代理人記録
”餃子の王将/加古川店”のある一角、”ステーキの吉祥”の隣に、以前は”オムライス専門店”、その後”お好み焼き/じゅうべえ”があったのだが、またもやお店が入れ替わり、今度はスープカレー専門店となったと耳にしたので、ちょこっと寄ってみた。スープカレーと言えば、ちょうどこのブログを始めた頃に、一時期ブームとなり、このブログでも何店か紹介した事があるのだが、最近は以前ほど話題に上がる事は無くなった。そんなスープカレーの専門店を今頃になってオープンするとは、ちょっと大胆と言うのか、無謀な気がしないでも無いが、まあ美味しければ全て良し?って事で食べに行って来たのだった。
ちなみに以前このブログで紹介した、私が食べたスープカレーをご紹介。
等など。
で、こちらが今年の夏に新しくオープンしたスープカレー専門店”ブンブカフェ”(心霊写真っぽくなってしまったが、これは私の指でおま)。基本的には店内を改装しただけのような気がするのだが、手前の屋根が付いたオープンテラス風のカフェ部分は、新しく新築されたような感じがする。噂では経営者も変り、今回の経営は隣の”ステーキ吉祥”がやっていると言う話。更にこのお店は”カリスマフードコーディネーターの大原一郎がプロデュース”したお店らしい・・・、で、大原一郎って誰やねん?
こちらはお店前に置かれたメニューと店内に置かれたメニューの一部。メイン?と言うかこのお店のオーソドックスなメニューは”スープカレーセット”、900円との事。店内のメニュー表には1200円の文字が大きく載っているが、これはドリンク付きの値段らしい。個人的には、ドリンク類の中に生ビールが含まれて無いと価値が無いので、ここは素直に”スープカレーセット”だけを注文。
メニューをめっくって行くと今更ながらではあるが”スープカレーのおいしい食べ方”が載っている。まあ、カレーとライスが別に出て来るので、食べ方的には、誰がどう考えてもこの3種類の食べ方しか無いのだろうけど。あ、カレーとライスを完全に別々で食べると言うのも一応ありかも。カレーうどんとご飯の場合、別々に食べる事が多いような気がするし。
今回は使用しなかったが、テーブルの上には追加の香辛料としてガラムマサラ等も用意されている。
そしてこちらがこの日食べた”ブンブカフェのスープカレーセット”、900円也。ライスはバターライスか十穀米が選べたので今回は十穀米を選択。ライスの量はS、M、Lの中から選べたのだが、量を口で説明されてもピンと来なかったので、素直にMサイズで注文。
”ブンブカフェ自慢のスープカレー”はこんな感じ。スープカレーの上に大量の菊菜?っぽい葉っぱが載っていて、その全容はあまりはっきりと見えない。メニューの説明に寄ると”17種類のスパイスとじっくり煮込んだ鶏がガラスープを合わせたコクのある味”との事。その他、見た目的にも野菜たっぷりでヘルシーな逸品と言う、謳い文句もまんざら嘘では無さそう。
喫煙席が何故か厨房前の店奥なので、照明が暗くて写りがイマイチだけど”十穀米”はこんな感じ。ちょっと前にナガサワで食べた”八穀ご飯の和風夏野菜カレー”の”八穀ご飯”が”十穀米”になっただけで、何か偉い色が濃いような。上にはニンニクチップのトッピングもあったりする。ご飯の量はこれでMサイズ。食べ方にも寄るとは思うが、私はバランス良く食べたので、このライスの量でカレーを一滴残らず完食したのであった。
再びスープカレーに戻るが、上にてんこ盛りの菊菜?が載っていて良く見えなかったので、それをどけると、盛り沢山の具材が姿を現す。メニューの説明の中にチキンの文字が無かったので、もしかするとチキンは入って無いのかな?と思ったりしたのだが、しっかりと骨無しチキンが入っていた。それ以外の具は、メニューにあるようにジャガイモ、人参、玉ねぎなど、確かにゴロゴロと呼ぶに相応しいぐらいの大きさと量が入っている。具的には大満足。
ゆでたまごも半身ながら入っているのだが、スープカレーを掻き混ぜていると、直ぐに底に沈んだり、裏返って黄身がスープの中に混ざってしまいそう。
上に食べ方が3種類ほど書いていたが、私はオーソドックスにライスをスプーンですくい、そのままスープカレーの中に入れて食べた。具はライスの合間に適当にフォークを使って食べる。スープカレーの味は、見た目ほどの辛さは無い。美味しいかどうか問われると微妙。悪くは無いけど、旨い!と言うほどでも無い。スープカレー専門店と言う物珍しさで食べに来るのは良いかも知れないが、美味しいスープカレーを期待して食べに来るとちょっとがっかりかも。まあ、この辺りは毎度の事ながら好みの問題なので、みなさんも実際に食べて判断して頂戴。
てな事で、ブームが去ってから誕生したスープカレー専門店だが、この味と値段とメニューの内容では、長期に渡って営業を続けるのは難しいのでは無いかなあ。何か味的にもメニュー的にも一工夫が必要な気がする。それにしても数年前に食べたスープカレーは五穀米、ちょっと前にナガサワで食べた夏野菜カレーは八穀米、そして今回は十穀米と、何かどんどんパワーアップしている。今回食べた十穀米の中身は何処にも書いて無かったので、内容は良く判らないけど、確かにナガサワの八穀米より、如何にも本当に十穀米だっせ!と言うような色と見た目だった。ノーマルメニューの他にも気になるメニューもあったので、もう一回ぐらいなら行ってみても良いかな?