義史のB型ワールド

2010年9月1日

帰って来た徳島らーめんふく利!!!、明石ラーメン波止場の時より美味しくなったような気が・・・。

Filed under: ラーメン — 代理人 @ 10:08 午後
 
代理人記録
 
ラーメンブームと共に一躍、ご当地ラーメンとしてブームになった徳島らーめん。私は数年前の淡路~徳島の旅行の際に徳島で一番有名なお店『いのたに』まで行って食べたし、中島みゆき鳴門公演へ行った際にも、場所は鳴門だったけど、一応、徳島らーめんを食べた。また態々、四国まで行かずとも、明石ラーメン波止場があった頃にはその中にあった『徳島ラーメン東大』でも良く食べたもんだ。ちなみに昨年末、長渕剛ライブへ行った後、帰りに寄ろうとした、一時期良く行った事がある伊川谷のラーメン屋『こくいち』(この夏に閉店したとか言う噂だが)も徳島ラーメンのお店として有名であった。その他、伊川谷や大久保近辺には一時期『馬力軒』と言う徳島ラーメンのお店もあった(K朗君と一緒に行った事もあったっけ???)。
 
が、何故かこの界隈にある徳島ラーメン屋はことごとく閉店し、まさに四国・徳島まで足を運ばないと徳島ラーメンが食べれ無い状態になっている。が、しかし!『ラーメンまこと屋/姫路別所店』がこの7月に閉店し、その跡地に徳島らーめんふく利姫路別所店』が出来たと耳にしたので、久々徳島ラーメンが食べれる!って事でちょこっと食べに行ってみた。ラーメンまこと屋/姫路別所店って、確か私が7月頃に隣にある”姫路名物どろ焼のお店『喃風/別所店』”へ行った時は未だ営業していたけどなあ・・・。その時の記事に”まこと屋は未だ健在!”って書いたけど、既に健在じゃ無かったようだ・・・。何か場所的に入れ替わりの激しい場所になってしまったようだ・・・。
 
こちらが今回初めて行った『徳島らーめんふく利姫路別所店』。徳島らーめんふく利は、数年前、まだ上の甥っ子が大阪に住んで居た頃に大阪のデパートの物産展で出店していた時に食べた事があるのだが、徳島ラーメンの代名詞とも言われる『いのたに』より美味しいと思ったのだが、その後、明石ラーメン波止場の末期に『徳島らーめんふく利』がオープンした時に食べた時はあまり美味しいように感じ無かった。まああの頃は明石ラーメン波止場が崩壊寸前になっていたのでお店的にも力が入って無かったのかも知れないが。
 
そして『徳島らーめんふく利姫路別所店』のメニューはこんな感じ。チャーハンやギョウザ等のサイドメニューはあるものの、ラーメンのスープは基本的に一種類で、玉子と肉(チャーシュー)のトッピングで何種類かに分かれているだけの、至ってシンプルな潔いメニュー構成だ。その他、セット物のメニューでチャーハンセットとか餃子セットかもあったのだがセットな割に340円とか何か高く感じたので今回は見送る事に。
 
で、徳島らーめんと言えばラーメンの中に生玉子を入れるのが特徴の一つ(私は生玉子を入れるのはあまり好きじゃ無いのでこの日も要れなかったが、以前、明石ラーメン波止場にあった徳島ラーメンのお店『東大』は生玉子が無料サービスだったので貧乏性な私は何無料の玉子を入れて食べていた・・・)。以前、明石ラーメン波止場にあった『ふく利』にもこれと同じような説明書きの紙があったのだが、今では写真入りの綺麗な物に進化している。ちなみに『ふく利』ではこれまたちょっと変わっていて生玉子の全卵を入れるのでは無く、黄身だけを入れるスタイルを取っている。後で書く”豚バラ肉”の話同様、本当に徳島にあるラーメン屋さんにしては、ちょっと徳島らーめんの王道に沿って無いのだが、それは『ふく利』自身が徳島でも比較的新しいお店だからなのかな?
 
で、『ふく利』と言えばも一つ気になるのが、明石ラーメン波止場のお店でも置かれていたこちらの”マスタード”の小袋。前々から何に使うのだろう???と気になっていたのだが、今回も聞かずじまい・・・。次回訪問時は忘れずに何に使うのか聞いてみる事にしよっと!!!
 
そんなこんなしていると、間も無くして運ばれて来たのがこちらの”徳島らーめん”、580円也。最近は徳島らーめんで無くとも良く見るようになった豚骨醤油ベースのスープで、生玉子抜きだし、トッピングされているのがチャーシュー、メンマ、モヤシ、ネギ等と、これまた至って普通なので、全く持って徳島らーめんぽさの無いラーメンに見える・・・。
 
で、その”徳島らーめん”と麺とスープはこんな感じ。麺は中細麺で、スープはややあっさりした、ちょっと甘目のスープ。これと言った大きな特徴や個性も無いが、普通に美味しい。一番上で書いたように、初めて大阪のデパートの物産展で『ふく利』の徳島らーめんを食べた時は美味しいと思ったのだが、明石ラーメン波止場店は何かちょっとイマイチな気もしたのだけど、この姫路別所店の味は、一番最初に大阪で食べた時と同じく、美味しく思えた。この味ならまた食べに来てみようと思う。
 
で、こちらはトッピングのチャーシュー。”徳島らーめん”と言えば生玉子を入れて食べると言う特徴の他に、もう一つの特徴として”チャーシューの変わりに甘辛く煮込んだ豚バラ肉”を入れるってのがある(その為、”徳島らーめん”は別名、すき焼きラーメンと呼ばれる事もある)のだが、何故か『ふく利』の場合は豚バラ肉では無くて、普通のチャーシューが入っている。そもそも”豚ばら肉”が甘辛くてすき焼き風の味なので、生玉子を浸けて食べる・・・、と言う流れ、一貫性があるのだが、それが普通のチャーシューだと生玉子は無くてもエエじゃん!って事になりそうな気もするのだけど・・・。
 
最後に、こちらは”徳島らーめん”と一緒に食べた”からあげ”で、お値段は2個で150円也。”からあげ”は”徳島らーめん”とは全然関係の無いのだが、セット物がちょっと値段が高かったので嫌だったのだけど、ラーメンだけじゃあ物足りないかな?と思って注文したのだった。値段が安い!!!ってのも理由の一つだけど・・・。味的には揚げ立てで普通に美味しいからあげ”だった。
 
てな事で、一時期は明石ラーメン波止場内に出店していた徳島らーめんのお店『ふく利』が、姫路に凱旋オープンした。明石ラーメン波止場開店当初から長年の間、お店があった『東大』や、伊川谷の有名店『こくいち』が無くなる中、久々にこの近辺に徳島らーめんのお店が誕生したのはちょっと嬉しいかも。ただ、上で書いたように徳島らーめんの特徴の一つである”豚バラ肉の煮込み”が入って無いのが、ちょっと残念かも。姫路近辺のみなさん!、これがと本当の徳島らーめん姿だと思ってもらちゃあいけないのよ。”生玉子+豚バラ肉”が揃って初めて徳島らーめんと言えるのですよ・・・。でも最近、この近辺に増えた、”なんちゃって和歌山ラーメンのお店”と違い、『ふく利』は本当に徳島にあるラーメン屋なので、ちょっと話をややこしくしているのだが・・・。

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