義史のB型ワールド

2017年1月21日

久々に加古川駅前のサンライズビルの地下にある老舗の中華そば屋さん”翁介”に行って”わんたんめん”と”やきめし”を食べてみた!見た目は昔のままだが薄味だった・・・。

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 9:24 午後
 
代理人記録
 
この日は早朝から、某所での作業か打合せとかで久々にご主人様がやって来たので、折角なので終わってからランチを御一緒する事になった。で、この日は以前から偶にご主人様が食べに行きたがっていた、加古川で超有名な『中華そば 翁介』に行く事になった。ちなみに『翁介』と言えば、ご主人様が加古川駅から歩いて直ぐの処に住んでいた頃は、加古川駅前のタクシー&バス乗り場の一角にあったお店で、ご主人様が若かりし頃に、学校帰りとか土曜日の昼飯とかに良く食べに行っていた思い出詰まったお店らしいのだが、残念ながら駅前のお店は再開発でとっくの昔に無くなったので、当然の如く向かった先は駅前にあるサンライズビルの地下のお店だ!
 
個人的にも中学生だったか高校生だったかの頃に駅前にあったお店に食べに行った事があるのだが、場所的な問題や雰囲気とかもあって、その後は『翁介』では無く加古川粟津の方に出来た弟子の方がやっていたいさちゃん』へ行く事が多かったので、ご主人様程の思い入れは私には無い・・・。
 
中華そば翁介
それはさて置き、こちらが久々に行って来たJR加古川駅前のサンライズビルの地下にある『中華そば 翁介』で、お店に到着したのは午前11時50分頃だったのだが、お店専用の駐車場には一台も車が停まって無かったので、もしかしたら空いているかも・・・と思ったのだが、それは甘い考えで既に相席必至のテーブル席も手前側の二人テーブルも満席で、何とかカウンター席が空いていたので少し詰めて貰って座る事になった・・・。ま、何時もお店が混んでいるのは人気店と言う以外に、ラーメンの提供までの時間が長い・・・って事もある気もするが・・・。
 
中華そば翁介のメニュー
そしてこちらが『中華そば 翁介のメニューで、お店の人気は当然の如く”中華そば”なのだが、個人的に”わんたん”が大好きだし、値段も安いので今回も”わんたんめん”を食べる事に決定!!!で、他にもそれぞれの”中華そば”に白いご飯がセットになった定食もあるのだが、この日も定食では無く、これまたご主人様には昔懐かしい味である”やきめし”を1つだけ頼んでシェアして食べる事にした。
 
中華そば翁介の大将
で、丁度お客さんがどっと入店した直後だった様で、待ち時間がそこそこあったので、厨房を覗いてみると以前は従業員も居たのだが、復活してから?は大将が御一人で、数人分の”中華そば”を作っていて、その奥では我々が頼んだ”やきめし”を奥さんが作っているようだ。それにしても大将の動きを見ていると、丁寧と言うのかスローペースと言うのか・・・流石に結構な歳になった感が滲み出ている様だ。ちなみに待っている間にカウンター席の壁の隅っこに置いてあった新聞の切り抜き記事を読みながら、ご主人様と話をしたのだがどうやら今の大将は二代目(長男?)らしく、ご主人様が若かりし頃に食べに来ていた頃は先代の店主だったかも・・・。
 
中華そば翁介わんたんめん
それは兎も角として、お店が混んでいた事もあって入店してから約20分程経ってから漸く運ばれて来たのがこちらの”わんたんめん”で、お値段は500円也。ご覧の様にスープは少し濁った感がある昔長柄の播州ラーメンで、これまた昔懐かしい感じの焼豚やモヤシや海苔、それに”わんたん”等がたっぷりと入っているので、そんじょそこらの格安ラーメンチェーン店と比べてもお得感満載だ!で、そのお味であるが、ご主人様が心の中で描き続けて来た?思い出の味・・・とは違い、何と無く薄味・・・。何時もは胡椒を使わない私ですら思わず途中から入れてしまった程の淡いスープだった・・・。
 
中華そば翁介わんたんめん
そしてこちらは”わんたんめん”のメインの具である”わんたん”で、ひと口に”わんたん雲呑 or ワンタン)”と言ってもツルツルの皮だけのタイプ肉を包んだタイプがあるのだが、ご覧の通りこのお店の”わんたん”は後者の方だ。で、最近は中に入っている肉がギョーザ並のボリューム満点なお店も増えて来たが、こちらはこれまた昔懐かしい?飴ちゃんを包んだかの様なサイズだが、皮がツルッとしてこれまたウマい!昔長柄のお店には、こう言った昔の雲呑が似合っている気がする・・・。
 
中華そば翁介わんたんめん
それともう一つ、こちらも”わんたんめん”に入っていたチャーシュー・・・と言うのか、お店の雰囲気からすると焼豚と言った方がピッタリ来る感じで、こちらはしっかりとした味わいがあって中々ウマい!これまた先の”わんたん”と同様に、最近はチャーシューに拘ったお店も結構増えたが、こう言ったオーソドックスで昔懐かしい味わいのある焼豚も結構美味しいのかも知れない・・・。
 
中華そば翁介わんたんめん
ちなみに”わんたんめん”の麺はこんな感じで、これまた昔懐かしい中太麺なのだが、先に書いた様に大将がスローペースで”中華そば”を作って行くので、食べる前からある程度の覚悟が出来ていた通り結構ヤワヤワな麺だ。とは言え、ある意味これが今のこのお店ならではの味?な気もする様な・・・。
 
中華そば翁介やきめし
そんなこんなで一足先に運ばれて来た”わんたんめん”を食べていると、間も無くして運ばれて来たのがこちらの”やきめし”で、お値段は490円也。これまた、ご主人様曰く、ちょっと黒い色をした思い出の味らしいのだが、個人的には『翁介』で食べたのはサンライズ地下店でしか食べて無いし、どちらかと言うと先にも書いた様に今は亡き『いさちゃん』で食べていた”茶碗焼き飯”の方が思い出深い・・・。ちなみに、この伝統?の”やきめし”は、今現在は『いさちゃん』を経て加古川別府にある『まいどラーメン』の”茶碗焼き飯”へと受け継がれている・・・(あくまで個人的見解なので悪しからず・・・)。
 
中華そば翁介やきめし中華そば翁介やきめしとわんたんめん
それはさて置き、先に書いた様に”やきめし”はご主人様とシェアして食べたので別途お茶碗が付いて来たので、私は”茶碗焼き飯”風にして食べてみた。『翁介』のメニューに”茶碗焼き飯”は無いのだが、先にも書いた様に今は亡き『いさちゃん』とか、あるいは今では『まいどラーメン』でもお馴染みで、単に茶碗に入っているだけなのだが、ご覧の通りの茶色い?と言うのか黒いとも言える昔長柄の”やきめし”で、具に中に細切りのチャーシューが結構沢山入っていてメチャ美味しかった
 
中華そば翁介ラーメン鉢
最後に・・・、以前訪問した時に書いた記事から抜粋して紹介すると、ラーメン鉢の底にはこの様に電話番号が書いてあるのだが、そこには今回訪れた駅前店(今は本店?あるいはサンライズビル地下店?とも言うべきか?)の他に、東店の電話番号も載っていて、十数年前に時々『翁介』や『いさちゃん』に来ていた頃に、東店って一体何処なんだろう?と思って、この電話番号に電話を掛けてみた事があったのだが、その時は既に電話は繋がらなかった・・・。ちなみに『翁介』と言えば、他に暖簾分け店としてサザンプラザ尾上のちょっと北側に『尾上店』もあったのだが、そちらも10年位前に閉店してしまい、今は居酒屋さんに変わってしまっているが・・・。
 
てな事で、ご主人様が前々から食べてみたいと言っていた若かりし頃の思い出が詰まった中華そば 翁介』に行って来たのだが、ご主人様曰く”若か知り頃に良く食べたメチャ美味しいラーメン・・・と言う思い出のまま、大事にしまって置いた方が良かった・・・”?みたいな言葉通り、この日のスープは私ですらそんな気がした味だったかな。きっとご主人様がこのお店にまた行く事は無いと思うが、大将の姿を見ていると後数年お店が続くかどうか心配なので、私はそれまでにもう一度ぐらいは食べに行きたいと思う・・・。

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