義史のB型ワールド

2009年9月2日

”そうだよ!僕が20世紀少年だよ!”てな事で、最終章観て来た!ともだちの正体は後姿で・・・

Filed under: 趣味 — 代理人 @ 11:41 午後
 
代理人記録
 
ちょうど一年前の映画の日に『20世紀少年~第一章~』を観た。原作も読んでいないし、特に観たい映画でも無かったのだが、映画の日直前に公開されたばかりの新作だったし、何よりこの映画の主人公達は我々の世代そのまんまって事で、映像的に”三丁目の夕日”に似た、懐かしい昭和を再現したシーンのオンパレード、あるいは、忍者ハットリくんの仮面ナショナルキッドの仮面は世代的に、ちょっと違うような気がするが)を初めとする、数々のTV番組、アニメ等のパロディーネタ満載、そして何よりも第二章からは登場する大阪万博の懐かしい映像等、私の幼心をくすぐるシーンのオンパレード!って事で、ストーリーよりも、そう言ったノスタルジックな映像に釣られて、何時しか”20世紀少年ワールド”に染まってしまったのだった。まあ、我々こそ本当の20世紀少年だったもんなあ。
 

あれから1年(第二章は今年の2月の初めに見たので7ヶ月?)、漸く”20世紀少年~最終章~”が公開されたので、またまた公開直後の映画の日に、早々に観て来た。上で書いたように個人的には原作も読んで無いし、ストーリー的にもそれほど魅力を感じ無かったので、興味の的はただ一つ”ともだちの正体は誰?”って事ぐらいしか無い。
 
ちなみに”20世紀少年~第一章~”のサブタイトルに”終わりの始まり”ってのが付いているのだが、このサブタイトルを聞くと海外ドラマ”LOST”のファンなら誰もが頭に思い浮かぶのがシーズン3の最終回の驚愕のラスト!それまで・・・だと思っていたのが、何と・・・だったと言う、現時点では”LOST”の中の最高のエピソードになっているのである。”20世紀少年”とは全然、関係無いお話でした・・・。
 
 

こちらは映画チラシに載っている、映画出演者と原作のコミックと対比させた一覧。これを観るとコミックのキャラをかなり正確にイメージして作っているのが良く判る。果たしてこの中に”ともだち”が居るのか?
 

で、映画の中身。最初から全三部作として作られた映画なのだが、それぞれの作品の時代が違う事もあってか、何か一作品毎の雰囲気が違うような気がする。とりあえず謎ばかりが散りばめられていた第一章、新たな登場人物が増えた割に盛り上がりがイマイチだった第二章、そして”ともだちの正体”を明かす為に、過去の謎をちょっとずつ明かして行く第三章って感じで、この映画の売りである?”本格科学冒険映画”っぽい要素?が一番出ていたのがこの作品ではなかろうか。かと言って、ストーリー的には大して盛り上がる風では無く、途中、”ともだちの正体”を観客にミスリード?させる為のネタ振りがあるものの、そりゃ無いだろうと言うのが容易に判る展開。まあ、相変わらず、昔のTV番組や時代背景のパロディネタや、ちょこっと顔出すだけのゲスト出演者等、小ネタ満載で、昭和世代としては中々楽しい。まあ、万博ネタだけでも結構楽しい!ってのが、個人的な感想でもあるのだが・・・。
 
で、結局”ともだちの正体は?”ってのはネタばれになるので書かないでおくが、映画の中で”ともだち”がマスクを脱いだ後姿のシーンが何回か登場するのだが、その頭の輪郭を見ると、誰が演じているのか、役者さんその者に気付いてしまった。まあ、映画的には途中では違う役者さんを使って、観客の目を眩ますと言う手を使う場合があるのだが、この映画では私が思った通りの役者さんが、そのまま”ともだち”の正体だった。まあ、映画の最後の10分に”ともだち誕生秘話”っぽいストーリーがあって、それを見てこその”ともだち”なので、役者さんが判ったとこで、何で彼なの?と言うところまでは判らないのだが・・・。
 
ちなみに、その昔の映画で私の大好きなヒッチコック監督の名作『サイコ』では、あの超有名なシャワーでの殺人シーンは、予告編と本編とは違う女優さんを使って、予告編を観た客を巧みにミスリードして、本編を観た時に、更なる驚きを加える演出があったのだった。そう言う意味からも、ヒッチコックって凄い監督さんなのよねえ。
 
話はそれたが、世間で”ともだちの正体”が洩れ伝わる前に?って事で”20世紀少年~最終章~”を見て来たのだが、然程驚くほどの事も無く、ああそうなの?って言うだけのラストだったかな?結局は推理作家アガサ・クリスティの名作”そして誰もいなくなった”を超えるような、どんでん返しってのは、誰も思いつかないのだろうねえ。まあ、こう言った犯人当て物って、限界があるのは確かで、特に今回の映画は子供の時の誰かが犯人?って事で、ある程度絞られてしまうからなあ。まあ、一年前からの思いっきり長いネタ振りの2時間ドラマ?を観たような印象であった。ただ、春波夫の唄と、ケンジの唄だけは頭にこびり付いてしまったが・・・。

毎度お馴染みキンレイの冷凍麺シリーズ、今回はあっさりと、塩味と喜多方風醤油!!!

Filed under: カップ麺とインスタント麺 — 代理人 @ 8:38 午後
 
代理人記録
 
このブログでもすっかりお馴染みとなったキンレイの『専門店タイアップ』シリーズ、以前に紹介したのは、私が京都在住の頃、良く食べに行っていて、時々、管理人さん邸にお土産で買って帰っていたラーメン横綱』と、和歌山ラーメンを全国的に有名にしたお店で、私も和歌山一ヶ月缶詰状態の時に二度ばかり食べに行った井出商店』の二種類。このシリーズには今のところ3種類あるって事で、残る一種類も食べないわけには行かない!って事で、またまたキンレイの冷凍麺を買って来た。
 

今回買ったのは”塩ラーメンブームを巻き起こした埼玉・新座の塩ラーメン専門店『ぜんや』とタイアップ”と言うその名も『埼玉・新座ぜんや塩ラーメン』。何時の頃からか、都会では塩ラーメンが大人気で、大阪にも塩ラーメン専門店があり、私も何軒か行った事がある。塩ラーメン専門店は名前が現しているように、メニューは塩ラーメンしか無く、醤油系のラーメンは一切置いて無いのが一般的だ。その塩ラーメンのブームの火付け役が、この『埼玉・新座ぜんや』と言うお店らしい。これは結構ラーメン好きの私でも初耳だったけど・・・。
 

で、あくまで冷凍麺ではあるがスープも液体濃縮版って事で本物に近い味が楽しめるはず。パッケージの文章を読むと”豚骨・鶏がらをベースに昆布やホタテの風味が十分にきいた、しっかりとした塩味のスープが特長”との事。最近は豚骨醤油系のこってりとしたラーメンが幅を利かせているので、こう言ったあっさり塩味のラーメンは久々かも。
 

中身は至ってシンプルで、具材が付いた冷凍麺と液体濃縮スープの二つが入っているだけ。作り方も簡単でこのシリーズの特徴として”お鍋でも電子レンジでも調理”出来るのだが、どうせお湯を沸かす必要はあるので、何時ものように鍋で調理。一応、二食分買って置いてあるので、次回はレンジでチンしてみよう!
 

鍋で煮込み中の『キンレイ冷凍麺/埼玉ぜんや塩味』。これだけ見ればアルミ容器入りの冷凍麺とどこが違うねん?と言いたくなるような気もする。
 

そして完成したのがこちらの『キンレイ冷凍麺/埼玉ぜんや塩味』。写真の写り具合もあるが、塩スープの割りにやや濃い目の色が付いていて、何も思わずに食べると、あっさり醤油ラーメンと間違いそうな感じ。味もどこぞの勘違いしたラーメン屋さんの塩っ辛い塩ラーメンとは違い、あっさりだけど旨味とコクのある普通に美味しい冷凍麺だった。これならまた買って食べてもエエかな?と言う印象。麺だけは何時ものようにやわやわになってしまったけど・・・。
 
 
 
続いてはこちらもキンレイの冷凍麺だが『専門店タイアップ』シリーズでは無く、従来から売っているアルミ容器入り冷凍調理麺で、今回はちょっと懐かしい?「喜多方風醤油ラーメン」。喜多方ラーメンと言えば数年前にご当地ラーメンとして大ブームを引き起こした、まさにご当地ラーメンの元祖?とも言える存在。東加古川にも喜多方ラーメン坂内/小法師の加古川店があったのだが、あっさり系のシンプルな醤油ラーメンは濃い味でこってり好きの播州人に合わなかったのか、はたまた、その後、特徴的な醤油豚骨系のスープに押されたのか、閉店してしまった(その後、空き店舗がトリドールが展開するラーメンチェーン”丸醤屋”になったのは、既にご存知のお話?)。
 

こちらが今回買った『キンレイ冷凍麺/喜多方風醤油ラーメン』。このブログでもすっかりお馴染みのアルミ容器入りのお手軽冷凍麺だ。何時も買っていたのは、アルミ容器入りの冷凍麺でも、何処かのお店とタイアップした専門店の味を再現したシリーズだったのだが、今回はキンレイオリジナルのアルミ容器入り冷凍麺だ。
 
パッケージを開けた中身はこんな感じ。キンレイの説明文に寄ると”豚骨・鶏ガラをベースに魚介を合わせたあっさり醤油味のスープに、コシのある中太麺”との事。そう言えば喜多方ラーメンって確か平べったい麺だったような。何と無くそんな雰囲気もある冷凍麺だ。
 
で、ここからは火を点けたコンロに乗せて調理するだけ。完成した写真は撮り忘れてしまったので、スープの色とかをお見せする事が出来ないのだが、普通に、昔懐かしさが残る喜多方風のラーメンで、それなりに美味しかったかな?
 
てな事で、最近はこってり系のラーメンが続いた?(そうでも無いか?)ので、久々にあっさりしたスープのラーメンを二種類(冷凍麺だけど)を食べたのだが、これはこれで美味しかったかな。この近辺には塩ラーメンの専門店は無いけど、私が良く行っている”東加古川のもんど”で偶に塩ラーメンが限定で登場するし、姫路には専門店では無いけど、メインが塩スープのお店ラーメン獅子歌歌”があったりと、それなりに塩ラーメンを出すラーメン屋は多い。この二店はそれなりに美味しい塩ラーメンだけど”八角の塩ラーメン”とか”尾道ラーメン宝竜”の塩ラーメンは止めておいた方が良い。特に”宝竜”は塩ラーメンをちょっと勘違いしているようなスープだから・・・。

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