代理人記録
昔懐かしい大阪在住の頃にお世話になった某先輩宅へお泊りし、深夜までウダウダと語り合った翌日、昨夜の続きの様に朝からまたまたウダウダと話をしていると、何時の間にやらランチタイムの時間が近づいて来た。そこで昼飯に、直ぐ近くの泉佐野熊取にある、この界隈で結構人気のお蕎麦屋さんに連れて行ってもらう事になった。
こちらが今回行って来た『そば処よしの』で、お店到着時は正午半頃と言うランチタイムど真ん中の時間帯で、しかも休日と言う事も重なってか、既に店内は大賑わいでテーブル席は全て満席!カウンター席に未だ空きがあった(先客が帰った後だったのかな)ので、そちらに座ったのだが、その直後にカウンター席も全て埋まり全席満席になってしまった。小さなお蕎麦屋さんだが、確かに超人気があるお店である事は容易に想像がつく。
そしてこちらが『そば処よしの』のメニューで、個人的には温かいお出汁に入った蕎麦が好きなのだが(それは単に出汁が好きと言う事なんだけど)、蕎麦が美味しいお店では”ざるそば”を食べるのが王道!って事で、素直に?”天ざる”を頼んだのだが、注文した後に店内を見渡すと大半のお客さんが、麺が温かいままで食べる”あつもり”を食べている・・・。
個人的には偶に”つけ麺であつもり”を食べる事があるのだが、麺同士がくっついてしまう場合が多く食べ難いと言う印象があって”あつもり”は余り食べないのだが、そもそも蕎麦屋で”あつもり”がある事自体が珍しい・・・。後でネットで情報収集すると、このお店ではその”あつもり”が一番人気のメニューらしく、その最大の理由は”あつもりのつゆ”の中に溶き玉子が入っているかららしい・・・。何で”あつもり”のつゆの中にだけ、溶き玉子が入っているのか定かでは無いが、確かにちょっと珍しいので後から思うと”あつもり”を食べてみたかったかも・・・。
それはさて置き、お店が超大賑わいしていた事もあり、約10分少々待たされて漸く運ばれて来たのがこちらの”天ざる”で、ご覧の様にメインの”ざるそば”の他に、”天ぷらの盛合せ”と”そばつゆと薬味”、それに”そばつゆ”とは別に”天つゆ”も付いて、お値段は1000円也。パッと見た感じは割とオーソドックスな内容の”天ざる”だ。
そしてこちらがメインの”ざるそば”の蕎麦で、ご覧の様にちょっと白っぽい感じがする麺だが、それなりに蕎麦の風味があって中々美味しい。それ以上に”そばつゆ”が私好みの関西風の甘目のつゆで、これがまた旨い!毎度の事ながら麺よりも出汁重視派の私なので、蕎麦よりもどちらかと言うと”そばつゆ”の美味しさの方がより強く印象に残った気がする・・・。
そしてこちらは”天ざる”のセットの天ぷらの盛合せで、その内容は割と大き目の”海老の天ぷら”が2尾に”インゲンの天ぷら”が載っていて、その他に海苔の天ぷらが1枚添えられている。当然全ての”天ぷら”は揚げ立て熱々で、”天つゆ”を浸けて食べるも良し、またちょっと濃い目の味が欲しくなった時は”そばつゆ”に浸けて食べても中々ウマい!
ちなみにこちらは”海老の天ぷら”の身の様子で、ちょっと写真では判り辛いが、海老の真ん中に切り身を入れて、身を開いた状態で揚げた海老の天ぷらだ。そしてこの海老の身がプリプリとしてメチャウマい!個人的に麺より出汁、出汁より具?の私な事もあり、この”天ざる”の中ではやっぱりこの”海老の天ぷら”が一番美味しかったかな。
それはさて置き、最後には”そば湯”も出て来たので、残った”そばつゆ”に入れてほぼ最後の一滴まで飲み干したのであった!つくづく私はお出汁とかおつゆ系が好きだなあ・・・、とあらためて思った物だった・・・。
てな事で、8年ぶりに会いに行った大阪貝塚に住む先輩宅に泊まった翌日、近くにある人気の蕎麦屋でご馳走になったのだが、確かに中々美味しいお蕎麦だった。とは言え、先にも書いた様にこのお店の人気メニューは”そばつゆ”に溶き玉子が入った、麺が湯がき立ての温かいままで食べる”あつもり”らしいので、機会があればもう一度このお店に寄ってぜひ人気の”あつもり”を食べてみたいと思うのであった!