義史のB型ワールド

2010年5月31日

『喃風/東加古川店』がリニューアルしたと耳にしたので、久々に行ってみた。名物どろ焼も今では全国区に???

Filed under: 麺類と粉もん — 代理人 @ 9:37 PM
 
代理人記録
 
彼是もう10年近く前になるが、東加古川、今で言うと『どんきほーて/加古川店』、当時は此処に上新電器やTSUTAYAがあった場所の道を挟んで西側に、今や全国的にも有名になった”姫路名物どろ焼”の看板を引っ提げて誕生したのがお好み焼き・鉄板焼きの喃風/東加古川店。10年前は、未だこの近辺には今ほど多くのお好み焼きチェーン店は無かった事や、このお店の看板メニューである”どろ焼”のたこ焼きバージョン(当時は普通に”たこ焼”と呼んでいたが)を、我が叔父が結構お気に召したって事で良く行っていたのだが、ここ最近になってからは、お好み焼きを食べに行く時は他のお店に行く事が増えたので、長い間、ご無沙汰していた。
 
お店自体も約10年近く経って、多少草臥れて来たのか、あるいはちょっと影が薄くなって来たのか、この春にリニューアルオープンしたと言う噂を小耳に挟んだので、お店がどんな風に変わったのか、あるいは久々に”どろ焼”ならぬ”たこ焼”でも食べてみるか・・・、って事で数年ぶりに行ってみた。
 

こちらが約3年ぶりに行った『お好み焼き・鉄板焼きの喃風/東加古川店』。以前の茶色い色から、鮮やかなブルー系の色合いに変わっている。お店の案内では”カントリースタイルからギリシャ&トルコ国”風に変更したとの事。確かに外観や店内の配色やお店のロゴ等の変更はあるものの、基本的な作りやテーブルの配置も以前のままと同じで、はっきり言って、色を塗り替えただけ?みたいな印象がする。
 
で、『お好み焼き・鉄板焼きの喃風』と言えば、最近は島田紳助が司会するTV番組で紹介された事や、2009年度のB級グルメ選手権?でベスト10位に入った?って事で、全国的にも有名になった”姫路名物どろ焼”が看板メニュー。この”どろ焼”とはお好み焼きでも無く、もんじゃ焼きでも無い、一言で言うと”外はパリッ中はふわトロの、ダシにつけて食べる粉もの”の事。
 
出汁に付けて食べるお好み焼きと言えば、近頃、加古川や姫路にお店を増やしつつある『お好み焼き・鉄板焼きの花門亭』が、神戸長田発祥の”だしお好み焼”と言う似たような商品を看板に揚げているが、本家・喃風に寄ると、喃風の前身である『お好み焼ハウス 南の風』が発祥らしい。
 
その始まりは、客がたこ焼きが食べたいと言うので試しにお好み焼のネタに玉子とダシ、タコを入れて鉄板の上でオムレツのような形に焼き、明石焼き風にダシを添えて出したところ大好評!この『鉄板たこ焼』を改良して誕生したのが『どろ焼』との事。世間一般的にも”どろ焼”は姫路名物として通っている・・・、かな?
 
てな事で”どろ焼”(実際に頼んだのは”鉄板たこ焼”の方だが)を注文するのは当然として、やっぱお好み焼き屋へ来ると外せないのが”焼そば”。最近のお好み焼き屋は自家製麺を売りにしたお店が増えて居るが、喃風も何時の間にやら自家製麺になっているみたい(もしかすると最初からかも?)。メニューの説明を読むと”地下天然水を使用した、こだわり麺”との事で、これまた”無添加・無着色”の麺らしい。
 
で、今回は、最近の喃風の一押しメニューの一つにもなっている一人前、390円の”油かすそば”を注文!油かす(肉かす)を使った焼きそばと言えば、B級グルメグランプリの王者”富士宮やきそば”が有名だが、残念ながらスーパーで売っている生麺タイプでしか食べた事が無いので、お店でちゃんとして食べる”油かす入りの焼きそば”は結構楽しみなのだ。
 
鉄板たこ焼”と”油かすそば”は頼んだけど、それだけじゃあ足りない。と言うより一応このお店はお好み焼屋さんなので、普通のお好み焼きも頼む事に。無難に”豚玉”でも?と思ったのだが”油かす”ついで?に、お好み焼きは”すじ玉”にする事となった。”すじ玉”を注文すると、スタッフのおねえちゃんが”大阪風と姫路風がありますが、どちらにしますか?”との事。あれ喃風にそんな大阪風やら姫路風やらってあったっけ?、そもそも喃風のお好み焼きって、関西風の一般的なお好み焼きと違って、何て言うのか、あんかけっぽいような、どろっとしたお好み焼きだったよなあ・・・、と思いつつも、スタッフのねえちゃんに違いを尋ねると、姫路風はふわふわで大阪風は・・・、うーん、何か忘れた。とりあえず、ふわふわがエエやん!って事で、姫路風を選択・・・。何か勘違いしてるかも・・・。まあ、どうでもエエ話でもあるが・・・。
 
で、一通り注文を終えた後、別メニューを見ていたら、その中にあった一枚もんの鉄板焼のメニューの中に豚平焼のメニューを発見!ご存知?の通り、私は結構”豚平焼”好き。小学生~中学生の頃に毎週聞いていたラジオの深夜放送番組『ヒットでヒット、バチョンといこう!』の木曜日、浜村淳が司会をする日のアシスタントに”豚平焼屋の娘”が出てた頃があり、番組内で頻繁に浜村淳が”豚平焼!、豚平焼!”と連呼するので、幼心に”大人になったら大阪の曽根崎新地に行って豚平焼を食べるねん!”と心に誓ったものだった。その後、学生になって大阪に行くようになった際にお店の前まで行ったものの、当時は未だ気弱?だった事と、そのお店が当時でもちょっと古びた小さなお店だった事もあり、よう入らずじまい。結局、実際にその”豚平焼”のお店に行ったのは、社会人になってからの事だった・・・。
 
そんなこんなで”豚平焼”にはちょっとした思い入れがあり、それ以来、あちこちのお店で豚平焼のメニューを見つけると必ず一度は食べるようにしているのだが”喃風”の”豚平焼”って食べた事あったっけ?ってな事で、まあ量的にも大した物じゃ無いので”豚平焼”も注文!
 
豚平焼”を注文した後、鉄板焼のメニューを裏返してみると、そこには”焼き方奥義”と書いた”だしまき”と”豚平”の焼き方の説明が、、写真入りで載っている。何でワザワザ、メニューに裏に焼き方なんか説明しているのだろう???、こんな処で食べずに家で作って食べろ!って事なのかな?と思って改めて表のメニューを見ると・・・、”自分で焼ける・・・”と書いてある。”自分で焼く!!!”何でやねん!!!と驚きつつも、この日は姉や叔母も一緒だったので、ちょっと一安心・・・。
 
それにしても自分で焼け・・・とはなあ。まあ、今回、自分で焼くのは”豚平焼”だけで”お好み焼き”や”焼そば”はお店で焼いてくれるので然程、驚くほどの事では無いが、大阪在住の頃は時々、”自分で焼くお好み焼きのお店や、果ては”自分で焼くたこ焼きのお店”等、色々廻った頃があったっけ・・・。ある時、一緒に行った女の子にお好み焼きを焼いて貰ったら、”ようひっくり返せん”と言う子がおったっけ。”きっと家でも料理なんて、した事無いんやろうなあ・・・、こんな子と結婚すると・・・”、何て思ったもんだった???
 
京都在住時代の頃には、出張先から京都へ帰って来た時、京都駅の飲食店街で偶々入ったお好み焼きが、自分でお好み焼きを焼くお店だった。なんでスーツ姿のビジネスマンが一人でお好み焼き焼いて食べなあかんねん!と思って、お店の人に焼いてくれ!って頼んだけど、出来ません!と断られた事もあったしなあ・・・。しゃあ無いから、自分で焼いて食べたけど、あんなお店二度と行くまいと思ったもんなあ。
 
お好み焼きって、粉と具を混ぜる時に空気を入れるようにしてかき混ぜる?とか、ふんわり焼くには・・・とか色々重要なポイントがあって、それを上手にこなすのがお金を取るプロのお店な訳で、自分で焼くなら、家で焼いて食べるのと一緒だからねえ・・・。一時期、自分で焼くお好み焼き屋が流行っていた時期があったけど、結局は私の理論通り?お店の人が目の前て焼いてくれるお店の方が圧倒的に増えたもんなあ。焼き上がるまで客には一切手を触れさせないお店もあったりして、それこそがプロのお店だと私は思うのであった。
 
てな事で、間も無くして運ばれて来たのが、こちらの”豚平”用の豚バラ肉ネギ、それと写真には写って無いが、当たり前に生卵も・・・。”豚平焼”は、それこそ数多くのお店で食べて来たが、時々、具の中にキャベツが入っていて、お好み焼きっぽい感じのお店もあったりするのだけど、このお店は王道の如く、豚肉と卵のみと至ってシンプルな材料だ。
 
で、当然、私が焼く訳は無く、我が姉がぶつぶつ言いつつ焼いてくれたので、その様子をドキュメント風にご紹介・・・。
 
まずは”豚平”の命とも言える豚バラ肉をカリカリに近くなるまで両面を焼く。
 
続いて、今焼いた豚バラ肉の上から、溶き玉子を流し込み、豚肉と玉子を絡める。
 
その上にネギをトッピング。我が姉は時々、家で作るって事もあり、ここまでは手馴れたもんだ。
 
そして玉子が未だ半熟の間に、玉子を寄せ集め、その後一気にひっくり返す。ここが一番の見せ所?みたいな。
 
最後は、私が甘口ソースとマヨネーズを上からかけて”豚平”が無事完成!見た目もまずまずの出来映えかな?で、自分で焼くのでお値段は材料代だけ?の390円・・・???まあ、ちょっと食べるんはお手軽なお値段かな?
 
そして完成した豚平焼き”はシンプル・イズ・ベスト!みたいな感じで、特にどうこう無いのだが、普通に美味しい。残念なのは私は運転手なので、今回はこの”豚平”をアルコール無しで食べなければならない!ってとこぐらいだったかも。
 
てな感じで”豚平焼き”を作って食べてるのが、ちょうどエエ待ち時間潰しとなって丁度”豚平焼き”を食べ終えた頃に運ばれて来たのが、こちらの”油かすそば”で、お値段は何と390円也。ちなみに豚肉入りの普通の”ソース焼そば”は540円なので、”油かすそば”は結構お値打ち価格になっている。
 
で、この”焼きそば”の麺は上でも書いたように”焼きそば”の麺は自家製で”地下天然水を使用した、こだわり麺”との事。喃風が加古川に誕生した約10年ほど前は、こんな自家製麺と言う風には謳ってなかったと思うけど、ライバル店とも言える”粉もんや”や”鶴橋風月”が自家製麺を前面に押しているので、喃風もその時代の波に乗ったってとこかな?
 
それは兎も角として、具はメニューの名の通り、”油かす”の他にキャベツとモヤシのみ。これに多過ぎず、少な過ぎずのソースが絶妙に混ざっていて中々美味しい。このブログでも度々登場している”焼きそば”ではあるが、最近食べた”焼きそば”の中では一番美味しかったように思う。
 
そして”油かすそば”のメインの具である”油かす”はこんな感じ。普通に肉の脂身?、と言うか、脂部分だけを集めて加工した?ような物。見た目通り、ぷにゅぷにゅした食感で食べた感じは私の大好きな”大とろ”っぽくて中々美味しい。これを揚げてうどんに入れれば”かすうどん”になるし、溶かしてラーメンに入れれば豚の背脂ラーメンに近いこってりスープが出来そうな感じ。何はともあれ、390円の”油かすそば”は値段と味とで大満足なのであった。
 

そしてその”油かすそば”を食べてる間に運ばれて来たのが、こちらの”すじ玉”、690円也。運ばれて来た時はソースもマヨネーズもかかって無かったので、私が適当に掛けてみた。確か姫路風?って事だったけど、極々一般的なお好み焼き、”すじ玉”に近い感じで、普通に美味しいお好み焼きである。でも確かに、以前良く来ていた頃に食べた喃風/東加古川店のお好み焼きとは全然違う物である事だけは間違い無い。大阪風ってのが、もしかすると以前食べてたお好み焼きと一緒なのかな?
 

そして最後に運ばれて来たのは本日のメインイベントとも言える”鉄板たこ焼”、590円也。御覧の通り、具の無いお好み焼き?と言うのか、巨大な明石焼きと言うのか、雰囲気的にはそんな感じの物だ。確か『喃風/東加古川店』が誕生した頃は普通に”たこ焼”と呼んでいたような気がするのだが、明石焼きと勘違いする人が多いのか今では”鉄板たこ焼”と呼ぶようだ。で、喃風の説明に寄ると”卵たっぷりの生地はふわふわに焼き上がり、ゴロンと入った大きめのタコの食感がアクセントになっています。だしにつけて食べる明石風とソースをかけた関西風、お好みでどうぞ”との事。何かそのまんま”普通のたこ焼き”みたいな説明だ。
 
鉄板たこ焼”は御覧のように巨大な明石焼風なので、お箸で掴む事は出来ない。普通のお好み焼きのようにコテを使って食べる事も出来るのだけど、鉄板たこ焼を頼むと一人一本ずつスプーンが付いて来る。てな事で、スプーンで鉄板たこ焼を削ると、中から大きくカットされた蛸が出て来て、まさに明石焼のビッグ版なのだ!
 
そのままスプーンですくって明石焼きの様にお出汁に漬けて食べる。お出汁の味がちょっと濃いかったけど、鰹節風味で普通に美味しい出汁で、まさに明石焼きを食べているかの様な食感。久々に食べる喃風鉄板たこ焼だが、中々美味しいじゃん!みたいな。一時期、我が叔父がはまっていたのも判る!ってもんだ。
 
てな事で『喃風/東加古川店』が誕生して約10年近くになるが、その間にも、二見店とか加古川西店とか、あるいは姫路別所店と確実に店舗を増やしつつある。ここ数年は、偶に喃風へ行っても”焼きそば定食”ばかり食べていたのだが、”豚平焼”は兎も角として久々に食べた”鉄板たこ焼”は中々美味しかった。喃風と言えば”どろ焼”の方が名物だし有名だけれど、やっぱ私には”鉄板たこ焼”の方が美味しいような気がする。最近は加古川や高砂近辺に美味しい明石焼を出すお店が皆無って事もあり、何か久々に美味しい明石焼を食べたような気分でもあり、中々楽しかった。ここ数年、すっかり忘れていた”喃風のたこ焼”だったけど、また食べに行こうかな?と思う気分にさせるほど、美味しい”たこ焼”だったかな。

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