義史のB型ワールド

2009年9月21日

神戸南京町で並んでまでして食べた”フカヒレ姿煮入り麺”だが、何かイマイチ・・・。

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 9:17 午後
 
代理人記録
 
この日は近所に住む幼馴染の友人が高速道路乗り放題の切符を買った!と言う事で神戸方面へ食事に行く事に。最初は神戸のホテルで”熊本牛フェア”をやっているので”熊本牛”を食べに行こう!と出発したのだが、先日、神戸南京町近くにある神戸牛専門店の”大人もうれしいお子様ランチ”を食べに行った時、南京町のフェアをやっていて、これまた私の大好きな”フカヒレラーメン”が安く食べれると言う看板を見ていたので、急遽、神戸南京町に行く事にした。南京町に行けば、最悪、この前行った”神戸牛専門店”もあるし、その向かいに美味しい餃子の店もあるし、って事で南京町を選んだのだった。
 

こちらがこの日行った『上海飯店』。駐車場の関係で、南京町の東入口から入ったのだが、このお店は西入口に近い処にあるので、結局、南京町を端から端まで歩く事となった。ちなみにお店の紹介サイトからお店の案内文を読むと”創業歴35年の老店鋪、本場の中国料理の店です。特に上海料理、北京料理、四川料理、広東点心主にいろな味を楽しみ出来ますの店です。”と書いてある。”出来ますの店です”って所が何か、本物の中国人が書いた?っぽくてちょっと笑える
 

で、この日は夏休み最後の日曜日って事もあってか、神戸南京町も大賑わいで、空いていそうなお店もあったのだが、何故かこのお店には長蛇の列が出来ている。並んでまで?と思ったのだが、お得な価格に釣られてとりあえず、列に加わる事に。お店の前にはこのような料理の陳列があり、セットメニューや、お得なコースメニューが盛りだくさん。その辺りがこのお店の人気の秘密なのかな?
 

こちらが今回、我々がこのお店を選んだ理由である上海飯店南京町フェアのメニューで、通常なら3500円する”上海飯店フカヒレ姿煮入り麺セット”が一日限定50セットだけ2100円になるとの事。フカヒレの姿煮入りのラーメンにチャーハンや飲茶まで付いて、このお値段は安い!って事でこのお店を選んだのだった。
 
で、待たされる事、約20分、漸く店内に案内された。しかし店内も大賑わいなので、2F席の中華丸テーブルで他のお客さんと相席となった。まあ、ギュウギュウに詰め込まれて座らされる?って程では無かったので、相席は全然気にならなかったけど。
 

で、料理注文後、思いの他短時間で運ばれて来たのがこちらの”上海飯店フカヒレ姿煮入り麺セット”、通常価格が3500円のところ南京町フェア価格で2100円也。割引率40%と言う格安価格で、見た目的にはお得感ばっちし。ただ、第一印象は”チャーハンの量が滅茶少ない!”だったが・・・。
 

こちらが一番の注目である”上海飯店フカヒレ姿煮入り麺”。私は結構、フカヒレも好きで、あちこちでフカヒレの姿煮を食べて来たが、確かにこのお値段でこの大きさのフカヒレが入っているって事だけでもお値打ち感はある。一応、この料理は”フカヒレラーメン”なのだがフカヒレが大きいって事もあり、パッと見は普通のフカヒレの姿煮に見えなくも無い
 

あらためてフカヒレの姿煮をご紹介。大きさ的には手の平ぐらいあるような感じで、中々の大きさかも。個人的にもこれぐらいの大きさのフカヒレの姿煮を食べるのは、”大阪ウェスティンホテルの中華オーダーバイキング”で食べた時以来かも。まあ、これ以上の大きさのフカヒレは、最低でも5000円以上は出さないと食べれ無いので、贅沢は言えない・・・。
 

てな事で、早速”上海飯店フカヒレ姿煮入り麺”をいただいてみる。フカヒレの姿煮、あるいはフカヒレラーメンも一番重要なのは何と言ってもスープの味なのだが、中華料理屋さんとしては平均的レベルの醤油スープ。しかし、フカヒレがちょっと癖のあるような感じ。わずかではあるが、何時ぞや大阪で食べた”フカヒレのあんかけ粥”の時みたいな、生臭さっぽい味がするような、しないような。やっぱ、値段が安いって事は何か理由があるわけで、結局は値段なりのフカヒレって事なのかな?麺も大雑把な感じで、湯掻いて器に入れた後、全然ほぐして無い感じでちょっと固まっているし。流石、混んでる時の、思いっきり手抜き料理っぽい感じがする
 

フカヒレの姿煮に目を取られがちではあるが、スープの底の方には、所謂、繊維状(春雨状とも)のフカヒレもそれなりの量が入っていた。こちらは、普通のフカヒレスープとか、フカヒレラーメンに使う具だと思われる。
 

そして驚くべき点がこのセットのチャーハン。レンゲの大きさと見比べてみれば判るのだが、目茶目茶ミニサイズだ。半チャンセットの、まだその半分くらい。レンゲで3回か4回すくえば無くなってしまいそうなぐらいの量しか無い。うーん、値段が安い分、量も40%カットしたのかな?具も味も平均的で、一流の中華屋さんには劣るレベルのチャーハンだった。
 

こちらはセットに付いていいた飲茶4種類で、内容は”中華ちまき、海老蒸し餃子、シュウマイ、小龍包”と至ってオーソドックスな内容。ただ、セット用でずっと蒸して置いてあって、蒸し過ぎみたいな感じが若干したけど。で、期待の小龍包ではあったが、さほど溢れ出るようなスープは無く、しかも旨いと思えるようなスープでも無い。その他の飲茶も平均的と言うか、冷凍食品レベルな感じだったかな。
 
こちらはデザートで食べてみると”マンゴープリン”みたいな感じ。今回のセットではこれが一番まとも?だったかも。
 
てな事で、今回は2100円だったので、とりあえずは文句は無いが、これがもし3500円払って食べていたら、ちょっと怒りたくなるような味と内容だった。普段、ホンマに3500円で売ってるのかな?確かにこのお店も純粋に中国人のスタッフが経営しているようなので、もしかすると中国人向けの味付けなのかも知れないが、私にはその辺りの町中にある中華料理屋さんのレベル以下のお店のような気がする。まあ、神戸南京町には、何度も来たけど、実際に美味しいと思ったお店って皆無に近いのよねえ。前々から言っているように、神戸で中華料理を食べるなら、何時ぞや某草野球チームのお食事会でも行った事がある、異人館通りの東天閣本店”で食べるのが間違い無い!って事をあらためて感じたのであった。ただ”東天閣本店”は、ちょっとお値段が高いのが難点だけど・・・。それにしても数年前に姫路の中華料理店/百楽の”フカヒレ食べ放題コース”は、今考えてもお得だし、美味しかったし、ぜひもう一回やって欲しいと願っているのだが、あれ以来、一度も”フカヒレ食べ放題”は無いのよねえ。きっとお店も儲けが無かったのかな?今度”百楽でフカヒレ食べ放題”があったら、みんなで行きましょうね!

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