代理人記録
神戸南京町でフカヒレ姿煮入りのラーメンを食べて帰って来た日、そのまま続きでディナーを食べに行く事に。特に行くお店の候補は無かったのだが、幼馴染がカレーが食べたい!と言うので、ココ壱に向かおうとしたのだが、ふと、この4月にオープンしたばかりの”石焼オムライスダイニング/クローバーキッチン”の事を思い出したので、そちらへ行ってみる事に。
今年の父の日のランチタイムに、甥っ子家や叔母達と来た時は、駐車場満車、おまけに入店待ちの客が数組表で待っていた事もあり、その時は諦めて他のお店に行った事があったのだが、この日もディナータイムにも関わらず、若い客を中心にほぼ満席に近い賑わいを見せていた。今のところ、お店的には成功しているようだ。
前回は紹介出来なかったが、メニューの表紙にはこのような”クローバーキッチンのご挨拶文”が書かれている。ちなみに厨房の中のスタッフも、ホールのおねえちゃんも若い人ばかりで、客層も含めて全体的に若者向きなお店のような感じもしたけど、我々の後から、おっちゃんの客も入って来たので、それなりに老若男女から支持されているのかな?
前回は初訪問って事で、素直に看板メニューである”石焼オムライス”を食べたのだが、今回はその時にメニューを見てから気になっていた”手ごねハンバーグ”の中からどれかを食べてみる事に。
こちらが今回、私が選んだ”目玉焼ハンバーグ(玉ねぎピラフ付)”、800円也。以前、何かの機会で書いた事があるが、私はハンバーグと目玉焼の組合せが大好きである。基本的にハンバーグに目玉焼が付く時って、ハンバーグの上に乗っているパターンが多いように思うのだけど、このお店は鉄板の上に仲良く並んでいる。
こちらがクローバーキッチンの”手ごねハンバーグ”。ハンバーグの上には玉ねぎが入った特製デミグラスソースやクリーム等がかけられていて、中々美味しそう。お店の説明に寄ると”注文が入ってから手ごねします♪アツアツの鉄板で出てくるハンバーグは肉汁がじゅわ~っ!”との事。中々期待出来る文言?が並んでいる。
早速ハンバーグを食べてみると・・・、う~ん、何か肉汁ってあんまり感じられないなあ。しっかりと捏ねられた、あるいは捏ねられ過ぎたような感じで、ちょっとモチっとしたような食感。肉の旨味って物がほとんど無いような。デミグラスソースは美味しいのだけど、ハンバーグ自体は、その変の冷凍ハンバーグの方がよっぽど肉汁出るぞ!みたいな感じのハンバーグだった。偶々、この日だけなのか、これが通常なのか。もしもこれがこのお店の何時ものハンバーグならば、二度と食べる価値は無いような気がする。
ちなみに目玉焼はこんな感じ。目玉焼きは、誰が焼いてもほとんど差は無いよねえ。で、この流れ出る黄身にハンバーグを絡めて食べるのが好きなんだけど、何か横に添えられていると、どうやって食べれば良いのか・・・。結局は上に乗せて、ハンバーグと一緒に食べたのだけど・・・。
続いては”目玉焼ハンバーグ”に付いている”玉ねぎピラフ”。ピラフと言う名前が付いているが、一度調理した後、ジャーに長時間入れて置いていたような独特の匂いと粘りっぽい感じがする。これが”玉ねぎピラフ”の通常の状態なのか、偶々なのかは判らないが、はっきり言っておいしくは無い、てか不味い!ピラフと言う名を付けるのであれば、客に出す前にもう一度、軽く炒めて出せばエエのに、と思ってしまう。兎に角、ちょっとこの日の”玉ねぎピラフ”は酷かったなあ。
てな事で、前回食べた”石焼オムライスカレーソース”がそこそこ美味しかったので、ちょっと期待をして食べてみた”手ごねハンバーグ”だったが、残念ながら”ハンバーグ”も、それに付いている”玉ねぎピラフ”も全然満足出来るような代物では無かった。そう言えば、前回訪問時に食べた”フライドチキン”もイマイチだったので、トータル的にはイマイチな料理の数が上回ったって事で、どちらかと言うともう二度と行く事は無いお店になったかも。この夜は、満席に近い客で賑わっていたので、料理が手抜きだったのか、これが何時もの味なのかは定かでは無いが、何時もこのレベルならば、このお店の運命も知れているような気がする・・・。