義史のB型ワールド

2009年9月29日

荒井で美味しいと評判の焼肉屋『福一』へ初めて行ってみた。おばちゃんの愛想も味のうち!

Filed under: 焼肉、その他の肉料理 — 代理人 @ 9:06 午後
 
代理人記録
 
以前から高砂・加古川近辺にある美味しい焼肉屋の話題が出ると良く耳にしていたのが『焼肉・福一』。それって何処にあんねん?と聞いたら、何と私が自転車に乗って良く行く”餃子の王将/高砂店”の道中、”和風ステーキの梅はら”の新店舗のちょっと西へ行った処、明姫幹線の竜山大橋の袂の、以前、管理人さん一家と昼飯を食べに行った事がある、あの飲食街(某同級生の旦那がやっていた”そらまめ”もあった)の道に入る手前の角っこにある。
 
それ以来、ちょっと気になっていたのだが、ちょいと年季の入った店構えやホルモン焼風の店構えもあって、中々行く機会が無かったのだが、先日、またまた某先輩と食事をする機会があり、ちょっと話題も出た事もあって遂に『焼肉・福一』に行って来たのであった。
 

こちらが今回初訪問となる『焼肉・福一』。焼肉屋さんって事でビールが飲めないと行く価値が無い!って事で、この日はちょっとリッチにタクシーに乗って移動。道中、タクシーの運ちゃんに話を聞いたら”福一は美味しいお店と言う事で、結構有名”との事。他に上で書いた飲食店街の奥にある”ごえ門”とか、百合丘にある”なか川”も美味しいとの事なので、これらのお店も一回チェック要れに行ってみないと行けないだろう。
 
焼肉・福一店内はこんな感じ。上の写真はお店が閉店する午後9時半近くなので、店内に客は全く居ないが、我々がお店に到着した午後6時40分頃は土曜日の夕方って事もあってか、店内はほぼ満席で、偶々座敷が空いたところで、直ぐに座れたのだが噂通り、物凄い人気のようだ。聞けばこの場所にお店を開いてから今年の11月で23年になるらしい。お店の外見通り、年季は入っている。で、営業時間は午後5時から夜の9時半までと、焼肉屋さんにしてはちょっと短いが、朝早くからの仕込みを丁寧にしているので、結構疲れるとの事。
 

お店の中の天井付近の壁にはこのようなメニューもあって、やっぱ何処と無く昔懐かしい焼肉屋さんと言うような印象を受ける。
 

こちらが焼肉・福一のメニュー。赤身好きの我々なので、何時もならメニューの先頭にある値段の高いお肉を選ぶのだが、このお店はホルモン系の値段の安いものから順番に並んでいる。てな事で、今回は毎度の事ながらロースをトップに、カルビ、アバラ、そしてタンは普通の塩タンとタン(タレ)があったので、両方共を一人前ずつ注文。値段はそれなりにリーズナブルな価格設定かな?
 

まず最初に運ばれて来たのがこちらの”塩タン”、1人前750円也。1人前にしては結構な量がある。皿に写真ではちょっと判り難いが、肉厚が結構ぶっとい。私の大好きな”仙台牛タン”並の分厚さがある。その肉厚の効果もあってか、噛む毎に牛タンの味が口の中で主張しているようで、中々旨い。やっぱ、塩タンも、薄っぺらいタイプより肉厚のある方が美味しいような気がする
 

続いて運ばれて来たのが、我々の一番のお楽しみである”ロース”2人前で、値段は1人前1100円也。一切れずつカットはしてあるものの、全体的には1枚物のサーロインステーキのお肉のようだ。確かにこの肉を見た限りでは、美味しそうなお肉で、噂どおりのお店かな?と言う印象
 

で、私がこれまた何時もの如く、携帯で写真を撮っていると、店のおばちゃんが”ちょっと撮った写真を見せて!”と言ってその場を離れない。何やら最近、若い客が写真を撮ってあちこちで、紹介してくれているらしいのだが、その写真が綺麗に撮れて無いと不満らしいのだ。おばちゃん曰く”うちの肉は色が違うでしょ!このロースかて、他のお店には無い、綺麗な赤色してるでしょ!写真に撮ると、ちょっと暗くなってお肉の本当の色が伝わらないの。”、てな感じで、私が撮る写真を一枚ずつチェックして駄目だしされる。(何時ぞやの同窓会でMMさんを撮ったら駄目だしチェックされた時みたい。)って事で、このロースの乗った皿を手にして、上の照明に近づけて明るさアップして頑張って撮ってみたのだけど、今となってはちょっと古めの携帯電話のカメラなので、これが限界なんだけど、宜しいでしょうか―>福一のおばちゃん
 
もう一枚ロースをアップで御覧あれ。で、流石にお店のおばちゃんが一押し?するだけの事はあって、このロースはとっても柔らかくてジューシーで確かに美味しい。やっぱ、ロースは焼肉の王様ですねえ。このロースはお店のおばちゃんが自慢するのが良く判る美味しいロースだった。
 

ロースの後に注文した残りのお肉が一気に運ばれて来た。まずは”タン(たれ)”、1人前、750円也。こちらも肉厚もあって1人前にしては結構なボリューム。お店のタレが結構濃い目なので、これまたしっかりと味が浸み込んでいて、中々旨い。タレタンって事で、まさに”仙台牛タン”に近い旨さを感じる事が出来る。味濃い派なので、やっぱタンもタレタンの方が美味しいような気がする。”仙台牛タン”が食べたくなった時は、このタンを食べに来ると満足出来るかも。
 

こちらは”アバラ”の2人前、値段は1人前750円也。見た目的にも普通の”アバラ”っぽくて他のお肉に比べるとボリュームも少ないような感じ。こちらは期待した程のお肉、味では無かったかな?
 

赤身三昧のとりを飾るはこれまた焼肉の定番”カルビ”、2人前、値段は1人前650円也。こちらも色と言う意味では結構、真っ赤に近い色をしていて中々美味しそう。カルビは他に骨付きカルビもあったのだが、今回は無難に骨無しのカルビをオーダー
 

こちらはロースの二枚目の肉。二人前を頼んでいたので、まさに一人ステーキ一枚分の肉の量なのでロースだけでもボリュームたっぷり。見た感じでは一枚目と全く遜色の無い、エエ色してる。まあ、同じ部位をスライスしたので、二枚とも同じ肉なんだろうけど。で、やっぱりロースは旨い!焼肉と言えばやっぱロースですよねえ。
 

こちらは塩タンのレモン汁と焼肉のタレ。お肉の圧倒的なボリュームとパワーに押されてちょっと隠れ気味ではあったが、このお店の焼肉のタレはそこそこ美味しい。流石23年の歴史の味と言うのは、コクと深みのある味だ。ただお肉自体にもタレがしっかりと浸み渡っていたので、そんなにタレを漬けなくても十分にお肉は美味しかったけど。
 
てな感じで、この日は最初に赤身を中心に5種類ほどのお肉を注文しただけなのだが、一人前の量が結構多いし、タンも肉厚があったって事で、半分食べた辺りから、ちょっとお腹がきつくなって来た。通常ならばこれぐらいの種類ならあっと言う間に無くなって、追加で他のメニューを頼むのだが、この日はこれだけのお肉で手一杯。美味しいお肉なので、残すのは勿体無い!って事で、結局、閉店間際の午後9時半までお店に居たのだが、お店に入った時は大盛況だったのだが、我々の後からはあまり客は入って来ず、午後8時前辺りから客は我々だけのようだった。そんな事もあり、何と無く常連客御用達のお店で、あまり一見客は来ないのかな?と言う感じでもあった。
 
で、全体的には愛想の良いおばちゃんの接客とトークもあって中々楽しいお店ではあったが、肉的に言うとロースとタンは美味しかった物の、アバラとカルビはそれほどでは無かったかな?まあ、おばちゃんの自慢もロースと、ホルモンが中心だったし、お店の売り的にもその二種類なのだろう。ある意味、噂通りの美味しい焼肉屋さんではあったが、個人的には尾上の”ぽるた”の方が好きかも。また次回は新しいお店を開拓してみよう!

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