義史のB型ワールド

2011年3月1日

北陸福井二日目のお昼は武生B級グルメの”ボルガライス”とやらを御馳走になった。

Filed under: 旅行,正真正銘B級グルメ — 代理人 @ 11:09 午後
 
代理人記録
 
北陸福井越前蟹ツアー二日目は”越前がにミュージアム”見学でのんびりと過ごしたので、気が付けば時刻はすっかりランチタイムを廻っていた。って事で、ランチに何を食べる?と言う話になったのだが、福井と言えば”ヨーロッパ軒のソースかつ丼”!!!
 
そもそも、新入社員一年目の会社の社内旅行で福井に来た時、今回ご一緒した元同期の友人の案内で、福井名物の”ヨーロッパ軒のソースかつ丼”を食べ、また、大阪在住の時に、彼の実家に遊びに来た時にも”ヨーロッパ軒の本店でソースかつ丼”を食べたりと、福井に来る度に”福井名物ソースかつ丼”を食べていたので、この日のランチも久々に”ソースかつ丼”?と言う話も出たのだが、”ソースかつ丼”は敦賀でも食べれるし、あるいは1年ほど前には姫路でも食べれる(もうそのお店は無いみたいだけど)ので、イマイチ面白味が無い。
 
そこで、昨夜、旅館の部屋でウダウダ話をしていた時に、iPadに入った写真を見せてもらった時に、その中にあった”武生に昔からあるご当地B級グルメのボルガライス”ってのを食べに連れて行ってもらう事にした。話に寄ると”越前市内でボルガライスをメニューに入れているのは9店舗”あるらしいのだが、昨夜見せて貰った写真・・・、と言うか、奥さんオススメのお店は武生にある『ヨコガワ分店』との事なので、そのお店に行く事になった。
 
ヨコガワ分店のある武生商店街
越前海岸”から約40分ほど走って漸く辿り着いたのが『ヨコガワ分店』のある”武生総社通り商店街”。此処がどんな処なのか、後から調べてみると”古くから越前国の総社である総社大神宮の門前町と栄え、越前市の中心市街地として、現在も多くの買い物客で賑わいを見せています。 また、歴史が古い分、老舗も古く、古来より越前武生の発展に貢献してきました”との事。が、雪が降っているとは言え、日曜日の真昼間なのに、開いているお店はほとんど無いし、それ以前にほとんど人が居ない!!!まさにシャッター商店街?っぽい雰囲気。で、車は何処に停めたらエエの?と思って辺りをみたら・・・、商店街通りにそのまま駐車オーケーだった・・・。
 
ヨコガワ分店のある場所
そしてこちらが『ヨコガワ分店』のある通り?と言うのか”武生総社通り”?で、真正面遠くに見える鳥居の処が”総社大神宮”?目指すお店はこの先、数m行った右側にある・・・。
 
ヨコガワ分店
で、こちらが”武生のご当地B級グルメであるボルガライス”が食べれるお店『ヨコガワ分店』。店名に”分店”と付いているが、お店は此処にしか無いとかいう話も・・・。で、店内に入ると、街中にはほとんど人影が無かったのだが、このお店は午後1時半過ぎでも、ほぼ満席。偶々入れ違いで出て来た客が居たので、何とか直ぐに席に着く事は出来た・・・。
 
ヨコガワ分店店内
てな事で、こちらが『ヨコガワ分店』の店内。お店の入口入って直ぐ横には小さな座敷があったが、基本的にはこの様なカウンター席のみの、比較的小さなお店。カウンターの中は、オープンキッチンな雰囲気で店主と若い兄ちゃんとおばさんの3人で切盛りしている。この3人が親子なのかどうかは、私の知る由では無い・・・。
 
ヨコガワ分店おしながき
そしてこちらが『ヨコガワ分店』の”おしながき”。パッと見た感じでは完全に洋食屋さん。ネットの紹介サイトの情報では”創業から39年間、ハンバーグやオムライスなどの洋食メニューを提供し続ける、昔ながらの洋食屋さん”との事。が、メニューのど真ん中?と言うのか、黄色い張り紙で”ボルガライス有り”と書いて貼ってある。やっぱこのお店の名物は”ボルガライス”の様だ!!!って事で、迷う事なく”ボルガライス”を注文!!!って、それを食べに来たので当たり前か・・・。
 
ちなみにカウンター内の見える処に、ぐつぐつと煮えた特製のデミグラスソースが入った寸胴があったのだが、そのデミグラスソースが滅茶美味しそうで、シチューとかハンバーグ系がちょっと食べたくなる?気にもなった・・・。確か、この”おしながき”の他にもカウンター内の壁に、別の特別メニューが載ってた様な気がするのだけど・・・、忘れた・・・。
 
ヨコガワ分店生ビールとノンアルコールビール
それはさて置き、無事に”武生”に到着!!!って事で、まずはビールで乾杯!!!この夫婦と飯を食べる時に、アルコールは欠かせませんねえ・・・。とは言え、奥さんは運転手だったので、残念ながらこの時は”ノンアルコールビール”。上の写真で、ギンギンに冷えたジョッキに入っている左側の方が”ノンアルコールビール”で、右側は私が飲んだ”生ビール”・・・。何故か”ノンアルコールビール”の方が美味そうに見えるやんけえ!!!きっと、”生ビール”はビールサーバーで既に冷え冷えだったのだが、”ノンアルコールビール”の方はジョッキと一緒に冷蔵庫で冷やしていたのかな?でも”生ビール”も冷えたジョッキに入れて欲しかったかも・・・。このままジョッキごと、2、3分外に出せばギンギンに冷えそうな気もするが・・・。
 
ヨコガワ分店すじ煮込み
で、”ボルガライス”が出来上がるにはちょっと時間がかかりそう・・・、って事で”生ビール”のお供に頼んだのが、こちらの”すじ煮込み”、550円。関西のこってり味噌味の”どて焼き”と違い、かなりあっさりベースの出汁に使ったスジ肉なのだが、これが意外と柔らかくて中々旨い!!!。”生ビール”との相性もバッチりで、”ボルガライス”が出来上がるまでの、場繋ぎとしても最高の一品だった!ちなみに、これ全部を一人で食べたのでは無く、3人で分けたので悪しからず・・・。
 
ヨコガワ分店ボルガライス
で、お店が混んでいたって事もあり、料理を注文してから約20分程待って漸く出て来たのが、こちらの武生B級グルメの”ボルガライス”で、お値段は900円也。名前を聞いただけでは全然イメージが掴めないが、実物を見れば一目瞭然?で、”ボルガライス”とは、ご覧の通り”チキンライスをふっくら卵で包み、熱々の揚げたてトンカツとデミグラスソースをかけたもの”だ。ただお店に寄っては”デミグラスソース”の変わりに”トマトソース”がかかっている場合もあるらしい・・・。見方に寄っては何処にでも有りそうで・・・、無い料理かな?それにしても”福井名物ソースかつ丼”と言い、北陸福井近辺の人は”豚カツ”が好きなのかな?
 
ヨコガワ分店ボルガライスの中
てな事で早速”ボルガライス”を食べてみると・・・、基本は確かにオムライスと豚カツの味なのだが、上にかかっている特製のデミグラスソースが濃厚で、豚カツにもマッチしているし、オムライスとも相性が良い。グルメサイトの情報に寄ると”味を左右するデミグラスソースは、オープンキッチンでコトコトと炊き込んでる自家製。チキンライスの味付けにもデミグラスソースを使うそうで、茜色に染まったライスからは深みのあるコクと風味を感じる”との事。やっぱ洋食屋さんの命は”デミグラスソース”に尽きますねえ・・・。
 
ヨコガワ分店ボルガライスのケチャップライス
もう一枚、別の角度?と言うか、真上から”ボルガライス”の御姿をどうぞ・・・。上でも書いた様に”デミグラスソースでコクのある味付けに仕上げたチキンライス”が、中々旨い!!!これまたグルメサイトの紹介を引用すると“洋食の王道・オムライスとカツのコラボ”という発想がなんとも贅沢で、絶妙なハーモニーが食欲を誘う・・・かの如く、中々美味しいB級グルメだった。上に特製のデミグラスソースがかかっている辺りが、”加古川名物のかつめし”と似通った?点もあって、播州人である私のお口にも合っていたのかも・・・。
 
てな事で、今回は”福井名物ヨーロッパ軒のソースかつ丼”では無く”武生のご当地B級グルメであるボルガライス”を食べたのだが、これってその気になれば、全国どこの洋食屋さんでも出来そうだねえ・・・。某喫茶店の○○店で、新名物?として売り出したらそこそこ売れたりして・・・(この前の宴会の時に出てたデミグラスソース美味しかったし・・・)。
 
それは兎も角、こうして前夜の”越前蟹”、そしてこの日の昼は”ボルガライス”と、北陸越前の名物グルメを堪能したのだった。この後、お店を出て来た辺りから、ちょっと雪の降り方に勢いが出て来たのだが・・・、その話はまた後程・・・。

1件のコメント

  1. ヨコガワ分店のボルガライスありがとうございます!

    ボルガライスをしっかりと分析し、おいしさが伝わってきました!!

    これから福井も春になり、暖かくなるので観光でも楽しめるところが増えると思います。ぜひまた福井にこられた際には、ボルガライス食べてくださいねっ!

    武生に来たらボルガライスです!!

    コメント by ボルガラー — 2011年3月2日 @ 8:40 午前


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