代理人記録
一般道からウェルカムゲートを通じて入る事が出来る山陽自動車道三木SAに来て”但馬牛串焼と淡路牛串焼”を食べた後、甥っ子が東京帰りの土産を買うと言う事で、ふたたび三木SAの中へ。三木SAの上り側の建物の中には、何とコンビニのファミマがあって、雰囲気とか売っている物は完全に一般道路にあるファミマと同じ。
が、そのファミマの前に駅弁コーナーがあって色々な、ご当地駅弁が売られていた。


そんな中から私の目に留まったのは”牛バラ神戸チャーハン弁当”。ご存じ、私の大好きな神戸の駅弁会社『淡路屋』の駅弁だ。『淡路屋』と言えば超有名な駅弁”肉めし”が大人気の駅弁屋で、その”肉めし”は我が人生の中でも一番良く食べた駅弁でもある。また何年か前には東京出張の際、わざわざ新幹線神戸駅で途中下車して新幹線神戸駅限定の”神戸ワイン弁当”(以前紹介した事がある”神戸ステーキ弁当”にミニワインボトルが入った様な物だったかな?)を買った事もあるし、未だ父が元気だった事は、駅弁ではちょっと珍しい”しゃぶしゃぶ駅弁「松風」”等を買って食べた事があるぐらい、私には超お馴染みの駅弁会社なのだった。
が、今回見つけた”牛バラ神戸チャーハン弁当”は、未だ私が食べた事が無い弁当で、しかも駅弁としてはちょっと珍しい”チャーハン”を使った駅弁だ。『淡路屋』フリーク?の私が食べた事が無い駅弁?って事で興味津々、夜飯代わりに買って帰る事にした。

こちらが実際に買って帰った”牛バラ神戸チャーハン弁当”で、お値段は1050円也。一般的な駅弁価格と言えるお値段。この時点までは中身が一体どんな駅弁なのか、全く持って想像が出来て無かったのだが、外箱に”コトコト煮込んだバラ肉を炒飯にたっぷり盛り付けました”と書いてある事だけを頼りに買って来た駅弁とも言える。
で、”牛バラ神戸チャーハン弁当”の外箱を開け蓋を取ると中身はこんな感じ。”淡路屋の公式サイト”の説明に寄ると”牛バラ肉煮+牛肉タレ焼き+チャーハンの食べ応えのある一品。独自のタレでブロックのままコトコト煮込んだ牛バラ肉は比類なきおいしさです”との事。何かお肉の形がバラバラだと思っていたのだが、それは牛バラ肉煮と、牛肉のタレ焼きの二種類のお肉が入っているからだった様だ。ちなみに箱の裏に書いてあった食材も紹介して置くと”チャーハン、牛バラ肉の煮込み、牛焼肉、カシューナッツ、パプリカ ”との事。カシューナッツがちょっとした味のアクセントになっている様だ。
そしてこちらが”牛バラ肉煮と牛肉タレ焼き”。パッと見た感じはショボそうなお肉に見えたが、どちらのお肉も柔らかくて、味付けもちょっと甘目の私好みの味で中々美味しい。やっぱ『淡路屋』の肉系の駅弁は間違い無いですねぇ。
ちなみに”牛バラ肉煮”?の中はこんな感じで、未だちょっと赤身部分が残っているせいもあって、とても柔らかかった。チャーハンは何と無く玉子チャーハンの様な感じで、個人的には”肉めし”のサフランライスも好きなのだが、こちらのチャーハンも中々美味しかった。
てな事で、久々に『淡路屋』の駅弁を食べたのだが、牛肉とチャーハンと言うちょっと風変わりな組合せではあったが、普通に美味しかった。やっぱ兵庫県神戸を代表する駅弁屋の、これまた牛肉を使った駅弁って事で中々美味しかった。『淡路屋』の駅弁がもっと全国的にメジャーになってもエエのになあ・・・、と思ってしまうのであった。