乗せてその上に八丁味噌をかけたような感じの物。実際に食べてみると、豆腐状に見て物は何とチーズだ。和食でチーズってのも珍しいが、チーズとイチジクの組合せってのも中々見る事は無いかも。八丁味噌とイチジクの甘さもあって、中々美味しかった
 

続いて運ばれて来たのは”八寸”。見るからに懐石料理、あるいは和食の定番とも言える内容だ。個人的にはお正月?のお重の料理にも思える。味もこの手の料理として平均的で可も無く不可も無くって感じだったかな。
 

次に運ばれて来たのはちょっと風変わりの和風テイストな”サラダ”。最初は何かに使う薬味?なのかな?と思ったが、一応、底の方にドレッシングが入っていて、このまま食べる”サラダ”だった。どうって事の無い野菜をカットしただけのサラダではあったが、健康の為?に完食はしたけど。
 

その次に運ばれて来たのは、メニューには蒸し物とだけ書いてあったのだが、どうみても普通に”茶碗蒸し”。これが小さなコーヒーカップみたいな器に入っていて、これが結構食べ易い。茶碗蒸しの具は椎茸に海老にぎんなん等で、種類的にはちょっと少な目であったが、中々美味しい”茶碗蒸し”だった。
 

そしていよいよ登場したのは、この日、私が食べた”牛網焼き膳 ~宴~”の焼きものであり、メインの料理でもある”和牛網焼き”用のお肉と松茸。メニューには”和牛網焼き”としか書かれて無かったが、これも時期的な物だろうが”松茸”がおまけ程度に添えられている。何か、今年はやけに”松茸”に縁がある年だ。
 

和牛網焼き用のお肉はヘレとロースの二種類のようで、マグロのトロにも見えるような鮮やかな色をしいていて中々美味しそう。しかも、このお肉が見た目以上に大きくてボリュームがあり、肉大好きな私なのだが、他の人の料理も摘んだり、あるいは炊き立ての白いご飯が美味しかったのでお替りをした事もあり、お腹満腹になってしまい、お肉一切れを甥っ子に御裾分けした程だった。
 

こちらは”和牛網焼き”のお肉の皿に添えられていた”松茸”。二本しか無いものの、それなりに大きさがあって食べ応えはありそう。”和牛網焼き”のコースに”松茸”が付いているのはこの季節限定だと思うので、あらためてこの時期に来て良かった!と思える一瞬でもある。
 

てな事で、早速、和牛と松茸を各人にそれぞれ用意された携帯炭火コンロを使った網の上に乗せて焼いて、ポン酢を付けて食べたのだが、なるほど、本当に和牛だ!と感じる味で中々美味しい。松茸は気分的には、この前に神戸で食べた松茸の方が風味豊かだったような気がしたけど、まあ普通に松茸の味もあってそれなりに美味しい。上でも書いたようにお肉は結構ボリュームがあって、これだけでお腹満腹になりそうだった。
 

この日は運転手だった事もあり、アルコール系は一切無し。てな事で”和牛網焼き”と一緒に”炊き立てごはん”を食べた。焼肉にはご飯が良く合う。”牛網焼き膳 ~宴~”を頼むと一番最初に何処かで見た事があるような携帯型のお釜が運ばれて来て、テーブル横で一から炊き上げたので、まさに炊き立てご飯。てな事もあって、中々旨い。ビールが飲めないので、代わりにご飯をお替りしてしまった
 

炊き立てご飯”には”赤出汁”と”香の物”も付いていて、ありふれた内容ではあるが、こちらも結構美味しかった。
 

こちらは我が姉が食べたコースのメインである”ひつまぶし”。大きめのおひつの目一杯入っていたので、姉が食べ切れないと言うので、ちょこっと味見で食べさせてもらったのだった。これはこれで中々美味しい。ただ、私は肉の網焼きを食べていたので、肉と鰻は合わないなあ、と言うのが率直な感想でもある。これ以外にも写真は撮らなかったが、叔母の”かやくご飯”も少しだけど食べたので、もうお腹満腹。
 
この日はみんなバラバラのコースを食べたのだがデザートのメロンは全員一緒だった。流石にちょっと前に”しゃぶしゃぶの木曽路で食べた北海道メロン”には遥か足元にも及ばない極々一般的なメロンだったけど、それなりに美味しかった。
 
てな事で一昔前は良く食事に出掛けに行っていた”加古川プラザホテル”だが何時ぞやの”ビアパーティ”を除いては、久々にこのホテルで食事をした。確か”東京田村/加古川店”って”加古川プラザホテル”が出来た頃からあったような気がするのだが和食のお店って事もあり今まではあまり関心が無かったのでお店入ったのは初めてだったのだが、”和牛網焼き”は美味しかったし”かつめし”やその他のコースにも興味があるので、またぜひ行きたいと思うのであった。

らーめん八角に新しいつけ麺登場!”冷ころつけ麺”はイマイチだったが今度はどう?

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 8:58 午後
 
代理人記録
 
このブログで時々私が書いているように、昨今は関西でもちょっとした”つけ麺ブーム”が起きている。”つけ麺”自体はそれほど珍しい物では無く、関西でも以前からレギュラーメニューに書いてあるラーメン屋は多い。以前なら”つけ麺と言えば大勝軒!”って事で、数年前の”そうめん流し”の日に、私がわざわざお取り寄せして食べた事があるのだが(大半はそうめんと一緒に流されてしまったが)、つけだれ的には、昨今の”つけ麺”の人気は、この前、管理人さん邸で食べた”六厘舎のつけ麺”や”東加古川のもんどのつけ麺播磨”に代表される、濃厚豚骨魚介スープなつけだれが、その原動力となっている。
 
そんな事が関係しているのか、居ないのか、らーめん八角にもこの9月から季節限定(11月末までらしい)で”味玉醤油つけ麺”ってのが登場したと聞いたので、試しに食べに行ってみた。ちなみに、らーめん八角には夏限定で”冷やころつけ麺”ってのがあって、昨年か、その前の年ぐらいに食べた事があるのだが、はっきり言ってイマイチ。二度と食べないで置こうと思ったメニューの一つである。
 

で、こちらがすっかりお馴染み『らーめん八角/加古川店』。自転車で行ける距離にあるので、このお店に行く時は健康の為の運動がてら、自転車で行く事にしている。お店の前には沢山の”味玉醤油つけ麺”の幟が立っている。毎度の事ながらの季節限定ラーメンの宣伝幟だが・・・。
 

らーめん八角に行く日は決まって”八角の日”!って事で餃子が88円なので、まずは餃子を注文。忘れることなく”餃子の味噌だれ”も注文(こちらは無料だが)。何と無くこの日はお店が賑わっていて、焼き置きしてるっぽいやや、ふにゃっとした餃子だった。まあ、88円の日ってこんなもんかな?
 

つけ麺”とは関係無いがテーブルの上にはこのような”手造りらーめんタレ”が置いてある。これってもしかすると、加古川店のラーメンが何時も醤油辛かったのを、ちょっと醤油辛さを控え目にして、その代わり従来通りの辛さが好きな人の為に、このタレで味を調整しろ!と言う事なのかな?こんど普通のらーめんを食べてチェックして見なければ・・・。
 

こちらがテーブルの上に用意された”味玉醤油つけ麺”のメニュー。商品説明を読むと”さっぱり感をもった醤油味にまろやかな玉子風味が加わった和仕立てのつけ麺”との事。何か判ったような判らんような、ざっくりとした商品説明な気がする。
 

間も無くして運ばれて来たのがこちらの”味玉醤油つけ麺”、650円也。昨今の”濃厚豚骨魚介つけ麺”の相場価格からすると、割と安めの値段設定となっている。それにしても麺は兎も角、つけだれのスープの量もかなりのもんだ。
 

こちらが味玉醤油つけ麺の麺で、麺自体は夏限定の”冷やころつけ麺”の麺と全く同じような感じの細麺。量もざっと見ても大盛り風で多分200gある様子。美味しければ良いのだけど、個人的にはこの量はちょっと持て余してしまいそうな量に見える(実際、ビールや餃子の影響もあって、結構苦しかった)。
 

こちらが味玉醤油つけ麺のつけだれのスープ。パッとみたら何かこれに麺が入っていて、さながらミニラーメンのようにも見える。見た目以上に具沢山で、このスープの中にはチャーシューとモヤシがたっぷりと入っていた。スープ自体の味は、普通の八角ラーメンと同じ鶏がらベースの醤油系のスープに、予想通り?鰹節系の魚粉を混ぜた物だが、相変わらずの濃い目で、ちょっと醤油辛い味。つけ麺のつけだれなので、濃い目のスープになっているのは判るが、やっぱりちょっと辛い。
 

で、早々に、このちょっと濃い目のスープに麺を付けて食べてみる事に・・・。麺はやっぱり”冷やころつけ麺”の麺と同じで、何かつけ麺の麺と言う割りには存在感が無い細麺。まあこの辺りは”六厘舎のつけ麺”や”もんどのつけ麺播磨”の超極太麺に、私が毒されている?と言う風に見る向きもあるが、やっぱつけ麺は小麦香る太麺で無いと、あかんでしょ。それにしても麺多すぎ。麺の量は選べる方がエエなあ。
 

続いては”味玉醤油つけ麺”ってえぐらいだから何か違うのかな?と思って食べた味玉であるが、極々普通に、今時の半熟煮玉子。神々しく商品名の頭に”味玉”って書いてあるから、何か特別な味玉とか、あるいはスープの中に溶け込んだ?味玉なのかと色々と想像を廻らしていたのだけど、まあ、普通に味玉だった。ちょっと商品名のネーミング、間違っているような気がする。
 
で、つけだれのスープって事で、やっぱ何時もの八角ラーメンのスープよりも濃いと、言うか醤油辛いので、ちょっとでもマイルドにする為に、八角の定番でもある天カスも投入。上の写真は天カス投入前だが、やっぱり濃い味には天カスが合う。で、何やかんや言いつつも、モヤシやチャーシューたっぷりって事もあり、ほぼスープも完食。最後の方になると魚粉(鰹節)の味が偉いきつくなって来た。ちゃんと混ざってなかったのか、食べている間に底の方に溜まって来たのか。これなら最初に良く掻き混ぜて食べるべきだったかな・・・。
 
てな事で、らーめん八角で”味玉醤油つけ麺”ってのを食べたが冷やころつけ麺のつけだれスープはただ、醤油辛いだけだったのだが、一応、今回のは最近流行りの魚介風味を意識したような、魚粉(鰹節)たっぷりの少しだけ工夫したようなスープのつけ麺だった。でも基本は八角ラーメンのスープだし、やっぱ何か一味が足りない。ここは涼しくなって来た事だし、素直に普通の八角ラーメンを食べておくべきかな

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