代理人記録
先週の土日に開催された”高砂市政60周年記念事業 IN ご当地博”のお話の続き・・・。前回はあちらこちらにあったステージ上のイベントを中心に紹介したが、今回はステージ以外の催し物?を簡単にご紹介・・・。
まず最初に紹介するはメイン会場である”ご当地・絆ガーデン”の入口を入って直ぐの処にある”日本最古の奇跡 日本三奇館”で、その中の展示物を見ると言うよりは、糞暑い日差しから逃れる為についつい入ってしまう?スポットになっている。が、逆にテントの中はムっとした感じで、一応送風機は置いてあったものの、それ程涼しくは無かった・・・。涼みに来るな!みたいな・・・。
そしてこちらはこの”日本三奇館”の真ん中に置いてあった高砂の観光スポットの一つである”石の宝殿”の浮石のイミテーションで、雰囲気的にはイメージ通りに作られていたが、浮石なのに水が張って無いし、何と無く安っぽいし・・・、何より歩いて行ける様な距離の処に本物の浮石があるのだから、そちらへ行った方がエエ様な気がする・・・。
そしてこちらはNHK大河ドラマ『龍馬伝』にも登場した”宮崎県高原町の天逆鉾”で、鹿児島県霧島には若かりし頃にオートバイに乗って行った事があるし、20年ぐらい前?にはご主人様の会社の旅行でも行った事があるのだが、この天逆鉾を観に行った事は無い・・・。ま、駐車場があって直ぐ近くに車やバイクが停めれるのであれば見に行ったかも知れないが、登山しないと行けない様な処らしいので、この先も見に行く事は無いかも知れない・・・。なので、このイミテーションを見ただけで満足しておこう・・・。
そしてもう一つ設置してあったのが、こちらの”宮城県塩釜市の塩竈”で、これまた本物がどんな感じの物か全く知らないので、何とも言えないが、この展示物を見ても、ぜひ現地まで見に行ってみたい気は沸いて来なかったのだが・・・。
ちなみに日本三大鍾乳洞と呼ばれる”龍泉洞”、”龍河洞”、”秋芳洞”は、若かりし頃に全て行った事がある・・・。”龍泉洞”は岩手県にあり、”龍泉洞”を見に行った帰り道で塩釜市も通ったのだが、その頃はこの”塩竈”の事は知らなかったしなあ・・・。てか、仙台市ならそれからも何回か行ったのだが・・・。
で、この後、トイレ休憩も兼ねて一旦”ご当地・絆ガーデン”を出て、その向い側にある体育館に向かってみる事に・・・。
その体育館では”尉姥婚夫婦手形館”と言う展示館になっていて、公式サイトの説明に寄ると”高砂市内の結婚後60年を迎えたご夫婦の手形を展示”をしているらしい・・・。ま、個人的にそれ程の関心は無かったので、こちらもチラッと見ただけで、直ぐにその場を去ったのだが・・・。
そしてこちらは同じく、体育館の中で開催されていた”たかさご灯りのパビリオン”で、これまた公式サイトの説明に寄ると”たかさご万灯祭をはじめとする、高砂市内の四季の灯りをLEDと物語をコラボレーションしたパビリオン”との事。こちらは30分に1回の割合での上映で、整理券が必要だったのだが、私が行った時は上映開始5分前ぐらいだったけど、整理券は余裕で残っていた。そんな事もあり、取り敢えず入ってみる事に・・・。
こちらがその”たかさご灯りのパビリオン”の体育館の中の様子で、最近流行りの3Dマッピング程の華々しさの無い、巨大なスクリーンにプロジェクターの映像を映すと言う、昔長柄の上映会みたいな感じ・・・。で、その内容は高砂には昔から”灯りの妖精”?が居るとか言う設定の青春ラブストーリーを影絵っぽい映像で進んで行き、その合間合間に、春は”鹿島川の桜並木”、夏は”あらい浜公園の蛍”、秋は”たかさご万灯祭”、冬は”高砂市役所ライトアップ”を体育館内の天井や床や、所々に置かれた桜の木等に設置されたLEDで光の祭典を再現・・・、みたいな感じの物だった。
ちなみに、私が幼い頃に親から良く聞かされたのは、”がたろう”と言う妖怪の話ばかりで、”灯りの妖精”?とかは聞いた事は無いのだが・・・。てか、”がたろう”って、高砂市民以外の人に通じる妖怪?なんだろうか・・・。
それはさて置き、この”たかさご灯りのパビリオン”は”フラッシュ撮影は禁止”と書かれてはいたが、フラッシュ無なら撮影しても良いのか?とも思いつつそこまでする事も無いかと思い、撮影はしなかったのだが、エンディングの後、館内に明りが灯る前に撮ったが、上の写真・・・。この写真を見て雰囲気を掴んで頂戴・・・。
そしてこちらは、高砂総合運動公園から川を挟んだ西側にある”ふれあいの郷生石研修センター”で開催されていた”高砂市れきし館”で、こちらは”高砂ご当地博”の開催日の1週間前から一足先に公開され、公開後最初の土日に結構な人が見に行ったとニュースにもなった展示館だ。ちなみに表の看板に寄ると7月6日まで公開されているので、興味のある方はまた見に行って頂戴・・・。
で、”高砂市れきし館”の入口を入ると真正面にはこの様な板の塀?の姿が・・・。私が幼かった頃には西畑にあったカネカの社宅とか、栄町にあった三菱製紙の社宅等、至る処にこの様な板の塀がずらっと並んでちょっとした迷路っぽい感じになっている場所が沢山あって、そんな中を走り回っていたもんだ・・・。何か懐かしいなあ・・・、と思ったけど、よくよく考えると高砂町内には未だこの様な板の塀は残っている・・・、てか、西畑のカネカ住宅跡地の一部は未だ健在か・・・。
そしてこちらは”高砂市れきし館”の中の様子で、公式サイトの案内に寄ると”昭和の雜誌やおもちゃ、懐かしいレコードなど当時のものを見たり、聴いたり遊んだり出来ます。また、昭和の茶の間を再現したコーナーや駄菓子屋の再現などタイムスリップした空間”との事。その奥では、何やら懐かしい映像が上映されていたのだが、意外と人気の様で座席が埋まっていたのでこの時は見なかったのだが、またその内に見に行ってみようかな?と思うのだった。
で、”市れきし館”の中を観覧して廻っていると、毎年秋に開催されている”たかさご万灯祭”の日に”高砂公民館で展示されている高砂町内のジオラマ”が、此処でも置いてあった。山電高砂駅前から北本町と横町の交差点辺りぐらいまでの狭いエリアしか無いのだが、高砂町民には懐かしいのか、此処で出会った(再会した?と言うのか?)小中学生の頃の同級生と、ちょっとした昔話を楽しんだのだった。
で、この”高砂町内のジオラマ”の横の壁には、昔の高砂の写真が沢山飾られてあって、その中にはちょっと懐かしい”俄か太鼓”の写真もあった。今でこそ、高砂町の本太鼓は、所謂”神輿屋根の本太鼓”になった(本来の姿に戻った?)のだが、私が幼い頃は、高砂の祭りが衰退していた時期で、私が初めて祭りに参加した時は、こんな感じの”俄か太鼓”で、ちょっと懐かしく思ったのだった。
そしてこちらはその写真の中にあった”塩田(えんでん)”で、これまた幼い頃に山電に乗って姫路へ出掛ける際には、必ず目にしていた、超懐かしい風景で、確か以前に岡山に行った時は、同じ”塩田”でも製法が違うとかで、全く違う”塩田”だった。そう言う意味でも、このスタイルの”塩田”は全国的にも珍しい・・・、と言う話を耳にしたのだが、何れにしても今は高砂の何処にもこの”塩田”は残って無い・・・。
てな事で、今回開催された”高砂市政60周年記念事業 IN ご当地博”で、私の最大の関心は当然の如く”ご当地グルメ”を食べ歩く事にあったのだが、この様な昔懐かしい写真を見る事が出来たり、以前紹介した様に”偽ふなっしー”騒ぎに遭遇したりと、中々楽しい2日間だった・・・。そしていよいよ、本来の目的とも言えるこのイベントで食べた”ご当地グルメ”の話が始まるのだが、その話はまた後日・・・。