代理人記録
毎年、5月のこの季節になると姫路山陽百貨店では北海道大物産展が開催されている。数年前までは『ザ・祭り屋台 in 姫路』が開催される日と重なっていたので、祭り見物の後に山陽百貨店に立ち寄って、その時に出店している北海道のラーメンを食べるのが、一つの楽しみだったのだが、最近は『ザ・祭り屋台 in 姫路』が有る無しに関係無く、この北海道物産展に来て、普段は滅多に食べれ無い北海道のお店のラーメンを食べるのが今の楽しみになっている。
で、今回の北海道展で出店しているラーメン屋さんは北海道弟子屈町にある『弟子屈ラーメン』と言うお店。今から20年ぐらい前だったかに、オートバイに乗って北海道を1周した時は、昼飯はラーメンを食べると決めていたのだが、流石の私もこの『弟子屈ラーメン』には行って無い・・・(摩周湖には行ったが・・・)。が、数年前に偶々カップ麺で売られていたので、買って食べてみたら中々美味しかった・・・、と言う記憶が残っていたので、本物の味?がどんな物か食べに行ってみた。
![姫路山陽百貨店特設茶屋/弟子屈ラーメン 姫路山陽百貨店特設茶屋/弟子屈ラーメン](https://yanogawa.wordpress.com/wp-content/uploads/2013/05/1126.jpg?w=320&h=240)
こちらが今回行って来た姫路山陽百貨店の6F、初夏の北海道大物産展の会場の一角にあった『弟子屈ラーメン』の特設茶屋で、茶屋の入口前と入って直ぐの処では、お土産用のラーメンの生麺タイプとかカップ麺、それに行者にんにくを使った餃子等が売られていた。ちなみに弟子屈町は名横綱、大鵬の出身地?とかで、一緒に”大鵬せんべい”なる物も売られていた・・・。
そしてこちらが『弟子屈ラーメン』のメニューで、お店の看板メニューである”魚介しぼり醤油ラーメン”の他に”道東弟子屈町の摩周湖の伏流を源とし、西別川を母川とする特別な秋鮭の冬葉(トバ:鮭を寒風で干し、旨みを凝縮させた北海道では馴染みの珍味)を使用。じっくりと時間をかけて鮭の旨みをたっぷりと出した特製スープ、鮭の身も入っていて、これぞ鮭ラーメン!”と言う”鮭冬葉塩ラーメン”や、午後3時からの限定で”北海道全部のせ味噌ラーメン/行者にんにく餃子セット”等もあって、何を食べ様か一瞬、躊躇してしまう・・・。
そんな中から私が食べ様と決めたのは、お店の看板メニューであり、かつ以前カップ麺で食べた事がある”魚介しぼり醤油ラーメン”で、それは一体どんなラーメンなのかと言うとメニューの説明では”ホタテや地物の野菜を贅沢に使い切った究極の地産地消ラーメン”との事。何か良く判らんが、取り敢えずは私の大好きな”魚介スープのラーメン”である事には違い無い・・・。
てな事で、間も無くして運ばれて来たのが、こちらの”魚介しぼり醤油ラーメン”で、お値段は850円也。商品説明を読むと”数種類の魚介と野菜を炊き込み、裏ごしで絞り上げた特製の醤油タレ。北海道の食材があってこその醤油。スープは澄んでいながら豚骨の旨味を引き出す伝承の技法。仕込みは骨の量も仕込時間も平均的な店の三倍を上回り、コラーゲンたっぷりのスープに仕上がっている”等々・・・。
で、そのお味であるが、確かに魚介風味満載のスープなのだが甘さ控え目・・・、と言うかどちらかと言うと醤油辛い・・・。何か思っていた味と違う・・・、てか以前食べた”弟子屈ラーメンのカップ麺”は、もっと美味しかった・・・、と言う記憶が残っていたのだが、もしかしたら単なる勘違いだったのなあ?それを確認すべく、帰り際にそこで売っていたカップ麺を買って帰ったのだが・・・。
ちなみに”魚介しぼり醤油ラーメン”の麺はこんな感じの多加水っぽい感じの麺で、お店の説明に寄ると”特に北海道産の小麦を積極的に使用した、弟子屈ラーメンの細麺は東北海道に多く使われる麺の特徴を再現するために「さがみ屋」に特注した麺”らしい。でもこの手の麺って、何と無くお土産用の麺と同じ様な感じがして個人的にはあまり好きじゃあ無いのよね。
そしてこちらは”魚介しぼり醤油ラーメン”にトッピングされていた”肩ロースのチャーシュー”で、ちょっと厚みもあってこちらは中々旨い!出来る事ならもう1枚、あるいはもうちょっと大き目サイズの”チャーシュー”が食べたかったかな。
そして他にも”味玉”も入っていて、こちらも黄身の半熟度はバツグンで、トロトロして中々美味しかった!
てな事で、この日は姫路山陽百貨店で開催されていた北海道大物産展で、以前にカップ麺で食べたら中々美味しかったと言う記憶が残っていた『弟子屈ラーメン』が出店していたのでカップ麺と同じ”魚介しぼり醤油ラーメン”を食べてみたのだが、記憶違いなのかイメージしていた味とは違った・・・。それを確かめるべく、帰り際にカップ麺を買って帰ったのだが、未だ食べて無いので現時点では何とも言えない。果たしてカップ麺は美味しいのか、それとも単なる記憶違いなのか・・・、その結果は後日・・・。