義史のB型ワールド

2010年4月14日

ちょっと風変わりなSF映画『第9地区』を観て来た!!!今までとはちょっと違うパターン???

Filed under: 映画 — 代理人 @ 9:41 PM
 
代理人記録
 
巷でちょっとだけ?話題になっているSF映画『地区』を観て来た。徳光和夫がTVで”巨大宇宙船が街の上空に浮かぶCM”をやっているあの映画だ。製作はロード・オブ・ザ・リングの監督であるピーター・ジャクソンだが、監督も出演者もほとんど無名な人ばかりで、SF映画にしては低予算っぽい作品でもある。
 
実はこの映画は全米では昨年の夏に劇場公開され、今年の初め頃にはアメリカや一部の国では既にDVDも発売されている。そんな事もあり、今年の初め頃からYouTube等で、ちょこっと出回っていて、私も冒頭だけチラッと見たので、雰囲気的には大作では無いな・・・、と思っていたのだが、SF映画大好きだし、巨大宇宙船が街の上空に浮かぶシーンを劇場の大画面で観ずして何で観る!みたいな気持ちで、日本での公開をひたすら待っていたのであった。ちなみに映画は低予算風だったが、私もワーナーマイカルのポイントが溜まっていたので、今回は無料での鑑賞と相成ったのであった。
 
まずはTVのCMで御馴染みの巨大宇宙船が”ヨハネスブルク上空”に浮かぶシーン。普通、この手の映画は巨大宇宙船が宇宙から地球にやって来るシーンから始まりそうな物だが、この映画は既にこの巨大宇宙船がやって来た後から始まる。しかもストーリー突入は宇宙船がやって来てから28年後の話と言う設定!
 
まあ巨大宇宙船が侵略の為に地球にやって来て攻撃を仕掛けて来る!と言う映画は過去にも何度もあるので、今更同じような内容の映画を作っても流行らない?って事で、パターンを変えたのかな?と思うが、どちらかと言うと予算の都合上、派手な戦闘シーンは作れない?って事で、この作品は宇宙人こそCGで作ってあるが、雰囲気的にはB級なギャング映画っぽいアクションシーン程度で、巨大宇宙船が攻撃して来るわけでも無ければ、破壊するわけでの無い。実際、宇宙船が動き出すのは最後の方にちょこっと・・・、みたいな。
 

で、この映画が巷で話題になっているのは、無名監督、無名出演者って事の他に、映画のストーリーが宇宙人を”地区”と言う地域に隔離している、まさに宇宙人を、今世界中にいるであろう難民に置き換えたような社会風刺的な作品だからであろう。そんな事もあり映画中盤までは、会話中心の、ドキュメンタリータッチな作りで、最初見た時は、あの”クローバーフィールド”みたいに手持ちカメラだけで作った映画(あの映画はそう言う風に見せた大作だが)かいな?と思ってしまったのだが、一応、映画中盤からは普通のSF映画っぽくはなる
 
とは言う物の、ストーリー的には突っ込みどころ満載だし、ネタ的にも、設定自体は斬新だけで、どちらかと言うと良くあるパターンの展開で、まさにB級SF映画のノリで、ここまで話題になる映画だとは思えない。
 
見所と言えば、エイリアン2の最後の方でリプリーが乗る?あるいは、話題の3D映画”アバター”に出て来る戦闘用スーツ(ガンダム風で言うところのモビル・スーツ)での戦闘シーンなのだろうけど、どう観ても、今上げたこれらの映画のパクリ?にしか観えなかったもんなあ・・・。
 
とは言うものの、SF映画大好き、空飛ぶ円盤大好きな私なので、映画本編中、ずっと空中に浮いている巨大宇宙船を観るだけで、それなりに楽しかった。そんな事もあり、この、ある意味、宇宙人地球侵略映画の代名詞とも言える巨大UFOが街の上空に浮かぶシーンを、過去の映画、TVドラマから少しだけご紹介!
 
 
 

まず街の上空に巨大宇宙船が浮かぶシーンと言えば、真っ先に頭に浮かぶのがTVドラマ『V・ビジター』であろう!1980年台、レンタルビデオ屋さんの台頭に一役買ったとも言える、あるいは昨今の海外ドラマブームの火付け役と言うか、元祖とも言える作品ではなかろうか。TVドラマって事や1980年代の特撮技術だったので、後で紹介する『インディペンデンス・デイ』ばりのジェット戦闘機やUFOとの戦闘シーンは無いものの、ハラハラ・ドキドキするストーリー展開で、一時期は大ブームになったドラマでもあった。これまた後で紹介するが、このTVドラマ『V・ビジター』は最近になってリメイクされ、現在全米で絶賛放送中だ!
 
 
 
そしてこちらが上でも書いた『インディペンデンス・デイ』の巨大宇宙船がニューヨーク上空に現れるシーン。SF映画『スターゲイト』で一躍メジャー監督の仲間入りを果たし、昨年、地球崩壊を描いた映画『2012』でも大ヒットを放ったローランド・エメリッヒ監督の大ヒット映画でもあり代表作でもある映画だ。この巨大宇宙船が地球上の各地に現れるシーンは、上で紹介したTVドラマ『V・ビジター』を丸々パクッたシーンとして、当時話題にもなった。
 
ちなみに私はこの映画が大好きで、DVDも買って持っているにも関わらず、つい最近もレンタルビデオ屋でブルーレイ版を借りて来て観た?ほどの大ファンなのである。ちなみにこの映画は1996年に劇場公開されたちょっと古い作品なのだが、最近になってローランド・エメリッヒ監督は続編を作る(しかも2と3の2作品)と言う事が発表された。何を今更・・・、と思ってしまうし、何よりも原作が無い作品で続編を作ったら悲惨な結果になる・・・、ってのが過去のパターンなので、ちょっと心配ではあるが、SF大好きな私なので、きっと観に行ってしまうであろう!
 
 
 

そして『インディペンデンス・デイ』と言えば切っても切れ無いのが、SF映画の古典的作品とも言える映画『宇宙戦争』。元々はH.G.ウェルズとか言うおっさんが書いた小説を映画化したものだが、映画化する前にラジオドラマ化され、そのラジオドラマの中のニュースシーンの実況があまりにもリアル過ぎた為に、本当に宇宙人が侵略して来たと勘違いしたリスナーが多数出て、全米がパニックになった事でも有名な小説でもある。(ちなみに我々が幼い頃、火星人は蛸の様な姿をしている・・・、と言う絵を良く見たものだが、それはこの『宇宙戦争』の小説の中の挿絵から来ていると言う話がある。)
 
映画『インディペンデンス・デイ』は冒頭の巨大宇宙船登場シーンは『V・ビジター』からばくっているが、ストーリー自体は、この『宇宙戦争』のリメイク的な内容となっている。『宇宙戦争』の本当のリメイク作品と言えば、数年前にスピルバーグ監督がトム・クルーズ主演で撮ったものの、流石に、過去の作品の真似をするのは嫌だったのか、巨大宇宙船が上空に浮かぶシーンは無かった(そもそも、空飛ぶ円盤自体が登場しないのだが、それは原作にも無いから・・・、と言う話)。
 
ちなみに、この古典的SF映画『宇宙戦争』は当然の如く、当時でも大ヒットをしたので、後年になってからTVドラマで『新・宇宙戦争』ってのが作られたのだが、連続TVドラマ・・・、って事でその内容は悲惨な物だった。私は『インディペンデンス・デイ』の続編製作と聞いて危惧するのは、その『新・宇宙戦争』のイメージがあるからなのである。
 
 
 

宇宙戦争』の話が出たので、ちょっと話はそれて日本が代表する特撮映画の中から東宝製作の『宇宙大戦争』に登場する空飛ぶ円盤?をご紹介。残念ながら、今回の記事のテーマである巨大宇宙船では無いがタイトルが『宇宙大戦争』って事でご容赦を・・・。製作は東宝って事で、ゴジラ・シリーズと同じく、田中友幸製作、本多猪四郎監督、特撮は円谷英二、音楽は伊福部昭と言う超豪華メンバーの作品である。ちなみにこの前作に『地球防衛軍』と言う、特撮映画があり雰囲気的には良く似ていて勘違い?と言うか、両作品は良く混同される場合がある。それ以上に伊福部昭のテーマ曲はある意味、どの曲も良く似ているので、この『宇宙大戦争』のテーマ曲もゴジラの中の曲と勘違いされ易い。更に、ゴジラのリメイク作の中で、この”宇宙大戦争のテーマ”か”地球防衛軍のテーマ”を使った事があるので、ややこしさに輪をかけている。序に書くと”怪獣大戦争のマーチ”はゴジラ第一作に出て来る”自衛隊のマーチ”をアレンジ、曲追加した物だが”自衛隊のマーチ”を”地球防衛軍のマーチ”?と誤解している人も多い。と、色々書いたが・・・、今の私には、ちょっと自身が無い・・・
 
 
 

話は巨大宇宙船に戻って、こちらが上でも書いた最近、全米でリメイクされて放送中のドラマVビジター・リメイク版』の中に登場する巨大宇宙船。カット的にはUFOの上から撮っているので、巨大さが良く判らない?と言うか、戦闘機サイズでも撮り方や角度でこんなシーンになるし、何よりデザインが巨大宇宙船っぽく無いような気が・・・。
 
 
 
  
ちなみに『Vビジター・リメイク版』の別のシーンではこのような街の上空に浮かぶシーンがあり、その宇宙船の巨大さが判ると思う。『Vビジター・リメイク版』はこちらもYouTube等で流れているので、もしかするとみなさんも観るチャンスがあるかも?
 
てな事で、映画『地区』の話をは若干?それたが、基本的にはこう言った巨大宇宙船が登場するSF映画やSFドラマは大好きなのである。そして宇宙人はやっぱり攻めて来ないとねえ・・・。映画『地区』は内容的に『第10地区』ってのが出来てもおかしく無いし、また『地区』の3年後を描いた続編が出来てもおかしくは無い。続編ばかりが多い最近の全米の映画業界の中で、久々にちょっと風変わりなSF映画を観たような気がする・・・。

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