代理人記録
7月の下旬頃にJR姫路駅前のフェスタビルの1Fに誕生した”姫路のれん街”へ行って『ガンガングビグビ本舗』と言うお店でラーメンを食べた後、その周辺を散策していたらチラシを貰った。そのチラシに寄ると何やら乾杯ビールとやらが1円で飲めたり、先ほどラーメンを食べたばかりのお店では”餃子食べ比べ盛り”が500円で食べれたとの事。そう言えばそのラーメン屋で隣の席に座っていたオジサンが、やたら沢山の餃子を食べていたのはどうやらそのせいだった様だ・・・。それは兎も角として、1円のビールも気になるし他のお店でも500円で色々食べれるみたいだったので、後日またまた姫路に行った時に”姫路のれん街”に寄ってみた。
こちらがまたまた行って来た7月26日にJR姫路駅前のフェスタビルの1Fに誕生したばかりの”姫路のれん街”で、この中には一年中美味しい牡蠣が楽しめる牡蠣専門店の『姫路かきセンター』、前回食べた日本一にも輝いたことのある東京を代表する名店【麺屋宗】がプロデュースする『ガンガングビグビ本舗』、備長炭で焼き上げる本物の串焼きを1串100円で提供する炭焼き串専門店『まるまさ家』、【姫路おでん】と【串かつ】をメインとした横丁スタイルの居酒屋『姫路のお店』の4店が軒を並べている。ちなみに以前紹介した『カレーカフェ Mr.ポルコン』や、未だ紹介して無いが既に食べに行った『越後秘蔵麺 無尽蔵』はフェスタビルの2Fにある。
そしてこちらが前回”姫路のれん街”に来た時に貰ったチラシで、ご覧の様に各お店で500円で食べれるメニュー等が用意されていて、どれも中々楽しそうだったのだが、牡蠣は季節的にちょっと止めておいた方がエエ様な気がしたのと、”餃子食べ比べ盛り”はどうせまたラーメンを食べに来る予定があるので、『まるまさ家』の”えーとこ盛り”か『姫路のお店』の”姫路おでん7点盛合せ”のどちらかにしようと思ったのだが、”えーとこ盛り”には”カンパチの刺身”や”肝の串焼き”が入っていたので、素直に”姫路おでん7点盛合せ”が食べれるお店に入ってみる事にした。
で、こちらが今回行って来た『おでんと串かつ 姫路のお店』で、前回ラーメンを食べに来た『ガンガングビグビ本舗』の記事の中でも書いた様に、この”姫路のれん街”は今流行のバル風になっていて、通りに面した側は全てオープンになっていてそこに座席が並んでいる。で、私が訪れたこの時は店内奥のテーブル席は満席、カウンター席にも2組の客、更に運が悪い事にお店入口の屋根の下の席には、片言の日本語を話す10人前後のお客さんで埋め尽くされた処だった・・・。私はどうにかカウンター席に座る事が出来たのだが、おかげでこの後、少しほったらかし状態にされる羽目に・・・。
ちなみにこちらは先ほど紹介した”姫路のれん街グランドオープンチラシ”の裏目にに載っていた『おでんと串かつ 姫路のお店』の紹介文で、これを読めば判る様にこのお店は”姫路おでん”と”串カツ”の2つを売りにしたお店らしい・・・。ワンコインの500円で食べれるメニューは”姫路おでん”しか無かったが、気持ち的には”串カツ”も食べてみたかった気がする・・・。
そしてこちらが店内に置いてあったこのお店のメニュー表で、ご覧の様に至ってシンプルな内容となっている。それにしてもお店の看板には”串かつ”と書いていながら、メニューには”串揚げ”となっている・・・。此処は関西なんだから”串かつ”に統一して欲しいよなあ・・・と思ったけど、どうでもエエか・・・。
それはさて置き、まずはオープニング特典の1円の乾杯ビールを注文!出て来た生ビールを目の当たりにしてビックリ仰天!!ご覧の通りの所謂”使い捨てカップ”に入った生ビールだ!思わず、此処は『昭和お好み焼劇場 うまいもん横丁』かあ!と突っ込みたくなってしまった・・・。確かに何処にもサイズは書いて無かったけど、オープニング特典と銘打つからには中ジョッキサイズの生ビールぐらい出しても罰は当たらんと思うのだけどなあ・・・。
で、本来であれば”おでん”何て常時大きな鍋の中に入っているだけなんで、直ぐに出て来そうな物なんだけど、先に入った様に私がお店に来る直前に片言の日本語を話す団体さんがやって来た処で、そちらの注文に四苦八苦していた事もあり、1円ビールが出た後は私はほったらかし状態・・・。だたでさえひと息で飲んでしまいそうな位の量のビールなので、そんなに待ってたら無くなってまうやんと思いちびちび飲む事に・・・。もしかしてこれはお店の作戦で、1円ビールをひと息で飲んで貰って通常メニューのドリンクを頼んで貰おうと言う魂胆だったのかも・・・。
で、結局の処約10分近くほったらかしにされていたのだが、途中でお店の人も漸く気が付いてその後直ぐに運ばれて来たのがこちらの”生姜の利いてる姫路名物おでん7点盛合せ”で、お値段は先に出て来た乾杯ビールと合わせて501円・・・、と思いきや消費税が必要らしく税込価格541円と相成った。思わず1円のビールにも税が付くのか?と思ったけど、流石にそれは無かった・・・と言うのか端数過ぎて取れないか・・・。
そしてこちらが”生姜の利いてる姫路名物おでん7点盛合せ”で、先に紹介したチラシに寄ると通常価格1080円が、今回はワンコインの500円との事。確かにこの品数で500円は安いと言えるのかな?何と無く微妙な気もするが・・・。それはさて置き、その内容はと言うとパッと見た感じでは”だいこん、ごぼ天、玉子、牛すじ、じゃがいも、ロールキャベツ、豚の角煮?”の7品の様だ。基本的にはオーソドックスな内容だが、ロールキャベツとか豚の角煮?はちょっと珍しいかも・・・。
ちなみにこちらは”おでん7点盛合せ”に付いていた、”姫路おでん”の最大の特徴とも言える”生姜醤油”。ま、以前にも書いたが今は”姫路おでん”として有名になったが、播州地方であるこの辺りでも”生姜醤油”は極々普通だし、その昔に祭りや祇園さんに行くと、所謂”ちび太のおでん”風の串に刺した”関東炊き”の屋台では、巨大な器の”生姜醤油”の中に串ごとドブンと浸けて食べていたんだけどなあ・・・。今はそう言った光景を目にする事も無くなってしまった様な気がする・・・。
それはさて置き、まずは”おでん”の定番とも言える”ごぼ天”から食べてみると・・・、普通に”ごぼ天”だ・・・。それ以上のコメントが思い浮かばないぐらい、普通に”ごぼ天”だ・・・。ちなみに店内に置いてあったメニューには”ごぼ天”は書いて無かったのだが、これってもしかして”さつまあげ”??な訳は無いか・・・。
そしてその次に箸を延ばしたのは、”おでん”の具にはちょっと珍しいこちらの一品で、パッと見た感じは”豚の角煮”っぽいし、実際に食べても限り無く”豚の角煮”っぽかったのだが、これまたメニューを見ると”豚の角煮”何て物が無かったので、もしかしたらこれは”ベーコン”だったのかも・・・。でもやっぱ”豚の角煮”としか思えないか・・・。ちなみにこの写真には何と無く黒い縞模様が入っているのだが、最近スマホのカメラはこんな風になる事が多い・・・。そろそろスマホも新しくせなあかんのかな?
で、こちらも”おでん”の具としてはちょっと珍しい”ロールキャベツ”で、5年ぐらい前に姫路おでんの有名なお店で”はくさい巻”とやらを食べた事はあるが、何と無くそれに似た様な感じの一品だ。が、普通”ロールキャベツ”の中にはミンチ状の肉が包んであるもの・・・、と思って食べたのだが普通にキャベツを巻いて煮込んだだけの、正に”ロールキャベツ”だった。ま、キャベツにお出汁が浸みていて中々美味しかったけど、具としてはちょっと食べ応えが無かったかな。
続いて食べたのはこれまた”おでん”の具の定番とも言える”牛すじ”で、こちらも至って普通の”牛すじ”・・・、と言うかモツを串に刺した様な感じの物だが、意外と柔らかくてこちらも普通にウマい!個人的にはもうちょっとお肉っぽい部位があった方が嬉しい様な気はしたが・・・。
そしてこちらは私の大好きな”おでん”の具のベスト3の一つである”だいこん”で、最初に紹介した盛合せの写真を見て貰うと判るが他のお店で食べる”だいこん”と比べても結構大き目サイズだ。で、しっかりと煮込んであって柔らか目だがその分、味が思いっ切りしゅんで居てメチャウマい!何も浸けずにそのまま食べても美味しいし、”生姜醤油”を浸けて食べるとこれまた別の味わいがあって中々美味しい”だいこん”だった。
で、その次に食べたのは何か久々に食べる様な気がする”じゃがいも”で、我が家の”じゃがいも”は箸で掴むと直ぐに崩れてしまいそうなぐらいに柔らかくなるまで煮込んでいたのだが、この”じゃがいも”は未だ煮込みが足り無いのか、あるいはこれで標準なのか定かでは無いが、未だしっかりとしていたが味は十分に染み込んでいてこれまたウマい!先ほどの”だいこん”と同じく、そのまま食べても美味しいし”生姜醤油”に浸けて食べてもメチャウマかった。
そして最後のお楽しみに取っていた・・・と言う訳では無いのだが、偶々盛付の上から順番に食べていたら最後になってしまった、私の大好きな・・・、と言うかみんな大好きな”玉子”で、こちらもしっかりと中まで味が浸み込んでいてメチャ美味しい”玉子”だった。
てな事で、以前にこの”姫路のれん街”の中に誕生した『ガンガングビグビ本舗』のラーメンを食べに来た時に貰ったチラシにワンコイン500円で食べれる料理や、1円の生ビールとやらに釣られてこの日は”生姜の利いてる姫路名物おでん7点盛合せ”を食べてみたのだが、お店の自慢料理だけの事はあって、どの”おでん”もメチャウマかった!もう一度このお店に来て、今度はこのお店のもう一つの看板商品である”串かつ”を食べてみたいと思う・・・。が、その前に前回行った『ガンガングビグビ本舗』にまたまた行って餃子や違うスープのラーメンを食べたのだが、その話はまた後日・・・。