代理人記録
この日の昼は市民病院まで叔母を送迎。って事でそのまま、何処かでランチを食べてから帰る事に。最初は病院から比較的近くにある和風ステーキの梅はらに行こうとしたのだが、ふと、以前、管理人さんや30番さんらと下見に行った事がある、JR宝殿駅近くのパチンコ屋の隣にあるイタリアンのお店の事を思い出して、そちらに行ってみる事に。
ところがお店に着くと運悪く定休日(隣のパチンコ屋も定休日だったので、パチンコ屋と営業日が同じなのかも)。仕方無いので加古川方面にでも・・・、と思って二国を東に向かっていたら目に留まったのが”すし名人/宝殿店”。数年前、このブログでも紹介した思わず笑ってしまいそうになったほどのめっちゃ小さい伊勢海老だった”七輪焼き・伊勢エビセット”を食べたあのお店だ。それ以前からも時々このお店を利用していたって事もあり、久々にこのお店に入ってみる事にした。
こちらが久々に行った『すし名人/宝殿店』。その前は『えび厨房』と言うお店で実質は店名を変えただけ?と思えるお店で、メニュー等はあまり変って無いように思える。ちなみにその前は”回転寿司屋”さんだったのだが、お値段が皿の色で違う、昔ながらの回転寿司屋さんだった事もあってか、あまり長続きしなかったような・・・。
で、この日は平日なのだがランチタイムど真ん中って事で、テーブル席と座敷は全て満席。カウンター席で良ければ、って事で入店。数年経っても相変わらずオバタリアンを中心に大賑わいのようだ。私の予測ではそう長続きはしないお店?と言う印象だったのだが、味より見た目の豪華さ?なのか、未だ人気があるようで、ちょっと驚いた。まあ明姫幹線沿いの和平が未だに人気があるのと似ているかも。
お店入口とか店内至るところに張られているのが”すし名人今月(8月)のおすすめ御膳”のメニュー。説明に寄るとレギュラーメニューである”大きなエビの天ぷら御膳”に300円プラスして季節限定の握り寿司にしたセットとの事。ちょっとお値段は高いが、海老天だし、握り寿司も季節限定で”うなぎ入り”って事で、今回はこちらのセットを食べる事に。
ちなみに上の写真の左側が通常の”大きなエビの天ぷら御膳”のメニューで、基本的にはこのメニューに季節限定の握り寿司がセットになったものが、私が選んだ”すし名人天ぷら御膳”との事。右側は叔母が食べた”天然マグロ大トロの入ったにぎり御膳”のメニューで、こちらも魅力的(と言っても私が関心があるのは大トロだけだが)だったけど、以前、このお店で”大トロ”を何度か食べたけど、私のおめがねにかなうほどの代物では無かったので、個人的には興味をそそられなかったのであった。
で、店内は常時ほぼ満席状態で大賑わいにも関わらず、比較的早く運ばれて来たのがこちらの”すし名人天ぷら御膳”。値段もそれなりだが、見た目も豪華で品数豊富。この辺りがオバタリアン達に支持を受ける最大のポイントじゃ無いかな?今回、私はちょっと高目の”天ぷら御膳”を食べたがもうちょっと安いセットでも見た目の豪華さは然程代わらないのでは?と思う。
まず最初に手を付けたのは、”天ぷら御膳”って事でやはりメインの”エビの天ぷら”。”エビの天ぷら”の他に小さなゲソの天ぷらも付いている。メニューには”大きなエビの天ぷら”と書いてあった割に、世間的には普通じゃ無いの?と思うようなサイズ。ちょっと前に姫路で食べた讃岐うどん屋の天ぷらの方がこれより数倍大きいかったぞ。まあ味的には揚げたてだったし、普通に美味しかったけど。
続いて鰻の季節の今しか無いですよ!と勧められたのがこちらの”白焼うなぎと焼うなぎの入った寿司5種にぎり”。確かに白焼うなぎと焼うなぎの二品は入っているが、どちらのネタもちょっと小さめ。後は、マグロとエビと玉子と言う無難な内容。そういや”鰻の白焼き”って浜松まで中島みゆきコンサートを見に行った時に食べたなあ。あの時は、白焼き単品でお酒のあてになりそうな料理だったけど、握りだとあんまりありがたみが無いような感じだ。まあ、味的にもどうって事の無い、握りの盛り合わせだったかな?
そしてやはりこのセットで一番目を引くのがこちらのワンプレートに乗った”9種盛り合わせ”。内容は・・・、書くの面倒なので上の方に載せた”お品書き”を見て、勝手に?想像して頂戴。まあ”えび名人”って事で”塩ゆでエビ”とか”エビ天マヨ”等のエビ料理が多い?のだが。で、味うんぬんは抜きにして、見た目も豪華で楽しいし、色んな味も楽しめる?って事で、やはりこの辺りが、オバタリアンの人気を集めるポイントなんだろうなあ。
ワンプレートの一品料理の他にも”エビの天ぷら”の横にか隠れて見えなさそうな処に”季節の煮物”の小鉢が置いてある。中身は煮た大根に鶏肉のそぼろの餡みたいなのがかかった和風の料理で、普通に美味しい。
”エビの天ぷら”の右隣りにも小鉢があって、パッととみたら”穴きゅう”かと思ったのだがメニューに寄ると”はも皮酢”との事。こちらは見たマンマの味だったかな?まあ”はも”も季節もんって事で、今しか食べれないと思うとちょっと嬉しくなるかも?
その他に”茶碗蒸し”と”赤出汁”も付いていて、品数的にも豪華絢爛な内容。これでお値段は1400円なので然程高いと思うほどでは無いでしょう。まあ、品数減らして値段も下げて?と言う意見も無いでは無いだろうけど。
こちらは叔母が食べた”天然マグロ大トロの入ったにぎり御膳”に入っていた”大トロのにぎり”で、一貫、味見で食べさせてもらったもの。雰囲気的にスシローか、くら寿司辺りの大トロと大差無いような感じ。私の大好きな与多呂の大トロとは決して比べられない代物だったけど、まあそれはお店がお店だからねえ、って事で納得。
この豪勢なランチには当然?デザートも付いていて何種類かある中から選べるのだが、今回私が選んだのは、これも今の季節だけ?って事で”コーヒーフローズン”をチョイス。ネーミング通りの内容だった・・・。
最後に、カウンターの上には”赤いアンデスの岩塩”と”黒い塩”ってのが用意されていたし、お店の壁にも何か自慢げに”赤いアンデスの岩塩”を紹介したポスターとか、販売の案内?みたいなのが張ってあった。今回は何に使うべきか、イマイチぱっとしなかったのでどちらの塩も試さずなのだが、次回、このお店に来ることがあれば忘れずにチェックしてみようと思うのであった。
てな事で数年ぶりに訪問した『すし名人/宝殿店』であったが、私の頭の中からはすっかり消えかかっていたお店でもあったのだが、相変わらず昼間は大賑わいの様子(夜も暫くの間行って無いから、客の入り状態は判らないが、夜はそんなには流行って無いのでは無いだろうか)で、ちょっと驚いた。味的にもそれほど美味しいお店と言うほどでも無く、値段的にも決して安いわけでは無いのに、これだけの客が入るって事はやっぱ、豪華絢爛な見た目の料理だからかなのかなあ。個人的には値段は兎も角、味と素材のレベルをもうちょっと上げてくれたら、また行きたいと思えるのだろうけど、今の内容じゃねえ・・・。