義史のB型ワールド

2009年11月24日

帯広名物のぶた丼を姫路で食べるシリーズ、今度は小樽食堂のランチで食べた。でもちょっと甘過ぎ!

Filed under: — 代理人 @ 8:46 午後
 
代理人記録
 
学生時代に管理人さんや30番さんらと一緒に15日間に渡る北海道一周の旅を初めとして、その後、バイクのツーリングやプー太郎の時の車での北海道一周の旅等で、帯広には三度ばかし行ったけど、その頃は”帯広名物のぶた丼”が話題になる事は無く、当時、帯広と言えば”六花亭のホワイトチョコとマルセイバタークッキー”だった。その後、私が初めて”帯広名物の豚丼”を食べたのは、度々大阪へ仕事で出掛けていた頃に、百貨店の北海道物産展で食べたのが最初だった。更にその後、B.S.E.の騒ぎで各牛丼チェーンが豚丼を発売した事から”あれは帯広名物の豚丼とは似て非なる物”と言う話題と共に、徐々にメジャーに成って来て?最近では生キャラメルで有名な十勝花畑牧場でも”ホエー豚丼”を発売するようになる、一気に全国的に有名になったのだった。
 
そんなちょっとマイナーだった”帯広名物の豚丼”であるが、何故か姫路には”帯広名物の豚丼”が食べれるお店が何店かあり、私も以前から姫路へ行った際に時々食べている。てな事もあって今回も姫路へ行った際に、またまた”帯広名物のぶた丼”を食べて来たのでご紹介。
 

こちらが今回帯広名物のぶた丼”を食べに行った小樽食堂/兵庫姫路御立店』で、何回か行った”ステーキの三鷹”からもうちょっと西側へ行った処にある、その名も北海道料理をメインとしたお店である。小樽食堂と言えば”ちゃんこ江戸沢/播磨町店”の跡に出来た小樽食堂/兵庫加古播磨店』があるのだが、何故か兵庫加古播磨店はランチ営業をやって居なくて、また今回行った『兵庫姫路御立店』も土日のみランチ営業をやっている。”帯広名物のぶた丼”を食べるだけならディナータイムに兵庫加古播磨店に行ってもエエのだけど、夜に行くと完全に居酒屋さん?なので、豚丼だけ食べて帰るって言う雰囲気では無いので、今回は『兵庫姫路御立店』に行ってみたのであった。
 

で、『兵庫加古播磨店同様の、個室タイプの席に案内されるとまず最初に、ランチタイムにはウーロン茶のサービスがある!って事で中ジョッキ、あるいは中ハイ用の大きめのグラスにたっぷりと入ったウーロン茶が運ばれて来た。サービス!って言われると嬉しいのだけど、普通にウーロン茶じゃん!生ビールが無料で付いて来るのなら嬉しいけど、たかがウーロン茶じゃあ知れているよねえ・・・。
 

こちらが小樽食堂のランチメニュー。上で書いたように『兵庫加古播磨店』は昼間の営業をやっていないが兵庫姫路御立店も昼間の営業をやっているのは土日のみ(祭日は???)。てな事で日替りメニューは土日の分しか意味が無い。そんな事もあり普通は”定番ランチ”のメニューの中から料理を選ぶようだ。”ジンギスカン”のランチも興味あったけど”ジンギスカンは”以前に兵庫加古播磨店で食べた事があるし・・・、って事で素直に”帯広ぶた丼”のランチを注文!
 

帯広ぶた丼”のランチを注文した後、暇に任せて通常メニューを見ているとその中で”広ぶた丼定食”ってのを発見!ん?お値段は880円だと???ランチの”帯広ぶた丼”が980円で、通常メニューだと880円ってか。普通、ランチはお得な値段設定にするんが一般的なんだけど、このお店はランチメニューの方が高いのか?写真では細かいところまでは判らないのだが、通常の”広ぶた丼定食”は生野菜サラダで”広ぶた丼ランチ”は野菜セイロ蒸しとなるから値段が高いのかな?うーん、何かぼったくりされているような気になって来たぞお・・・。
 

そうこうしている間に運ばれて来たのがこちらの”帯広ぶた丼ランチ”、980円也。メインの”帯広ぶた丼”の他に、野菜セイロ蒸し、豆腐(冷奴)、味噌汁、小鉢等がセットになっている。一見豪華だけど、ただ余計な物が一杯付いているだけ?みたいな気にもなる。豚丼と味噌汁だけで680円ぐらいにして欲しいよね。
 

で、こちらがメインの”小樽食堂の帯広ぶた丼”。豚丼的にちょっと珍しく、レタスが大量に入っていて、何か変な感じ。印象的には今まで食べて来た帯広名物の豚丼”とはこれまた違った印象なのだけど、メニューが一応”帯広ぶた丼”だからねえ・・・、まあ小樽食堂流って事で受け流そう
 

帯広名物の豚丼”と言えば”豚肉を焼いて砂糖醤油味の甘辛いタレで味付けた豚肉”を丼にした物なんだけど、このお店の豚丼は、砂糖たっぷりで何と無く砂糖のザラザラ感すら感じるほどの食感で、かなりの甘口。はっきり言って、砂糖を食べてるような気さえするような甘さだ。何か味付け的に失敗したんじゃ無いのかな?と疑ってしまうような味だ。
 

ぶた丼の命とも言える豚肉はこんな感じ。味は兎も角として、今まで食べた”豚丼の豚肉”の中では一番小さいような気がする。帯広名物の豚丼”ファンの私としては、これを食べて豚丼を評価されるのはちょっと悲しくなるような丼だった。
 

こちらは”帯広ぶた丼”ランチに付いていた豚汁・・・、と言うか汁物。見た目的に豚汁だし、具の大根、あるいは出汁の表面に浮いた豚の脂的には豚汁なんだけど、肝心の豚肉が・・・、無かったのよね。入っていのかさえ判らないぐらい、豚肉に気付かなかったので、豚汁とはちょっと呼び難いのよね。味はそこそこ良かったけど。
 

続いては全てのランチメニューに付いているっぽい”野菜セイロ蒸し”で色合いは鮮やか。小樽食堂と言えば、その名の通り、北海道料理のお店なので、とうもろこしも自慢?なのだけど、何か普通にその辺りで売っているとうもろこしレベルだったかな。
 

その他”豆腐(冷奴)”と”お新香”と”ひじきの入った小鉢”も付いていた。はっきり言って”豆腐(冷奴)”は余計だよねえ。上でも書いたように、完全に値段を吊り上げる為の無理やりの一品のようにしか思えない。他の定食系に付くなら兎も角、”豚丼”には絶対に要らない一品だと思うのだが。
 
てな事でまたまた姫路で”帯広名物の豚丼”を食べたのだが期間限定だった”かごの屋の十勝豚丼”同様、如何にも巨大チェーン店が適当に作った”豚丼”と言う印象だった。値段的にも味的にも姫路で”豚丼”を食べるなら、やっぱ北海道料理専門店の”花とかちの豚丼”を食べるのが間違い無いかも。ただあのお店も何時まであるのか、ちょっと不安だけど・・・。

WordPress.com Blog.